• 締切済み

日本人は本当に幸せなのでしょうか?

疑問に思うことがあります。最近は金融危機の影響などで社会全体がネガティブなムードに包まれていますよね。 最近は鬱病にかかる人や、自殺する人も増加傾向だそうです。 でも今の時代、年収が低い人でも必要最低限の物は大体買い揃えられる時代ですよね。 トヨタが赤字とはいえそれでも業界の首位を守っているわけですし日本には世界一の製品を作る会社がまだまだたくさんありますよね。土地も豊かで海や山の幸も豊富です。 それなのに日本人が生活にゆとりを感じることが出来ないのは何故なのでしょか?  世界第二位の経済大国の地位を築き世界にも十分認められた今、少し減速してその役目を後進の国に譲りゆとりのある生活を目指すことは不可能なのでしょうか? たとえ国としての競争力が多少落ちても日本人は豊かに生きる術を持っているはずです(昔の日本が身の丈に合った生活をしていたように)。 それとも資本主義の世の中ではこういう考え事態がタブーなのでしょうか? 現状に満足する事なく常に発展し続けなければいけないのでしょうか? *あくまでも素人なので経済のことなどはよく解りません。もし常識はずれな質問だったらすみません。

みんなの回答

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.11

日本は、加工貿易で成り立っている国です。 ちょっと手を休めた途端、貿易額が激減し、貧困国家への道へと転落してしまいます。 手を休めてもそれなりの豊かさを得られるのは、資源輸出国です。 日本には輸出する資源がなく、また世界を相手に金儲けするハゲタカファンドもないため、ものづくりに一生懸命になって食い扶持を稼ぐしかないのです。 まあ、日本人は働きすぎだなあと思う側面も確かにあるのですが、この状況を改善しようとしたら、資源をどこからか発掘するしかありません。 (日本人はお人よし過ぎるので、世界中の腹黒い人を相手に、金融で儲けることは難しいでしょう) んなこといっても、日本で金銀などの地下資源が取れたのは戦国時代までで、無いものは無いだろうと普通は思いますが、実は一つだけあります。 それは、海底資源です。 実は日本の領海および経済水域は、世界的に見てもかなり広いです。 そして海の底には、まだ手付かずの資源が数多く眠っていると思われます。 これから海洋開発に力を入れ、また深海でも作業ができるようなロボットさえ開発すれば、私たちはともかく私たちの子や孫は、中東の石油国なみの豊かさを享受できるかもしれません。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうですね、実際日本には天然資源が殆どありませんので物を加工するにも他の国に依存しなければなりません。 ただ日本はほんの数百年前まで自給自足の生活を続けていた国です。 当然原子力も石油も必要でなかった。 今私達が当たり前のように受け入れている株式や投資などという考え方ももとは西洋からやってきた物です。保険などという概念も存在しなかった。おそらく人生は相当シンプルだったのではと思います。 私は今の物に恵まれた豊かな生活を否定するわけではありません。実際私もその恩恵を受けていますしそれ無しではもはや生きていけません。ただ人間が幸福感を感じるメカニズム自体は今も昔もそんなに変わっていないのではないかと思います。昔は生活自体がシンプルだった分、問題も文明が発達した今日、悩みの種も増えたということでしょうか。。。どなたかが海底を採掘できるロボットや風力で走る車を開発してくれる日が待ち遠しいです。

