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膵臓がん・CPT-11について
- 膵臓がんの治療を続けている母の経過と現状について質問します。
- CPT-11投与後、吐瀉物が緑色となり、胆汁が出ている可能性があります。
- CPT-11以外の治療法や薬物の併用についても知りたいです。
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母上様の大変厳しい病態とあなたのご心痛をお察しいたします。 >(1)吐瀉物の中に胆汁が出ているのは、何が原因なのでしょうか? 総胆管が完全に閉塞していないので、嘔吐の際に胆汁が混じっていると思われます。 >(2)CPT-11以外の治療法にはどのようなものが考えられるのでしょうか? 私がよく利用している「がん患者のあきらめない診察室」という腫瘍内科医が主宰するサイトでは、いま最新の抗癌剤治療の臨床試験を開始していますので、セカンドオピニオンを兼ねてご相談されてみましたら、如何でしょうか。URLと掲載内容は以下の通りです。 http://2nd-opinion.jp/index2.htm <膵臓がん・胆管がんの画期的な治療法の臨床試験開始> 2008年ASCOで膵臓がんの画期的な治療法(GEMとNAB-PACLITAXELの併用療法)が発表されました。 2008年12月現在までに報告された膵臓がんの治療法で、この治療法を上回る奏功率を持つものは存在しません。そこでこの治療法の臨床試験を開始したいと思います。 1)臨床試験の対象患者 ・進行期膵臓・胆管がんで腫瘍マーカーCA19-9が高値である例 ・80歳以下の男女 (※過去の治療内容は問わない。) 2)臨床試験の内容 GEM(ジェムザール)とNAB-PACLITAXEL(アルブミン結合パクリタキセル)の併用療法 3)臨床試験の受付期間・定員 2008年12月16日~2009年3月31日 定員15名 4)発表されている成績と副作用 16名中、PRが9名(56.3%)SDが6名(37.5%)PDはわずか1名のみ この奏功率は過去に膵臓がんの治療法として発表された治療法の中で最も優れたものである。副作用は全て対症療法で対応可能であり、主なものはWBC減少、貧血、全身倦怠感などである。 5)コメント 現在の治療法が奏功している膵臓・胆管がんの例を除き、次の治療法としてはこの方法を行うべきである。なぜなら現在までに発表された膵臓がんの治療法として奏功率が最も優れており、副作用も軽微であるためである。まともな科学的な思考法を取る人はこの治療法を否定することはないであろう。 6)参考文献 2008年ASCO 抄録15523、15592 <お申し込み・お問い合わせ> 上記治療をご希望の方や内容に関するお問い合わせは、下記セカンドオピニオン申し込みフォームより、詳しい病状などをご記入の上、「GEMとNAB-PACLITAXEL併用療法の件」明記して、メール送信して下さい。 → セカンドオピニオンお申し込みフォーム 2008年12月16日 >(3)痛みのコントロールをするため、オキシコンチン・オキノーム散を服用しています。この2つの薬、同時に服用しても大丈夫でしょうか? 呼吸抑制など重篤な副作用が出現しない限り、オピニオイド系鎮痛薬には処方量に上限がありません。
お礼
早速の・ご丁寧な回答をいただきまして、 本当にありがとうございました。 今日の母は、比較的調子もよく、久しぶりに笑顔が 見られました。 この回答の内容を母にも伝えたいと思います。 私の方でも、いろいろと調べてみたいと思いますので、 またご質問させてください。 よろしくお願いします。