無垢材と集成材

質問

家の建て替えを考えています。

今、検討している工務店では、家に使う材木として、土台以外は
ホワイトウッドの集成材を使う方針のようです。

でも、希望であれば、それほど値段を変えずに、杉の無垢材に替えてもよいと言われました。

どちらがおすすめなんでしょうか。

話に聞くと、ホワイトウッドは腐りやすかったりシロアリによわかったりするので、無垢の杉の方がいいという話もあります。

でも、工務店側の意見としては、ホワイトウッドの集成材でも、ちゃんと防腐処理をすれば、問題はないし、また、無垢材が悪いという事はないけれど、結構、ゆがみが出たりするので、どちらかというと、集成材の方がいいように思う、との意見でした。

詳しい方がいたら、ぜひ、ご意見をお聞かせください。

回答No.1

t-kanz · ベストアンサー

始めまして　私は木工に携わる者です
　一言でいいますと　　「輸入材は止めた方がいい！」　　です　　
　確かに国産材は節も多い（綺麗な物を使うとすると数倍かかる）
歪みも来ます　（だから経験がものを云う）　となって
工務店さんは　歪が少ない、軟らかく加工が容易な”輸入材”を薦めてきます
　然し　輸入材の最大の欠点は　耐候性、強度に乏しいことです
　防腐剤を塗っだけですから　木の小口（切り口）
から水が染み込んだ場合腐食を防ぐことは難しいでしょう
又防腐剤を含浸させた物も有りますが　色も変化しています　
それと何より体に悪影響を及ぼす危険が有ります
　床下等の湿度の高い所は　国産材でも防腐剤（出来れば天然の）
を塗ったほうが良いでしょう
　それと輸入材は幅方向の収縮が大きいので　築後数年経つと　
木と木のつなぎ部分に隙間が生じて来ます　
　一方　国産材は節が多い（節の所に穴が開いている物もある）
狂いやすい（曲がり捻れ）その１本１本の木の持つ癖を読み取るのには
経験が必要になって来る　結果として　
　”輸入材”　　になって終うのではないでしょうか
　環境にやさしいことからも　国産材をお勧めします

参考URL：

http://www16.ocn.ne.jp/~wood_skm/white_wood02.htm

お礼

ありがとうございました。参考になりました。

回答No.6

tatata3337

当方大工です。工務店4代目、自分は経験15年です。
正直申し上げて集成材+プレカットの場合は
将来的な不安はおっしゃるようにあります。
要因としては集成材の歴史が浅いのでどの経年劣化度合いを見せるか
わかりません。今は固くて状態が良くてもいつか、ばらける可能性もあり
また接着剤をしみこませて圧縮してあるので
それがどこまでもつのか、害はないのかなど疑問点は多くあります。
虫に食われやすいかどうかは正直言ってどの木でも食われる時は食われます。コンクリートも大好きハッポウスチロールも何でも食います。
まあ心配であれば真物（自然の木/無垢）を使う事ですね
ちなみに田舎では杉はせいぜい金銭的にきつい家主が
土台に使う程度で。田舎は土台によく杉を使いますが
柱なんかはヒノキですね。梁なんかは米松の極太を使う事もありますが
まあ杉は安いので。

とりあえずその工務店は信頼できるのですか？
地元住民が口を揃えて褒めていますか？
人柄は良いですか？評判の悪い所でやると後々面倒ですよ

お礼

ありがとうございました。参考になりました。

回答No.5

mixture007

杉無垢。
乾いたもの。

お礼

ありがとうございました。参考になりました。

回答No.4

moonred

工期をどの程度とれるんですか？。私もお金と工期に1年ぐらいとれる余裕があるなら、国産材の天然乾燥材を使用します。梁桁＝地松（もしくは徳島　杉）、柱＝檜、土台＝檜でしょう。3ヶ月程の工期なら、人工乾燥材を使用しないといけないでしょう。ただし、人工乾燥材なら、できるだけ中温で乾燥した材を推奨ですね（高温120℃の乾燥には、問題があるみたい、ネット参照願います）。次に、軸組部分が、いまはやりの金具工法になるのかな？それなら、間違いなく、人工乾燥材になりますね。以上のことを工務店が、どの程度説明できるか、また、棟梁になる大工がどのような人かで、大きく変わるでしょう。単純に乾燥材を進めるのでなく、地域材にどの程度、こだわるとかで、耐久性等に大きく違いが、出るように思われます。そう考えるとやはり無垢材になります。

お礼

ありがとうございました。参考になりました。

回答No.3

hide650929

仮に質問者様が私の身内なら。。。
たとえ力尽くでも（理屈抜きに）ホワイトウッド集成材の使用を阻止するでしょうね(^_^;)

ホワイトウッドは主に北欧・ロシア産の木材ですが、当地でさえ住宅の構造材にホワイトウッドは使いません。（屋外での使用なら犬小屋にさえ使わないそうです）

集成材は施工後の狂いが出にくいため、近年は住宅の構造材として持てはやされるようになりましたが、乾燥と加工には手間がかかります。
メーカーが「安く入手でき乾燥が早く加工が容易な木は？？」とあれこれ物色した挙句に、消去法で辿り着いたのがホワイトウッド集成材なる代物です。
つまりメーカーにとっては売り易く、施工後のクレームが出にくい "都合の良い木" ですが、とにかく耐久性に乏しすぎるため、施主にとっては価格以外に何のメリットもありませんよ。

お礼

ありがとうございました。参考になりました。

回答No.2

ktgwsny

こんにちは。
木に関しては、絶対国産材派と適材適所派とありまして、掲示板等では意見がぶつかる事が多いです。
私は余り拘ってはいませんが、どちらかというと適材適所派です。

使う場所で木材を変えてはどうですか？
土台はヒバが良いですし。
ちなみにホワイトウッドの集成材の方が強度は有ったと思います。
杉の無垢材は、産地によって強度のバラツキが大きいと聞いています。

土台にホワイトウッドは好ましく有りませんが、通気防水をしっかりと施工してある家なら、柱に使う分には余り神経質にならなくても良いと思います。
確かにホワイトウッドの方が腐りやすいですが、そもそも腐ってしまうように常に湿気、水浸しになっているような場所では、他の材木でもいずれ同様になりますので、通気防水の施工をしっかり行う事に目を向けた方がよいと思います。

こういう事も含めて、ご自分が納得できればよいかと。

お礼

ありがとうございました。参考になりました。