  • tyr134
  • ベストアンサー率51% (851/1656)
回答No.10

以下は、個人的な憶測なのですが、 多分、高度経済成長の時のような「未来の絵」が描けていないのでしょう。 戦後すぐあたりは、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫を持つ事が夢でした。 しばらくすると、そこに炊飯器や掃除機が加わります。 さらに時代が下ると、カラーテレビ・クーラー・自動車が新たな三種の神器になりました。 そして、都会の団地に住み、カラーテレビとクーラーがあり、休日には自動車でレジャーに出かける~という家族像が理想となり、その夢に向かって働いていました。 その後にも、デジタル家電やIT産業などの新たな「夢」を描こうとしてきていますが、なかなか決定打となる「絵」は出てきませんね。 これは、やっぱり生活に必要なモノは揃ってますし、価値観の多用化も関係してそうです。 「核家族で、よき妻によき夫と、三人の子供に囲まれた幸せな家族」という、「理想の家族像」も今や昔の話になってしまった観があります。 であるにも関わらず、次の「理想の家族像」が描けていない。 逆に、家族や近所などのコミュニティーの崩壊が叫ばれ、「競争」と「自己責任」が社会のキーワードになるなど、どこか「脱・社会化」や「個人主義の台頭」が起こってる気がします。 さらに、不況や経済危機からくる諦観から、その不満をぶつけるかのように高まる「嫌中・嫌韓・嫌朝鮮」などの「ナショナリズム」。 そこにカリスマ性溢れるリーダーが生まれれば、、、 その先にあるのは「イデオロギー」と「プロパガンダ」に踊らされた「全体主義国家」の完成です。。。 と、なぜか第二次世界大戦前のドイツの姿にダブらせるのは私だけですかね? ドイツも、第一次世界大戦の敗戦からくる不況と世の中を悲観するムードの中で現れたヒーローが、あのヒトラーだったわけですし。 今の日本に欠けているのは、カリスマ性溢れるリーダーだけですかね。 なんか、途中から話しがそれましたね、、、。 まぁ、言いたかったのは、「理想の家族像」のような「将来の自分はこうなっている」という夢が描けないからでしょう。 むしろ、そうした「夢」を語ると「古くさい」とか「レールの引かれた人生」など否定する意見が出てきますしね。 まぁ、かくいう私も「レールの引かれた人生は嫌だ」って言う質なんですけど。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とても興味深いお話ですね。私も回答者様が仰るように今の日本人にとって働く事の明確なビジョン「絵」がぼやけてしまっている状態だと思います。世の中が不況などで不安定な時、明確なビジョンを持って我々を導き奮い立たせててくれるようなカリスマ性溢れるリーダーが現れれば日本も活気を取り戻せるのではないかと思います。ただその行く先が理想郷かどうかは解りませんが・・・。 救世主と独裁者は紙一重ですから。 ヒトラーがそうであったように・・・。

  • udon86
  • ベストアンサー率15% (18/116)
回答No.9

質問者さんは幸せですか。 「日本人は」という主語で、「幸せ」かどうかはわかりません。 幸せだと思っている人もいるし、そうでないと思っている人もいるし。 ただ今、景気が悪いのはなんとなく、将来を不安に思う人が多くて 消費が冷え込んでいるからかもしれません。 「足るを知る」ということを、自覚すれば、 日本人は世界中でもっとも幸せだと思います。 世界一の長寿国ですし。 参考までに。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私個人、幸せかどうかと問われたらやはり「幸せです」と応えるでしょう。 実際今日の日本は誰もが認める物質的に最も恵まれている国の一つです。ただ日本人にとってもう物質的に欲しい物がそれほど無くなってきているのではないでしょうか(もちろん必要不可欠な物はありますよ。) 物より心の「ゆとり」のある人生を送りたいと思う人が増えているのではないでしょうか。しかし我々の実社会では立ち止まることは許されない。 繁栄には終わりが無いというのが大前提です。それが今問題になっているニートや鬱病の増加に関係があるではと私は最近思っています。

回答No.8

心と体が休まらないからでしょうね。 今のサラリーマンは残業や休日出勤で昼夜問わずこき使われ、親の死に目でもない限り許さん!などと自由に有給も使えない。 お金があっても、恋人や家族と出かけたり、買った車を乗り回したり家電製品で遊べない、それどころかゆっくり眠る余裕すらない。 こういう状況が続くと、自分はなんのために働いているかわからなくなってしまいます。 派遣やパートなど末端の労働者のように先々の生活の保証が無い人達よりまだマシなんでしょうけど・・・・・。 先進国型のワークシェアリングや北欧型の福祉システムを取り入れていけば質問者様の言うような社会環境になるでしょうね。 例えばイギリスの工場工員の生活なんか例にとると週3、4日しか働かず残業もないので暗くなる前にみんな家に帰ってしまいます。 当然、給料は安くて月に日本円で7~8万円程度。 しかし低所得者は家賃の安い公営住宅に住め医療費も格安で子供の養育費は国が負担なので、結婚して家庭を持っても生活に関して困ることはなく、 高価な家電製品や車など贅沢品は貯金しないと買えませんが、平日も夕方以降は家族とゆっくり過ごせ、週末はのんびり休めるというわけです。 羨ましい・・・・・。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 日本はなぜ「先進国型のワークシェアリング」のようなシステムを取り入れることが出来なのでしょうか?人生は人それぞれなのでのその人の生き方に合った仕事のやり方もあって良いのでは、と私は思うのですが。。。 実際欧州の国は「ゆとり」に対する考え方が日本よりかなり進んでいると思います。

