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「○○もおだてりゃ木に登る」
すいません。文例が間違えていたのでもう一度。 最近、周りの人に聞いてみると、 「○○もおだてりゃ木に登る」 は、ブタだというんですが、本来、馬鹿ですよね。 タイムボカンシリーズの影響だと思うんですが、 99%の人がこれを本当だと思っていると、そちらが正しい日本語になっていきますよね。 皆さんの周りで ちょっと聞いてみてもらえませんか? すごく気になるんです。
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ご質問のとおり、もともと、「馬鹿(ばか)」 が原点と言えるでしょう。 No.9 さんの回答のように、落語では、 「ちょいとおだてりゃ、ばかって奴は すぐフワフワ~と空へ舞い上がるんだ。」 と、冗談で語られます。そこから、「馬鹿(で)もおだてりゃ空を飛ぶ」 という言い回しができたのでしょう。 タイムボカンの脚本家か原作者かは知りませんが、彼は こよなくブタを愛する人物だったようです。その証拠に、タイムボカンのエンディングテーマソング 「シビビン・ラプソディー」 の歌詞の中に、「恐れ入谷の鬼子母ブタ」 というフレーズが登場します。これは言うまでもなく、 「恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしぼじん)」 ( 「恐れ入りました」 と 「入谷(江戸の地名)の鬼子母神」 を合体させた、江戸庶民の だじゃれ) の神様をブタに代えただけの、意味のないパロディーです。 そんな彼が 「馬鹿(で)もおだてりゃ空を飛ぶ」 をパロディーにした結果、 『ブタも おだてりゃ 木に登る』(プー) という、新たなることわざ(?)が生まれたのです。あまり ことわざ辞典に載っていないのも無理ないでしょう。 その後、「豚もおだてりゃ木に登る」 と 「猿も木から落ちる」や「犬も歩けば棒にあたる」 がごちゃまぜになって、『猿もおだてりゃ木に登る』『犬もおだてりゃ木に登る』となったわけです。ここまでくると、ことわざでもなんでもありません。猿が木に登るのはあたりまえなので、この言葉には意味がないからです。 以上、私の説ですので、お間違えのないようにお願いいたします。m(_ _)m
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- zawayoshi
- ベストアンサー率31% (302/946)
多分「馬鹿と煙は高いところに登る」と「豚もおだてりゃ木に登る」が 混ざっていると思われます^^; しかし、言葉というものの特性上、「意味が通ってしまえば正解」になって しまうので、どれも正解かなぁ…^^; ちなみに、「おだてブタの歌」では「ブタもおだてりゃ」にかかる歌詞が3種類。 1番「その気になって木に登る」 2番「水も無いのに平泳ぎ」 3番「バケツの中でもダイビング」 ってのがあります^^;
- kamicha2
- ベストアンサー率27% (121/433)
やっぱり私も”ブタ”だと思います。 馬鹿といえば、うちの母がよく「アホと煙は高いところに昇る」と言ってました。 何かことわざみたいなものなのかなぁと思っていましたが。。。
- digitalian
- ベストアンサー率29% (323/1104)
たぶん、 「馬鹿もおだてりゃ空を飛ぶ」 + 「豚の木登り」 ↓ 『豚もおだてりゃ木に登る』 ……となったのではないかと思います。
- akubihime212
- ベストアンサー率30% (866/2882)
下記に、おだてりゃと木にのぼるで検索すると、 豚もあるし、猿もあるし、坊もあるし、 色々あるみたいですが。 一番ポピュラーなのは、やっぱ豚みたいですね。 馬鹿はないみたいだし、周りの人も、豚って言うんですが・・・
お礼
やっぱ、ぶたですか。 Mojorityには かないませんね。 偉大な脚本家だったんだなあ、タイムボカンのひとは。
◆絶対に不可能なことを示すことわざに「豚の木登り」がある。これを逆手にとってアニメの脚本家が「豚もおだてりゃ木に登る」という言葉を作ったのだろう。 以上は、数年前に国語学者の金田一春彦氏が、NHKの「視点・論点」でおっしゃっていた説です。 なお、落語では「奴は馬鹿だから、おだてればどこまでも舞い上がっちまうんだ」などという言葉が、よく出て来るように思います。
お礼
おお、権威が登場しましたね。そうなんですか。 情報有り難うございます。 ただ、ぶた がスタンダードになっているのは否めませんよね。 周りの方の認識はどうでしょうか?興味があります。
- naomi2002
- ベストアンサー率44% (478/1075)
私は「犬もおだてりゃ木に登る」だと思ってました。 今まで全く疑ったことがありませんでした。 「犬も歩けば棒にあたる」とか、犬が出てくる諺がたくさんあるし。。。 それに犬は飼い主の前ではカッコいいところを見せようとする傾向があるので、おだてに乗りやすいと思います。というわけで、○○には「犬」が最もふさわしいような気がします。 犬が木に登っている姿はある程度想像できますが、豚が木に登っているのは想像できません。 でもやっぱり、豚なんでしょうか?
お礼
犬はnaomi2002さんが初めてでした。(笑)ご意見ありがとうございます。 人間の認識って面白いですね。 いろんな人の認識している○○を聞きたくなりました。 ペルーとかでは、ヤギが木に登るそうです。
- TK0318
- ベストアンサー率34% (1260/3650)
#4です。 猿もおだてりゃ木に登る・・・ これは存在するかも。(自信なし)
お礼
いえいえ、これはあるようです。猿派の人も結構いました。
- dashinshi
- ベストアンサー率49% (113/230)
原典は、「猿もおだてりゃ木に登る」だと思うのですが、、、 猿はおだてられなくても、木に登りますから、当たり前のことを ことさらの様に、大げさに言うときに使う慣用句だと思います。
お礼
なるほど。正論ですね。ありがとうございます。
- gon_gon
- ベストアンサー率26% (33/124)
バカもおだてりゃ・・・・って聞いたことないですね。 下記のURLに動物のことわざの中に「豚もおだてりゃ木に登る」ってありました。 ちなみに、今60歳になる父と母に聞きましたが、やはり私と同じでした・・・
お礼
有り難うございました。 うちの両親は馬鹿でした。 おっと、馬鹿派でした。
- TK0318
- ベストアンサー率34% (1260/3650)
「豚もおだてりゃ木に登る」・・・これは確かに最近出来たことわざです。 「馬鹿もおだてりゃ木に登る」・・・こんなことわざは今も昔もありません。 ちなみに昔からある「木に登る」ことわざは 「魚木に登るが如し」 というのがあります。
お礼
魚ですか! 以外でした。
補足
失礼、意外でした。
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お礼
有り難うございます。 なるほど、合成関数ですね。脚本家の心理を読んだわけですね。 でも 馬鹿もおだてりゃ空を飛ぶ ってのは初耳です。