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TSI(ターボ+スーパーチャージャー)について

フォルクスワーゲンではTSI(Turbo Suparcharger Injection)を取り入れた車を多く取り扱っています。 TSIは低速ではスーパーチャージャー、 高速ではターボを作動させる事によってパワーアップさせるものらしいですが、 それをパワーアップ目的でなく、 同じパワーを維持させながら排気量を小さくする事によって、 燃費向上やCO2排出量の低減させる目的で導入しているようです。 旧来の2000ccノーマル車の能力を上回るトルクと馬力を1400ccのTSI車で実現しているとうたっています。 なるほど、それは素晴らしいと思いましたが、 旧来の2000ccのゴルフとTSI1400ccのゴルフを乗り比べてみたとしたら実際にはどうなのでしょうか? 「ほとんど変わらない」とか 「やっぱり出足が遅いし高速で伸びない」とか 「出足も高速での伸びも上回っている」とか 「出足は良いが高速で伸びない」とか 実際の乗った感はどうなのでしょうか? また、TSIについて何かトリビア的な事があれば教えて下さい。

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  • 10ken16
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回答No.4

根本的に、エンジンの出す力は燃料を燃やして出来る熱が源です。 原理上得られる力(熱効率)もだいたい決まっています。 要するに、エンジンの力は燃料を燃やした量で決まります。 パワーを求めれば、燃料をたくさん燃やす必要がありますが、それには、 ・排気量を増やす(一度にたくさんの燃料を燃やせるようにする) ・高回転で使う(燃やす回数を増やしてたくさん燃やす) ・加給する(無理矢理たくさんの燃料を押し込む) という方法があります。 排気量を大きくすると、最低限燃やさなくてはならない燃料が増えるため燃費は悪化します。 そこで、排気量を小さくすることと、直噴による希薄燃焼で、 最低限必要な燃料を減らすことで、燃費を良くしています。 必要に応じてターボで加給することで、本来の排気量以上の燃焼をさせ、 出力を得ているわけです。 TSI(ターボ)の良さは、一度に燃やせる燃料を大きくする一方、 低負荷時の燃料消費を抑えることで燃費を良くし、 最も重い部品であるエンジン自体を軽くすることでも燃費を改善するという、 最も基本的なアプローチを真面目に行った技術です。 実際のところは並べて比較しないと分かりませんが、 加速力はトルクと減速比と車体重量で決まります。 トルクが大きく重量が軽いTSIの方が、 NAのFSIに対してはあらゆる面で有利なのは自明です。 もっとも、加速競争をするときは大きなトルクを得られる回転域を使いますから FSIターボとTSIでは大きな違いは出ないでしょう。 (TSIは低い回転域でトルクを得るためであって、  最大のトルクはやはりターボで得ることになる) ターボにせよTSIにせよ、あくまで燃料を沢山燃やせることで 瞬発力を大きくする技術です。燃費が良くなるのは、 ターボ:低排気量だから、大排気量車より燃費がいい TSI:高回転域に頼らなくて良いので、ターボのみよりも燃費のよい低回転域を使える パワー競争になれば、どんだけ燃料を燃やせるかの勝負になりますから、 ターボはともかくTSIをその俎上に挙げるのはナンセンスですね。

webuser
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >最低限必要な燃料を減らすことで、燃費を良くしています。 つまり、アイドリング時などで差が出るという事でしょうか。 >加速力はトルクと減速比と車体重量で決まります。 >トルクが大きく重量が軽いTSIの方が、 >NAのFSIに対してはあらゆる面で有利なのは自明です。 軽量化により獲得した加速は搭乗者などの積載重量に影響を受けやすいと思われます。 大きめのトルクと重めの車体重量の車があるとします、 これと同じ加速力の 小さめのトルクと軽めの車体重量の車をリリースしたとします。 これは一見同じ性能のように思えますが、 搭乗者一人で計測した結果なら、前者が性能が上で、 搭乗者五人で計測した結果なら、後者が性能が上だと思います。 なので搭乗者五人でも上なのかな? と思ったのですが、トルク自体も大きいなら問題はなさそうですね。 >パワー競争になれば、どんだけ燃料を燃やせるかの勝負になりますから、ターボはともかくTSIをその俎上に挙げるのはナンセンスですね。 パワー競争とかに興味がある訳ではありません。 パワー競争するなら、 2000ノーマル→1400TSIではなく、 2000ノーマル→2000TSIを比較するべきですから。 2000ノーマル→1400TSIになった事で、 カタログには記載されていない実際に乗った時の実情として、 「やっぱり排気量が少ない分、ここはどうしても劣る」 みたいな事があるかどうかが一番気になります。 例えば、「坂は上らねぇ」とか無いですか? 性能表上でトルクと馬力さえ上回っていれば、走りにおいては、ほぼあらゆる事が無条件に上回るのでしょうか?

その他の回答 (3)

  • tosembow
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回答No.3

 最近、ゴルフIVワゴン2000ccから、ゴルフVヴァリアントトレンドライン1400ccに乗り換えました。現車はスーパーチャージャーなしターボチャージャーのみのモデルですが、旧車とほぼ同等かやや勝るパワー、トルクを体感しています。いわゆるツインチャージャー、1400ccTSIのモデルもディーラーで試乗したことがありますが、明らかに旧来の2000ccNAのモデルより、はるかにパワー・トルクともに上回る動力性能でした。タイムを計ったわけではありませんが、ご参考まで。

webuser
質問者

お礼

スーパーチャージャーなしでもトルクが勝るのですか!? それは驚きです。 何故なのでしょうか? 低回転部分は単純にノーマルの1.4Lとノーマルの2Lとの比較になる訳でしょう? うーん、理解はできませんが乗った方がそう言われるならそうなのでしょうね。 一度試乗にでも行ってみようかな。。

  • tutan-desu
  • ベストアンサー率21% (1009/4652)
回答No.2

コンプレッサー付きのエンジンは、一般的にNAよりも体感的にパワーが大きいように感じます。まったく同じ年式の2リッターのNAと比べたことはないですが、タイムという数値よりも体感が大事だと思います。

webuser
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど体感は大事ですね。 体感って実際に乗らないと分からないのがネックですが、実際に乗った方がそう感じるならそういうものかという気がします。

  • tutan-desu
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回答No.1

1.4リッターでNAの2.4リッタークラスの動力性能といわれていますね。ただコストがその分高いので、2リッターのNAとそれほど変わらない価格になっています。燃費としては当然2リッターよりは優位にあるので、今後はこういう傾向になっていくと思います。 ターボは2500回転以上しか効果が出ないので、それまでをスーパーチャージャーが補完するのですが、実用スピードならストレスないパワーが得られます。ただし、2リッターのターボのGTIの方がパワーは強力ですが。

webuser
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >1.4リッターでNAの2.4リッタークラスの動力性能といわれていますね。 ええ、そういう事になっているようですが実際のところどうなのかと思いまして。。。 TSIの1.4Lとノーマル2Lで比較して 例えば、 停止した状態からアクセルを程良く踏み込んだとして50Km/hに到達するまでの時間はどちらが優位か? とか、 同じ事を大人5人で乗っている場合は? とか、 100Km/hで走行中にアクセルを踏みこんで150Km/hに到達するまでの時間はどちらが優位か? とか、 最高時速はどちらが優位か? とか、 勾配20%の坂道で登る感じはどちらが優位か? 要するに机上の話ではなく具体的な実情が知りたいです。

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