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漢字の書き方について
例えば読み取りという言葉が仕事上でよく出てきます。 私自身この書き方が冗長な感じがして好きになれません。 そこでいつも読取りと書いています。 今日も振る舞いという単語が出てきて振舞いと書きましたが、 こういった書き方は文法的に正しいのでしょうか。 いつも疑問に思っているのでこの機会に質問したいと思います。
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送り仮名の付け方に関しては、内閣告示の「送り仮名の付け方」があります。 http://www.konan-wu.ac.jp/~kikuchi/kanji/okuri.html その中の「複合の語」に以下のように書かれています。 ----------------------------------------------------- 通則6 本則 複合の語(通則7を適用する語を除く。)の送り仮名は,その複合の語 を書き表す漢字の,それぞれの音訓を用いた単独の語の送り仮名の付け方 による。 〔例〕 (1)活用のある語 書き抜く 流れ込む 申し込む 打ち合わせる 向かい合わせる 長引く 若返る 裏切る 旅立つ 聞き苦しい 薄暗い 草深い 心細い 待ち遠しい 軽々しい 若々しい 女々しい 気軽だ 望み薄だ (2)活用のない語 石橋 竹馬 山津波 後ろ姿 斜め左 花便り 独り言 卸商 水煙 目印 田植え 封切り 物知り 落書き 雨上がり 墓参り 日当たり 夜明かし 先駆け 巣立ち 手渡し 入り江 飛び火 教え子 合わせ鏡 生き物 落ち葉 預かり金 寒空 深情け 愚か者 行き帰り 伸び縮み 乗り降り 抜け駆け 作り笑い 暮らし向き 売り上げ 取り扱い 乗り換え 引き換え 歩み寄り 申し込み 移り変わり 長生き 早起き 苦し紛れ 大写し 粘り強さ 有り難み 待ち遠しさ 乳飲み子 無理強い 立ち居振る舞い 呼び出し電話 次々 常々 近々 深々 休み休み 行く行く ----------------------------------------------------- つまり、読み取り、振る舞いなどが正解です。
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- nazewhy
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送仮名については「現代言語学批判」三浦つとむ編集(勁草書房)1981年という本の中に上田博和氏の『なぜ送仮名を破壊するのか』という論文があります。古い本ではありますが図書館にはあるでしょうから、一度読まれてはいかがでしょうか。私は非常に参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 返信を書いておいたのですが、なぜか反映されていなかったようです。 面白そうなタイトルではありますが、ともかく色々手を出している暇がありません。 その本の内容からこのケースがどう結ばれるか、意見を頂戴できると有り難かったです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり間を略さないのが正式ですね。 漢字変換でも読み取りは出てきますが 読取りは出てこないのでそうだとは思いました。 読取りでも意味は十分通じるかと思いますが、 用法としては許容範囲でしょうか?
補足
ちょっと面白い調査をしてみました。 ヤフー検索で読み取り、読取、読取りと検索をかけてみました。 その結果、圧倒的に読み取りが多かったですが、読取りもある程度使われていました。 今回はこの調査結果をもって読取りもマイナーながら支持があると判断いたします。