以前の会社で違法な雇用を改善するよう上司に言いました。
内容は、うちの企業全体で少なくとも5億円はあるサービス残業代の支払い、および業務システムの見直しです。
労働基準監督署や労働局へも行きました。
労働局では「あくまで紛争解決のための仲介を行うだけなので、基準法違反なら労働基準監督署へ言ってくれ」と言われました。
労働基準監督署では「サービス残業なんてどこでもあるから細かいことはいちいち言うな、そんなことを言っているとどこでも働けないぞ。」との事でした。
どちらでも、裁判になれば時間もお金もかかるぞと、半ば脅しのように言われています。
結局、僅かな口止め料を貰って会社を辞めて転職したのですが、次の会社は募集条件と契約内容がかけ離れたもので、さらに契約内容も守らず、労働条件通知書も交付せず、休憩も充分に取れない会社でした。
職安での募集は止めさせましたが、また別の地区で募集をかけています。
労働基準監督署も労働局も司法機関ではないので、会社に対する強制力はありません。
処罰が目的なら警察や裁判所を利用すべきだと思います。
不当な雇用を受け入れている人は多いですね。
最初の会社では違法であることも知らずに働く人や、うまく言いくるめられて働いている人が多かったです。
2番目の会社でも、違法とわかっていながら働いている人が多かったです。
はっきり言って(3)の回答は95%以上だと感じています。
このような会社を無くしたいと思い、現在は社労保険労務士に向けて勉強中です。それでもダメならば弁護士に向けて勉強します。
労働基準法はあくまで労働の最低基準を定めたものです。
その最低基準さえ守れない会社は、営業をする資格が無いと思います。
お礼
2月の質問ですのに、ご回答を頂き感謝しております。 実体験に基づいたご回答は、とてもリアルで重みがありました。 一生懸命働いているのに最低基準すら守ってもらえないとしたら、 本当に悲しく、悔しいです。 世間を動かすには、それに応じた知識と強い意志が必要なのかもしれませんね。 お勉強、頑張ってください。ご健闘心よりお祈り申し上げます。 私も、何か出来ることから始めなければ!! Σ<(>■<;)>!!