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集成材の選び方と安心できるハウスメーカーの見分け方
- 集成材は湿気とシロアリに弱いと言われていますが、建て売りの柱にはスプルースかオオシュ―赤松の集成材が使われていることが多いです。
- 地元の工務店では注文建築が良いとされていますが、注文ハウスメーカーや建売業者も集成材を使用しており、特にスプルースがよく使われています。
- 安心できるハウスメーカーの見分け方は、口コミや評判の確認、施工実績のチェック、設計や施工の品質についての調査などがあります。
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質問者が選んだベストアンサー
■現在日本の木造住宅に使用されている柱は北欧のホワイトウッドの集成材か欧州赤松の集成材で、ツーバイフォー建築に使用されている木材もSPFと呼ばれるカナダ産の似たような材質の白い木です。これらの材料の特徴は強度があり、狂いが少なく、価格も安く、さらに工業化された製品ですので品質も安定しています。欠点は腐りやすい。シロアリに弱いということです。 ■ここで腐りやすいか腐りにくいかと言う比較は、屋外のデッキのようなところにつかった場合に、これらの木は2年で腐りだすのに対して、国産の杉であれば4年は大丈夫で、国産のヒノキであれば7年は大丈夫と言うレベルです。 ■集成材は複数の木材を接着剤で固定して、強度アップと寸法安定性をアップした材料ですが、これと腐るのとは関係がありません。 ■住宅の耐久性があるかどうかは、そこに使われている木材がどうこうと言うより、住宅が腐りやすい状態かどうかが最も大きなポイントです。つまり、腐りやすい材質の木材を使っても、壁の中で結露しなければ100年の耐久性はありますし、腐りにくい材料を使っても壁の中で結露が起きるような構造であれば10年も持ちません。 ■何百年も経過した古民家の梁は松の丸太を使っていますが、あれも非常に腐りやすい材質ですが、雨がかからない状態になっているから腐らないだけです。 ■シロアリに対してもっとも材質的に有効な方法はシロアリに強い木材を使うことよりも、防腐防蟻剤が加圧注入されている材料を使っているかどうかで、それよりももっと有効な方法は地面が土間コンクリートであるかどうかです ■現在ほとんどの在来工法はプレカットされていますので、大工の腕のよし悪しの差はつきません。それよりも、壁の中で結露がおきないように、しっかり工事がされているかどうかの構造より後の作業工程がちゃんと管理されているかが重要になります
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- Mokuzo100nenn
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>スプルースという集成材を使ってると聞きますが それほど良くない材質なのでしょうか。 スプルースは加工しやすい柔らかい材ですが、湿度の高い国・場所では耐久性に問題があります。 >又 ツ―バイフォーの構造材も同じなのでしょうか 大抵はSPF:スプルース、パイン、ファーで構成する三種類の材を使います。 これは気候の乾燥した北米(アメリカ合衆国およびカナダ)で100年以上の耐久性が立証されいてます。 湿潤温暖な日本ではだいたい30年ぐらいの耐久性が立証されています。 >何処のハウスメーカーも うちが一番と言う話ししかしません、 そういう営業トークを巧みに駆使する営業中心のハウスメーカが残念ながら多いです。 本当の技術を持っている職人や大工は謙虚なもので、「うちが一番だ」などとは言わないものです。 >安心出来るメーカ―の見分け方等ありましたら教えて下さい モデルハウスなどの広告宣伝費よりも、施主の家の材料費を使うメーカー 営業マンに年収800万円払うよりも、大工に日当28000円を払うメーカー 「うちが一番」などと傲慢な事言わずに、「アッシなんてまだまだ」という大工のいるメーカー。 (こう言う大工は本物の日本建築の凄さを知っている人が多いですよ)
お礼
どうもありがとうございました、昔堅気の粋のよい 大工さんはいないようですね
お礼
とてもわかりやすい回答有難うございました、やはり通気が大事だと言う事が良く解りました。