- ベストアンサー
核酸で難病が治ったという話を
経験した方または聞いたことがある方お願いします。父が「原発性硬化性胆のう炎」と診断され、現在は治療法は無く、余命5年と言われました。知人から「核酸」と言う物で、癌化すると言われていた腫瘍が無くなった人がいるとか聞いて「すがりたい」と思ったのですが、自分でも勉強しつつ、経験がある方がいればお話を聞かせていただきたいと思い、質問させていただきました。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「原発性硬化性胆管炎」でしょうか。 消化器癌の中でもとりわけタチの悪い「胆管癌」の合併率が上がる疾患ですが、「癌」ではありませんからまずは落ち着いてください。 診断にあたってはMRI検査もしくは内視鏡検査はされましたでしょうか?「父」のお年ですと近年流行の「IgG4関連疾患」が鑑別に挙がります。こちらはステロイドが著効しますので是非検査をされた病院でご確認ください。 症状がなく余命5年というのがいささか引っかかりますが、確かにこの病気には内科的に根治できる治療法がなく、唯一肝移植だけが根治できる可能性がある治療法となっています(移植後再発もありますので完全ではありません)。その死因は「癌」ではなく実は「肝不全」が主なもので、したがって核酸の効果は科学的には根拠がさらに薄くなります。 Pubmedで検索するとおそらく数千数万の単位で論文が出てくると思います。逆にいうとそのくらい医療関係者は注目しているけど治らない、そんな大変な病気です。どうかお大事になさってください。
その他の回答 (1)
- usokoku
- ベストアンサー率29% (744/2559)
わからないから、調べ方だけ 米国立医学図書館 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?db=PubMed で「原発性硬化性胆のう炎」を検索、報告されている学会誌名等を入手。余力があれば抄録も読んでください。使い方は http://search.yahoo.co.jp/search?p=PubMed+%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9&search.x=1&fr=top_ga1&tid=top_ga1&ei=UTF-8 より適当に選んで。 都内ですと、都立図書館http://www.library.metro.tokyo.jp/index.shtmlに医学書(雑誌)がそろっているので、気合と根性で拾って読みつぶし なかったらばあきらめて国会図書館http://www.ndl.go.jp/で拾う。 それでもなかったらば、JICST http://pr.jst.go.jp/ で10万単位の出費を覚悟して調べる 目安として、わかってもわからなくても100報(1報3-5ページ、全部で300-500ページ、意味のわからない用語がでてきたらば日本語の医学書などで調べる。胆のう関係は内科かな。http://www.books.or.jp/で「内科」で検索すると http://www.books.or.jp/ResultList.aspx?scode=&searchtype=0&title=%93%e0%89%c8&writer=&syuppansya=&showcount=20&startindex=0 )を読み終えると大体雰囲気がつかめてくるかと思います。 重要なことは、「誤診」も調べること。民間療法で「難病の何たらが治った」なんて場合は、誤診がほとんどですから、何という病名の誤診が多いかを調べること。 英和辞書 http://www.so-net.ne.jp/medipro/isyk/saishin.htm http://www.so-net.ne.jp/medipro/isyk/electro/20430-1.htm http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html
お礼
ネットで検索して、黄疸とかゆみを訴える、とあるのですが、本人にかゆみはないようで、誤診の可能性は?とすこしは思っていました。県内で1番の病院に紹介状を書いてもらうことになりましたが、早くて3月とのことなので、それまでじっくり調べてみます。詳しく教えていただきありがとうございました。
補足
すみません、胆のう炎ではなく胆管炎でした。父は60代後半で、かかりつけの病院に入院したものの「胆のうを切ったほうがいいね」とのことで、大きくて有名な病院に移り検査を受けた結果、原発性硬化性胆管炎で、治療法がないので何もせず退院…となりました。本人抜きで説明を受けたのですが、写真を見ると胆管が徐々に細くなっていて胆のうの中で根っこのように枝分かれしていて「癌の場合いきなり細くなるので癌ではないだろう」とか、消去法のような感じの説明で、見せられたプリントも説明を受けに行く前に私がネットで検索してプリントしたのと同じ物で、大きい病院でも素人と同じことをしているんだ、と正直思いました。「IgG4関連疾患」これから調べてみます。