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大河ドラマの直江兼継って面白いですか。
今年の大河ドラマ直江兼継って面白いと思われますか。(僕自身、きれい過ぎて面白いと思えない。興味をもっていた戦国時代の人物だけに残念です。) 後、疑問なのですが、どうして最近の時代劇の登場人物の会話は「です。ます。」調なのでしょうか。 ケーブルテレビで昔の昭和の時代劇をみると、「です。ます。」調が少ないように見受けられるし、そのほうが迫力もあって良いように思うのですが・・・。 無論、歴史学の視点で見れば、戦国時代の言葉が現代にそのまま通用し、理解できるものではないのだとは思いますがどうも引っかかります。
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大河ドラマは「利家とまつ」あたりから若い女性をターゲットにシフトしていますね。 その路線で「篤姫」は大人気で成功しましたよ、お固いイメージのNHKとしては 「NHKなんてつまらな~~い」って言っていた若い女性を取り込んで大成功でしょう。 この影響で最近は「戦国時代」に興味をもった若い女性が増えているそうです。 だから歴史に疎い女性脚本家を起用したり、史実を無視した設定が平気で出来る のです。 直江兼継の脚本は、NHKの朝ドラ「東北老舗旅館乗っ取り物語り」を書いた脚本家 が書いています。 「利家とまつ」では史実を全く無視して、まつさんの言うがままに動いた利家がが手柄 を立てて家康に認められる場面がありました。 侍が月代を剃るのは鉄製の兜を被ると頭が蒸れて戦場で一瞬の判断を誤らない為の 自衛索で、戦場の教訓から生まれた知恵ですね。 15歳で元服をすると前髪を剃り、何時でも兜を被って出陣すると言う覚悟をして武士 の世界に入って行ったのです。 兼継は今でも前髪は地毛で後ろは鬘ですね。 妻夫木ファンの女性にとって、月代をそり上げるのは禿げを連想するので月代を剃る 意味を無視して歴史や史実に無知な女性に受けるドラマに仕上げています。 イケメンで軟弱な男タレント(今の女性に人気アリ)と自己主張ばかり強いわがまま 女には受けるでしょう。 所詮は早熟で耳学問が達者な女子高校生と、自分に自信が持てない軟弱な男子高校生 の「学園ドラマ」 「水戸黄門」さまや「必殺2009」は完全な娯楽番組なので史実を無視したり、今風 の言葉遣いをしても許せますが、天下のNHKが史実を無視したり歴史を知ろうとしない 脚本家を起用したり、満足な殺陣も出来ない殺陣師を起用しヘロヘロな斬り合いを演出 したりでお粗末極まりないですね。 「大河」と言うよりは「どぶ川」ドラマでしょうね。 大河ドラマに便乗して「地域起こしをしよう」って町村がありますが所詮は一過性の出来事 す。
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- yo-taro
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私としては、 彼の成長過程を眺めて楽しんでる、という所です。 まだまだ未熟な兼継がどう変わっていくかを楽しみに、毎回観ています。 「です。ます。」の件ですが、 やはり一般受け、特に女性層の受けを考えると致し方ないのでは…? 「でござる。」では、どうしても引いちゃうでしょうからね。
お礼
なるほど。でも私的には、時代劇は「でござる。」ですね。
お礼
ありがとうございます。なるほど、そういう側面があったのですね。 やはり、私と同じく大河ドラマに不満な方も多いのですね。本当に歴史の好きな方ほど最近の大河ドラマの方向性には疑問に持つと思います。 「篤姫」に関して言えば「大日本史」に触れた場面がありましたが、あれなんか皇国史観と密接な関連性のある書物ですよね。大河ドラマのネタとしては、本当に歴史好きな人を満足させるドラマを作ろうと思えば、皇国史観と対決する部分「例えば南北朝」くらいしか残っていないのかもしれませんね。僕としては北方南北朝をやってみて登場人物に、 (高師直)「道誉殿、なぜこの国には天皇というものがあるのかな。 殿(足利尊氏)が唯一怖いと言われた楠木親子ですら、帝と聞いたとたん蛇に睨まれたカエルであったではござらんか。」 (佐々木道誉)「それがこの国の宿痾よ。」 という会話を放送して波乱を撒いたら面白いのでは。と思っています。 しかし、それはともかく「篤姫」に関して言えば、あの人物象が気になりますね。一応国営放送なので、教育的効果もあると思うのですが、学生や若い方に「篤姫に出てくるような人物になってもらいたい。」という意識があるのでは思うと怖いですね。今後、100年に一度の不況の後、歴史は変革期に入ってくるとおもいますが、歴史を作る人ではなく歴史に消される人を作っていくことになるのではないでしょうか。今、コンビニでたむろっている若い学生の方のメンタリティにはいまいちなじめないのですが、NHKの教育観を考えると仕方ないのかな、とも思ってしまいます。「行儀がよくて、戦が嫌いで、清く、正しく、美しく。」より、「たとえいかに批判にさらされても、悪者になっても、10年、100年先を考えて、今必要なこと断固としてする。」人こそ求められてくると思います。 篤姫に出てくる人物は、「私的な潔癖や徳義にこだわって、本当の進歩を忘れていた。(戦艦大和の最期 より)」人物そのものではないでしょうか。