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年末調整誤り 扶養控除額を間違えてしまいました。
会社の経理担当のものです。 社員の年末調整で社員の子を一般扶養家族でなく特定扶養家族として年末調整していしまいました。 本人は、医療費控除のため確定申告を行うそうですが、 (1)その時に扶養控除も修正して申告してもらう (2)会社が正しい源泉徴収票を再作成して、所得税を次月給与から徴収及び市町村への給与支払い報告書、税務署への法定調書再提出 のいずれの方法をとればよいでしょうか? 年末調整の修正時期が過ぎているので、どうすればよいのか困っています。 社員に確定申告をしてもらった場合、市町村への給与支払い報告書や税務署への法定調書の再提出は必要ですか? 会社側で修正を行うと、所得税の追加納付が生じますが延滞税のようなものも発生しますか? 経理の経験がまだ浅く、聞ける人がいないため困っています。 御回答よろしくお願いします。
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>「本人のミスでなく、会社側のミスの場合会社が訂正をしなくてはならない」は、そのとおりです。 しかし、源泉徴収義務者が訂正をできるのは、源泉徴収票を発行してから、法定調書を提出してしまうまでの間に限られます。 年末調整をしてしまってから発見された「税金の不足」「税金の取りすぎ」は本人に確定申告をしてもらうしかありません。 正確には法定調書を当局に提出してないうちに「訂正処理」ができなかったら、本人に確定申告をして精算をしてもらうしかない、です。 その際に社員全員の分を、経理課でまとめて作成する等のやり方があると思います。これは「義務」ではなくサービスとして行うわけですね。 まさか「間違えたので、確定申告して欲しい。申告したら控えを総務まで出すように」と命令めいた言い方はできないからです。 私の前回回答で「会社でできるのは年末調整までで、その内容の間違いは、会社でも本人に替わって確定申告できる性質のものではありません。」とありますが「確定申告できる性質ではない」とは、権利として当然できるのではない、という意味です。 「間違えてしまった。申し訳ない。ついては会社で確定申告書を作成して提出することで精算するので、任せてくれますか」と本人からの委任を貰う形しかなくなるわけです。 追加で納税するなんてできるか、会社で負担しろ、という意見が出たら、どうしようもないのです。 会社で負担するから、確定申告書を作ったらハンコを下さい、という対応もしなくてはならないかもしれません。 今回のように「医療費控除をうけるから、確定申告します」と本人が言ってくれるのは「ありがたいこと」でしたね。 本当に、無料で源泉徴収事務をさせられていて、あれこれと気を使って事務するのですから、嫌になりますね。 ところで、以前に同様の質問に私がお答えさせていただいたものがありますので、宜しかったら御照覧ください。
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既に正解が出てますが。 (1)確定申告してもらう が正解です。 医療費控除の申告もされるようですから、精算できます。 法定調書は訂正する必要は全くありません。 市当局は、本人情報は「申告された額」が登録されます。 又「会社側で修正を行うと、所得税の追加納付が生じますが」とありますが、なにかを勘違いされてるようです。 会社でできるのは年末調整までで、その内容の間違いは、会社でも本人に替わって確定申告できる性質のものではありません。
お礼
ご回答をありがとうございました。 これで安心して社員の方にも確定申告していただけます。 源泉聴取票を正しい物を作成して、法定調書や給与支払書の再提出をしなくてはならないかと、気をもんでおりました。 本人のミスでなく、会社側のミスの場合会社が訂正をしなくてはならない、と何かで見た気がしたので心配でした。 専門家の方よりご回答いただけて一層安心です。 本当にありがとうございました。
補足
漢字間違い 失礼しました。源泉徴収票でした。
- milktea165
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(1)が正しい処理です。 >市町村への給与支払い報告書や税務署への法定調書の再提出は必要ですか? 必要ありません。申告書の2枚目が住民税用となっているので、おそらく税務署から市区町村へ申告書がまわるんだと思います。
お礼
早々のご回答、ありがとうございます。 社員の方には手数をおかけしてしまって申し訳ありませんが、少しホットしました。 次からは、気をつけて社員の方々に迷惑のかからないようにします。 ありがとうございました。
お礼
詳しくわかりやすい説明をありがとうございました。 年末調整~法定調書提出までに間違いは訂正しなくてはならないと言うことですね。 流れが良く把握できました。 以前の質問のお答えも参照させていただきました。給与計算や納税の仕事は本当に気を遣います。特に次年度に繰り越せないこの時期の業務は胃が痛くなりますが、社員の方に迷惑をかけないよう、これから勉強していきたいと思います。 今回は、本当に幸運でした。確定申告をする方だったので、確定申告の記入手順をお知らせしてやっていただきます。 いろいろと知らないことを教えていただいて、ありがとうございました。