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PAC3は自衛隊駐屯地の防衛用?
PAC3が北海道や中国、四国地方に配備されていましたが、撤収するようです。 そもそも、PAC3は重要な拠点である自衛隊駐屯地を守るために配備されていたのでしょうか。
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実用的ではありませんから 誰かに向けてのアピールだけです。 1機5億円 設備とワンセットで118億円 それだけの税金をつぎこんでいるのですから ただのでくの棒ではないところは見せないといけません。 発射しなくても ちゃんと使っています的なポーズにすぎませんけど。
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- koncha108
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自衛隊を護るのでは無く近隣の人口密集地帯を護るものです。 PAC3は射程範囲が2-30kmくらいしか無く、もし北朝鮮からのミサイルを最終段階で破壊しようと思えば日本中いたるところに配備する必要があります。そんなことは到底できないので通常は東京の市ヶ谷の様な日本の中枢機能や人口密集地をカバーできる拠点を選んで配備するのですが、設置場所は公共の場所に置いておくわけにも行かないので最寄りの自衛隊駐屯地と言う事になります。昨年は北朝鮮のミサイルが北海道や九州、四国を飛び越えて行くことが多かったので、いざと言う時のために移動して待機していました。ただ本当に戦争になった場合、事前に北朝鮮がどこに撃つか連絡してくるはずもなく、直前に察知できても陸上交通でゴロゴロ転がして移動させるPAC3では間に合うはずもありません。それとPAC3は地上に落下してくるミサイルを水際で破壊する物なのでうまく命中しても破壊したミサイルとPAC3の破片が市街地にバラバラ降ってくる可能性があります。市ヶ谷や習志野駐屯地なんて周り中住宅だらけで間違いなくそうなります。と言うことは、核弾頭が落ちて壊滅的な被害を受けるかその前に破壊して破片による被害を受けるかどっちがましか、と言う話。日本に満遍なく配備できない以上核攻撃の標的になりそうで大きな被害が想定される人口密集地の近くの自衛隊駐屯地に配備するのが正しいと思います。 北海道、九州、四国への移動は念のためと言うよりむしろちゃんと対応してますと言う国の国民に対するポーズに思えました。まず北朝鮮のミサイルは日本を飛び越える起動かロフテッド起動で日本海に落ちるか。PAC3の射程に入りません。また弾頭もを積んでいません。仮に失敗して日本に落下するとしても、下手に破壊をすると逆に被害を拡げる可能性があり、発射の判断はできないでしょう。もし核弾頭を日本に向けて撃つとすると、事前にどこに撃つかわかる様なところには撃ちません。 だから緊張が緩和した今、元あった駐屯地に引き上げるのは妥当です。 私の実家はPAC3の射程圏内にあり、配備に反対運動が起きてました。曰く、そんなものがあるとかえって攻撃対象になる、と。ただ事前に配備されていることがわかっているところに撃たない様に思います。それに対してイージスアショアのSM3は射程がむちゃくちゃひろいので、よりによって自分のうちの近くに設置しなくても、と言う反対派の気持ちはわかります。
- i-q
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>駐屯地防衛のための配備としか思えないのですが・・・。 核兵器なので、爆風と放射能を考えれば移動は必須です。。 (周辺に落ちただけで、基地は放棄になるかと) 駐屯地だけに置いてあっても自身すら守れませんm(__)m 事前に察知して配備できてはじめて、効果を発揮する代物で、 情報が手に入らなければ・・・駐屯地もろとも終わりかと。。 だから、アショアを配備したいんじゃないでしょうか・・
- SPROCKETER
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迎撃ミサイルを配備すれば、国の面目が立つという政治的理由からでしょう。それ以外の意味はありません。 パトリオットPAC3はマッハ5しか出ない迎撃ミサイルなので、マッハ10で落下する中距離ミサイルの迎撃は無理でしょうし、射程距離が短くて届かないでしょうね。迎撃が間に合うとも思えませんし、政治家が迎撃命令を出すとも思えません。 気休めに配備されていただけで、実際に使われる可能性は無かったと判断した方が良いです。
- dragon-man
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PAC3は狭い範囲の防御しか出来ません。本来であれば人口密集地の真ん中に設置するのが効果的なのですが、地域住民の反対が強く出来ません。やむなく自衛隊の施設内に置いています。現在秋田の人口過疎地に地上型イージスを設置する計画がありますが、それですら住民の反対で頓挫しています。防衛力強化には軍事力に対する国民の理解が不可欠なのです。
- eroero4649
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パトリオットPAC3は、そもそもが移動型対空ミサイルです。移動が容易ということは、逆にいえば長期間の駐屯には向きません。隊員の疲労もありますし、メンテナンス、警備などやらなければならないことは多々あります。恒常的な駐屯地なら金網で周囲を覆えますが、それもできない。普段の駐屯地と違って周囲からもよく見えますから隊員の精神的ストレスも大きいです。うっかり車座になってみんなで寛いでタバコを吸っているところをスマホで撮られてSNSにでもアップされたら大変です。 そんなこんなで、とりあえず米朝合意で喫緊にミサイルが発射されることはなくなったと判断されたので(おそらく衛星写真の解析や通信の解析などでそう判断されたのでしょう)、撤収となったのでしょう。 これで隊員も家族の元に帰って英気を養うことができます。 そもそもがあの秋田県辺りでやっていた避難訓練が意味がないのですよ。北朝鮮からのミサイルは発射後10分少々で日本に着弾してしまいます。だから、仮にすべてが理想通りに運んだとしても「空襲警報」が出て着弾するまでは3分あればいいほうです。3分でどこに逃げるかなんてどこにも逃げられませんから、できることは聞いたらその場に伏せて自分のいるところには落ちてこないことを祈るだけです。
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ありがとうございます。 移動型と言っても、敵ミサイルが発射されてから予想着弾地点に移動するのは不可能です。主要都市を防衛するのなら、大阪や東京のど真ん中に配備すべきではないかと思ったのです。 地面に伏せて頭を覆うのは、非常に有効な訓練だと思います。 爆心地ならいざ知らず、爆風を免れれば助かる地域は広いはずです。 塹壕(どぶ川でも可)があればそこに隠れるなど、訓練内容を見直すべきでしょうね。
- i-q
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PAC3は移動して設置できるので、その地域広範が対象になるかと。。 あと、破壊対象が弾道ミサイル(核兵器)なので、駐屯地だけというより その周辺一帯です。
お礼
ありがとうございます。 敵のミサイルが発射された後には移動できません。 PAC3の射程はわずか15~20kmとのことです。地図上に半径20kmの円を描いたら、非常に狭い範囲です。この範囲外にある都市は守れません。 これでは、外野手が動かず、手の届く範囲に飛んできたボールだけ捕球するのと同じではないでしょうか。駐屯地防衛のための配備としか思えないのですが・・・。
お礼
端的に言えば、その通りでしょうね。