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二大政党政治について
二大政党政治の長所、短所を教えてください。 また、二大政党政治が日本で実現しないのは何故ですか? 今日中に回答ほしいです。 お願いします。
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追加で、2つで交代するというのは多いのですが、2大政党となると少数意見についてのかんがえかたです。イギリスなどはたしかにそうですが、2大グループで連立して政権担当することがあります。そちらのほうが、多いでしょう。日本の場合、小選挙区制にして逆に1党でというのがおわりました。多党ながら1党が政権にいるのか、連立するのかということです。2大政党ではなく、現実にあったものがいいと思います。2大政党で政権交代をということはわかります。日本の場合、中道左派が自民党にいるか、単独でということがありません。国家元首が政治発言できない。2院が対等であるなど、リンクしてかんがえることがいるとおもいます。
- bismarks05
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まず、「二大政党政治が日本で実現しない」というのは質問者の誤解というべきです。 回答者に55年体制を二大政党制と論じている人がいますが、見当違いですからご注意を まず、二大政党制を定義すれば、 (1)特定の二大政党が交互に政権政党を担当し (2)二つの政党が強い圧倒的に強い状態と考えることが多くあります。 イギリスのホイッグ&トーリー。アメリカの共和党&民主党などが典型例です。 日本でも立憲政友党と立憲民政党の1926年から1932年(5・15事件)まで二大政党制が実現していました。(上記の二大政党制の定義に即した二大政党制) つまり、質問はまず間違いです。 次に、二大政党制が実現している国は、英米以外にはありません。 そして、すでにイギリスは二大政党が崩壊していますし、他の二大政党制国家も政権交代の実現・二大政党で議席をほとんどを支配する・・という状態は実現していません。(例外はアメリカのみ) 従って、現存する二大政党制はアメリカのみです。 つまり、二大政党制が世界的にマイノリティであるわけで、目指す制度とも言えません、 次に、日本で二大政党制が実現しない理由は、簡単にいえば、日本の政党が健全ではないからです。 アメリカ・イギリスの二大政党制は、国民の政治的選択肢が非常に少なく、マイノリティが常に政治参画できない状態が続いています。 つまり、二大政党制に即さない政治意思は「多数派専制」の理論で排斥・無視されているのです。 この民主主義の多数派専制という皮肉な状況は、英米に強くみられる傾向なのは、”英米法”という法体系から理論が構築できます。 事実、英国の旧植民地系統では二大政党制に近い政治が実現しますが、世界的には、二大政党制など極めて非現実的です。 日本で二大政党制が実現しない最大の理由は、日本の政治的自由が保障されていること、政党が広い政治意思を内包できない・・からでしょう。 従って、少数派の政治意思の反映として政党が乱立しているというべきでしょう。 しかし、政党が乱立している状態が世界的に基本路線であって、むしろ二大政党制が異端というのが現実でしょう。 もっとも、二大政党制を信仰のように取り扱ってきた人は、その事実を認めませんが、世界趨勢は二大政党制を否定していると断定できます。 二大政党制の不健全性を見事に体現しているのが、第三政党(日本では公明党)の政治支配力の巨大化という現実です。 二大政党制は例外なく第三政党の政治的影響力を体現化させます。アメリカですら、2000年のゴアVSブッシュの選挙戦で、第三勢力がゴア氏に傾倒しなかったことでフロリダでの民主党敗退に帰結したわけです。 第三政党の不健全な政治介入の質量を考えれば、二大政党制は短所だけが実現しているとも言えるでしょう。 そして、二大政党制の長所などは見当たりません。 >長所:AかBかの二者択一なので、有権者が選びやすい。また、政権交代が実現しやすく、そのため政治に緊張感が生まれ各政党が民意に敏感になる。 二者択一というのは理論的なものであって、現実は違います。 事実、イギリス二大政党制でも一つの政党でも選択肢が分離するケースがあります。2008年のアメリカ大統領選挙でもマケイン共和党候補は共和党の基本路線を大幅に修正して、オバマ候補との相違点が不明瞭だったことは記憶の新しい話です。 そして政権交代がおこなわれることは、長期的政治政策の継続が行われないリスクがあります。つまり、長期的見地が必要な外交・教育政策は政権交代によって大幅に改編されることは政策効果における問題が大きく、むしろ、外交・教育などは政権交代によるリスクが高いものです。 つまり、政権交代が健全だという見方からして不健全ということです。 次に緊張感が生まれるという理論も、二大政党制だけの長所ではありません。政治的流動性でいえば、多数政党制の方が圧倒的に流動性が高いのであって、二大政党制は緊張するというのも、机上の空論でしかありません。流動性=緊張感 残念ですが、二大政党制の研究ではすでに、その長所は崩壊しているという理論が圧倒的です。むしろ、短所だけが目立つ制度という理論体系が圧倒的なことだけを指摘しておきます。 興味があるなら、自分で調べることです。未だに二大政党制を信仰のように考えている人は、化石としか思えませんが、他人様が標ぼうした概念をいつまでも保守しているようでは、進化はできないでしょう。
- tyr134