hobo1026
質問者

補足

わたしもイギリスで働いたことがありますが有給休暇(年間約21日)はほぼ100%消化しました。そうでないと会社から取るように促されます・・・。

  • i_can
  • ベストアンサー率24% (19/78)
回答No.7

現在の世界的な不況の日本への影響は、 先進国の中では比較的軽度ですんでいます。 もちろん、派遣切りなどの問題が発生していることも事実ですが。 一番の問題は、メディアが与党憎しな報道姿勢を貫いていることにあると思います。 TVで景気が悪いって言ってたからきっと景気が悪いんだろう、 お金を使うのを控えよう、節約生活をしよう。という流れで 不必要な景気の悪化が進んでいるように感じます。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 一部のメディアの悲観的な報道が人々の心理に影響している事は確かだと思います。今回の金融問題から発した不況が先進国の中では比較的軽度ですんでいるという事実を皆知っていても楽観的になることが出来ないのは日本人の国民性でしょうか。。。

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.6

今の日本人は足ることを知らなくて際限なく貪欲になり、平等と言う言葉に勘違いして踊っているために隣の家がハイビジョンのテレビを買ったならうちも買うみたいな行動をしてしまう。 そんな生活なので本当は世界的に見てまだまだ裕福でゆとりある生活が出来ているのに、そういう実感が無いようになっているのでしょう。 こんな最新の家電をいくつももちブランド品をいくつも持っている。というかブランド品なのに流行廃りを求めてしまう。 本来ブランド品なんて生涯に何点か買えて、それを子供に残せたら良い。というものです。 親父の遺産の時計を使い続けて、これが家宝だというようなものですね。 もっと今の生活も十分恵まれているんだと、円が強くなっているということは世界は日本はまだまだ平気だと思っているだということ、世界的に膨らんでいたバブルがはじけたんだからそれでも少しは質素な生活に戻さないといけないこと、そういうことを訴えるべきなんだと思いますよ。 足ることを知る。身の丈にあわす。本当にそういうことが大事です。 >*あくまでも素人なので経済のことなどはよく解りません。もし常識はずれな質問だったらすみません。 実は経済の素人なんかいないんです。 みんな自分でお金を稼いでそのお金を使っているんだから十分経済のプロなんです。 それなのに一部のおかしな人が自分たちは経済のプロだといっておかしなことを始め、バブルを膨らましてこんなことをしでかした。 よっぽど自称経済のプロのほうが実践の経済活動では素人だったって言うことです。 (実際は彼らは金融だけのプロだったり、ペテン師のように口先だけだったり、観察者としてはプロだっただけで、実際に物を作ること、実際に価値ある商品をそれをちょうど求めている人に売ることなどの経済活動のプロではなかった人が多いはずです。)

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうですね。本来は人や社会の役に立つ物を造りそれを人々に広める事が経済活動の原点だと思います。ただ今の世の中、実際必要が無い物も物もたくさんありますよね。 「足ることを知る」 日本人はこの言葉の意味をよく知っているはずなのですが・・・。

回答No.5

その「ゆとりある生活」の基盤を支えていくには、結局のところやはり競争に参加し続けていなければならないんですね。 傾いていく会社ってのもたいていそうですが、現状維持を是としてしまうと必ずしぼんで行きます。 例えば社会全体がそうなってしまった場合、乱暴に言えば ・経済が停滞すれば技術の進歩もなくなり、 ・技術の進歩がなければ競争力も失い、 ・競争力がなければ販売力も失い、 ・売上げが上がらなければ市場は縮小し、 ・市場が縮小すれば以下始めに戻る で、そのうちインフレが起きてどっかの国みたいに一兆円札で子供がアメを買いに行くとかいう事態に。 もしかすると、戦時中のように経済統制をしく事ができれば可能かも知れませんが‥‥「戦争への勝利」に代わりうるモチベーションを、国民に与えることができない限りは難しいでしょう。少なくとも「ゆとりある精神生活」がそれを担えるとはちょっと思えないですね。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに今の豊かな生活の土台には競争がありそしてその先に国家の繁栄があるのは事実だと思います。ただ「経済的発展=国家の繁栄」という構図に限界があるのではないかと最近私は感じます。物がない時代にはそれも大いに人々を奮い立たせました。戦後、日本の発展は必然だったと思います。しかし今、人が求めている物はもっと精神的なものにシフトしつつあると感じるのは私だけなのでしょうか。要はバランスなのでしょうが。。。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.4

