国債返済

質問

タイトル通りなんですが、今現在、日本の通貨は他の外貨よりも相対的に高くなっているので、借金だらけの日本は今の円高のうちに返済をしたほうが良いのではないのでしょうか？たとえば、埋蔵金といわれるお金を使うとかいろいろ、この世界情勢を利用して返済の効率を高められないのでしょうか？
なにゆえ、政治経済のほうは素人なもので、どなたか教えていただけたら幸いです。

回答No.2

aimaina · ベストアンサー

日本国債は円建てですから、円高円安は関係ありません。
日本国政府は、早く返したい気持ちはありましたが、昨年から経済が悪化し、税収は予想以上に減る一方、景気刺激、雇用拡大のためには財政拡大が必要になりますので、国債返済の予定は先送りにすることにしました。
情けないようではありますが、経済学的にも政治的にも正解だと思います。財政再建をあせって、失業者が街にあふれるようになり、日本経済が破綻してしまっては元も子もないからです。

参考URL：

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090107AT3S0602006012009.html

お礼

回答ありがとうございます。そうですね、私もaimainaさんや政府の計画には賛成です。今の一番の問題は、やはり雇用だと思います。毎日テレビで観るように派遣切りや、彼らの生活苦が窺がえます。歴史上、アメリカのニューディール政策のように仕事をつくってあげて、企業の業績がよくなれば、政府の税収のまた増えますもんね。だから、長い目で見れば、今は雇用が一番だと感じます。

回答No.4

sudacyu

Ｎｏ１です。　質問にお答えして

　日本政府の国債を一番巨額に保有しているのは、郵貯銀行（１００兆円くらい？）です。次に大手の銀行で１０兆円単位で持っていると思います。（お金を貸しても、つぶれる可能性が高い会社ばかりの時、銀行は国債を買います。日本政府が破産する時は、銀行・大手の会社も吹っ飛んでしまいますから、預金者に返済する必要はなくなります。もっとも、政府は破産する前に増税で帳尻を合わせるでしょう。）

　日本政府＝日本の政治力が信用されているのではなく、対外的に巨額の債権を持っている経済力が信用されています。アメリカ発のバブル崩壊による金融危機で世界中がひっくり返っている中で、日本バブルの後始末のために海外バブル資産をあまり持っていなかった日本の会社が、被害を受けていないからです。（今後、金融収縮による実体経済の不況によって、日本企業も販売不振で苦しくなりますが。）

お礼

再びの回答ありがとうございます。sudacyuさんのおかげでいろいろなことがわかりました。そうですね、経済的に言えば日本のＧＤＰは世界２位ですもんね。その点では、日本人としては誇りに思う部分ですよね。

回答No.3

pri_tama

他の方も書かれているように、日本の国債は国内向けですから、円の高い低いは関係無いのです。
　厄介なのは日本は外国への借金より外国へ貸している額の方が圧倒的に多いので、円高で入ってくる利息が減ってしまっていて困っています。

　なお円建てで持っている所謂「埋蔵金」は、経済対策に使われてますし、外貨準備金などの外貨は円高ですから円に換金するのは勿体無いです。
　(外国の経済が安定すればまた、円安になると思いますし…。)

お礼

回答ありがとうございます。日本がそんなにたくさんのお金を海外に貸していたとは初耳でした。円高で入ってくる利息が減るということは、日本はその国の通貨でお金を貸しているということなのですね。それにしても、日本はＯＤＡや国連にたくさんのお金を援助しているし、そういうところは誇りに思ってもいいんでしょうね。

回答No.1

sudacyu

日本国債を買っているのは、日本の法人がほとんどですし、円建てなので、円が高くなっても低くなっても、返済する金額は「円」ですので、返済が有利になるということはありません。

　尚、この円高の時期に日本政府は外国人に日本国債をもっとたくさん売ろうとしています。

お礼

回答ありがとうございます。つい、テレビで日本全体の借金がこれこれと聞いたので、つい外国だけに借金をしていると勘違いしていました。sudacyuさんがおっしゃった、外国(人）に国債を買わせるということは、日本はそれほど諸外国から信用されているということなのでしょうか？
最近の内閣支持率低迷や、総理の失言などを見ると不思議に思います。

補足

追加で、具体的に言うと、法人とおっしゃっても、具体的にどういうところから借金をしているのでしょうか？