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>また、二大政党政治が日本で実現しないのは何故ですか? 実は、日本はつい最近まで二大政党制でした。 所謂55年体制といわれる体制です。 この体制は、1955年に左派の日本社会党が合流して統一を果たしたのに対抗して、保守の自由党と民主党が自民党として統一したことからはじまります。 これによって、右派政党と左派政党のイデオロギーの差による二大政党制が完成したと思われていました。 そして、米国の共和党と民主党のように政権交代しながら緊張感のある政治が行われるモノと思われていました。 ところが、日本社会党は何故か内輪もめが絶えず、さらに日本共産党が復帰したり創価学会が公明党を作って学会員を送り込んできたりしたことで、60年代には自民党VS日本社会党を中心とした野党連合という体制になってしまいました。 で、野党連合は選挙になるとお互いがお互いをつぶし合ってしまい、結局ずるずると1993年総選挙で自民党単独政権が潰れるまで続いてしまいました。 一方、自民党も結局憲法改正に必要な3分の2の議席を確保できないまま、先進国では戦後に一度も改憲されていないという異常な事態になってしまいました。 1988年のリクルート事件や1992年の東京佐川急便事件などの汚職事件が続いたことで、1993年の総選挙で敗北してしまいます。 また、この時に自民党を離れた小沢一郎による「自由党」結成や武村正義の「新党さきがけ」の結成など、新党ラッシュとなりました。 そのため、小党乱立状態における選挙戦となり、自民党の過半数割れ、日本社会党も敗北。 中心となるべき政党もないまま、小沢らによる工作によって「自民党を政権につけなきゃいい」って感じで右派も左派もなにもない、自民党と共産党を除く8党連立による細川政権が作られました。 案の定というか当然の帰結というか、8党連立では所詮烏合の衆であり、政治思想も理念も違う者同士が「ただ自民党を政権の座から引きずり下ろしたいだけ」で集まっただけの細川政権は在位9ヶ月という短命で倒れます。 で、その後にさらに短命で終わる羽田内閣を経て、これまた政権に戻ることだけを目的とした自民党中心による自社さ連立政権である村山内閣が誕生しました。 その後は、政局に次ぐ政局で自民党と自由党がくっついたり公明党を取り込んだりして今の「自公連立政権」に収斂していくことになりました。 で、野党の方もなんとか1998年に民主党を結成、2003年に小沢の自由党を吸収して今の体制となりました。 とまぁ、歴史を見てみれば55年体制の崩壊とその混乱によって、政治思想よりも個々人の利害が優先される政局が続いたことが、二大政党への足並みが揃わない理由でしょうね。 >二大政党政治の長所、短所を教えてください。 簡単にまとめると 長所:AかBかの二者択一なので、有権者が選びやすい。また、政権交代が実現しやすく、そのため政治に緊張感が生まれ各政党が民意に敏感になる。 短所:政策論争が単純化されやすく、ポピュリズムや衆愚政治に陥りやすい。また、少数意見が封殺されやすくなり弱者へ目が向きにくくなる。そのため、社会不安が吹き出すと対処しきれなくなる。 こんな感じかと思います。 個人的には、右派と左派に別れた二大政党に第三局として小党がキャスティングボードを握るってのがいい気がしますけどね。 「穏健な多党制」が良いと思いますね。
追加で、2大政党・政権交代可能なシステムがはやすぎたのかもしれません。自民党と民主党では、自民、反自民になってます。自民党1党優位もただ西洋の後追いを考えたときはそれでよかったのかもしれません。以前はイデオロギーで考える要素がありました。中道左派か中道右派か選択する空気を今のように議員任せにするか国民が選択するかということですね。またグループになっても本当の2大政党の国にはなりにくいでしょう。
- dog-amater
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もともと、信念で動いてません。 今の議員さんは、だたがりの集団です。 自民でも信念だけで集まってません。 民主でも、元自民、社会(極左)、その他など それぞれ、ばらばらです。 だから、信念で動く人がいません。 また、自民、民主それぞれ、足の引っ張り合いです。 まとまってません。 だから、ねじれ国会でそれぞれ足の引っ張り合いです。 本当に考えて行動してるか疑問です。
2大政党グループで政権交代するというのは多いのかもしれません。中道右派と中道左派というのが多いですね。日本はイデオロギーの違う自民党と社会党を長くしてました。自民党に中道右派と中道左派がいて、その時に応じてするということをやってました。間接選挙なので、首相がどちらか選んだ自民党が選んでいるということです。あまり、でも冷戦が終わり、選挙といえば、イデオロギーは後退してますけど、極右のいる国もあります。日本は極左?で日本共産党があります。国民が選ぶのであって、議員が考えるのではないのでしょうね。でも選挙制度をなかなかかえにくいですし、まだまだではないでしょうか。意識で選択したものにしていくことだと思います。
- zorro
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さんこうに http://allabout.co.jp/L/politicsabc/031119/lr01806/index3.htm 中選挙制度の期間が長く政治家もまだ暗中模索の状況です。
- sotom
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日本のように、Yes・Noがはっきりしない国民性では、二大政党政治には 向きません。あと、日本の場合、民主党は元自民と左派の寄せ集めです。 茶番ですな。