 自分の権利を最大限に求め、義務を最小にしようとする人が増えたからでしょうね。  全ての日本国民が、法律の許す範囲で権利を最大にして、義務を最小にすれば、社会共通の「ゆとり」というものが少なくなって、個人の権利同士が常に接触している状況になります。  これはかなりのストレスで、心の余裕を少しづつ削っていきますから、経済的に豊かではあっても、心に余裕がない状態が社会全体に生まれていきます。 (個人の権利同士が接触している状況では、一方がゆとりを求めて引いた分だけ、相手方は自分の権利を拡大し、結局権利同士が接触している状況に変化はないこととなってしまいます。)  私個人としては、こういった社会の現実は認めた上で、ゆとりを求めて自分の権利を引けば、相手側も自分の権利を引いてくれるような考え方の人との人間関係を大事にして、そのような人との個人的ネットワークを広げていく、そういうライフスタイルを取っています(結構、そのような方はいますよ)。  人を信頼(信用ではありません。信用と信頼の違いが身についていますか。)するということが出来れば、ゆとりのある生活はどのような社会の中でも得られると思います。個人生活まで資本主義的である必要はないと思いますし。  資本主義の国アメリカでも、個人生活では寄付やボランティアは盛んですし。 

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とても興味深いお話ですね。 「自分の権利を最大限に求め、義務を最小にしようとする人」というのはある意味、資本主義の産物のような気がします。(解釈違っていたらすみません。)ただ一番底辺の人でも最低限の権利は守られるというのがメリットではありますが・・・。 これからの時代はこの「権利と義務」のバランスをいかにいまく取るかが大切になってくるような気がします。 回答者様が仰るように今現在でもその人次第で人生に「ゆとり」を感じることは十分可能なのかもしれませんね。

  • kbfd33
  • ベストアンサー率26% (371/1398)
回答No.3

「日本人は本当にシアワセです」 最近は金融危機の影響などで社会がネガティブなムードに包まれていますが年収が低くても最低限の物は大体買い揃えられる時代です。土地も豊かで海や山の幸も豊富です。それなのに日本人が生活にゆとりを感じることが出来ないのは何故なのか。それは本当の「貧困生活」「耐乏生活」を知らないからです。 「灯火管制」もなくて、いつも明るい家庭や社会が当たり前だし、「空襲警報」も鳴らないから、何処へでも自由に歩き回られる。 「米びつ」にはいつも米が満たされていて、炊飯が面倒ならコンビニでオニギリ弁当が四六時中買える。このような現状に取りあえず満足感を感じなければ罰が当たると言うものだ。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 仰るとおりですね。そういう私も「貧困生活」「耐乏生活」を経験していない世代ですが身の回りに物が溢れているということは本当にありがたいことと感じています。

  • kinuaki
  • ベストアンサー率16% (129/769)
回答No.2

アメリカの家来でやってきた結果だと思います。 アメリカが言ったことを忠実にやる日本が戦争に負けて続いてきたということがすべての原因です。学校に日教組をつくり、学校では先生と生徒が平等らしいから・・これが日本の不幸の始まりだと思っています。 日本には若者も老人もジコチューが増加しています。自分さえ良ければいいという身勝手な個人主義がこういう精神世界をつくっていると思います。他人を思いやる心が非常に少なくなっています。貧しくても笑顔がある開発途上国もたくさんあります。 皆協力して将来の日本づくりをやって行こうという心を作れたらいいと思いますが、無責任な個人主義社会を変えないと豊かになっても同じだと思います。 そう思いませんか? 社会の批判をいくらしても良くはなりません。ジコチューではなく、少しは自己犠牲精神が必要だと思います。 以上、回答にはなってないかもしれませんが、アメリカ100%追従型では、豊かになったようで心が病んだままということです。日本人が自分達で日本の将来を考えて、こういう日本を作るんだということをしっかり考えてやらないといけない岐路に立たされていると思います。

hobo1026
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 敗戦後の日本はアメリカが考える「理想の国家」を無条件で受け入れなければなりませんでした。その結果として今日の豊かな日本が在るのも確かです。しかし資本主義の象徴ともいうべきアメリカ経済が崩壊の危機に瀕している今、我々日本人は改めて自分達の頭で自国のことを考える必要がかもしれませんね。

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