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外貨での資産管理方法について
藤巻健史さんの著書「迫り来る日本経済の崩壊」を読みました。 結論は、「日本は、いつ財政破綻し、ハイパーインフレになるか分からないので、今のうちに、外貨で資産を管理する方がよい」ということだと思い、私もある程度、同感しました。 そこで、どうすればよいかということですが、「米ドルを中心に、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、スイス、英国なとの先進国通貨への投資」と記載されています。 具体的には、外貨MMF等を購入するのが、やりやすいと思いますが、外貨は為替変動で、これまでに痛い目にあったことがあり、どうすればよいか悩んでいます。 一時よりは、円安になったとはいえ、かつての様な円高が到来しないとは言い切れないと思います。 円高になると、MMFの利回りは、吹っ飛んでしまいます。 勿論、誰も、将来のことは分かりませんが、そんななかでも、どの外貨に、どの様な投資(MMF等)をするのが、お勧めかを、お教えいただければ有難く思います。 ※「迫り来る日本経済の崩壊」(藤巻健史/著) http://www.gentosha.co.jp/book/b7918.html
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- human21
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日本が将来ハイパーインフレになると仮定して、 質問にお答えします。 過去のハイパーインフレになった時、資産を守るために 最も有効だったのは、ゴールドでした。 第一次大戦後のドイツでハイパーインフレになり、100兆 マルク紙幣まで発行されました。 凄まじい物価上昇ですが、この時ゴールドも負けないくらい 暴騰し、金保有者のみが資産を守れました。 興味があるようなら、金について一度調べてみて下さい。 外貨による資産防衛は、ハイパーインフレ下では難しいでしょう。 米ドルの将来も決して明るいものではなく、ユーロも厳しく、 通貨そのものの価値が、世界的に下がって行くと予想しています。 また可能であれば、日本を脱出し物価の安い国への海外移住も 選択肢の一つに加える事をお勧めします。 ハイパーインフレになると、円が紙切れ同然になるので、日本の どこに住んでいても生活が厳しくなるでしょう。 自分にとって住みやすい国を探しておくのも、自己防衛の 一つになると思います。 仮に海外移住先が見つかれば、円資産をその国の通貨に変更する のも良い資産防衛になると思われます。
- yana1945
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東京23区内で、4,700万円(現時点売却可能金額)を所有。 (年金生活者なのでローン無しです) 例えば、岡山市ならJR岡山駅徒歩20分の新築同等スペースで 分譲マンションが、2,800万円~3,400万円。 月の生活費を42万円⇒33万円にしても、23区内と同等品質の 生活水準が維持できます。 1)国内で低出費で生活できる地域を見つけ、何時でも転居できる準備。 2)金、プラチナに毎月同額投資しています。 3)外貨は海外旅行に行きたい国の外貨のみ預金しています。 生活維持価格が世界でも高い方の東京を離れると、毎月の投資資金が 8万円増え、金とプラチナの購入に充てています。
お礼
回答有難うございます。 毎月、「金、プラチナに毎月同額投資」されているとのことで、感心しました。 私も、年金生活者ですが、毎月の生活がやっとで、手持ちの資産をどの様に運営するかが問題で、別途、毎月の投資まで頭がまわりませんでした。 なるほど、外貨でなく、金、プラチナの投資もあり得るのですね。 ただ、金、プラチナは、最近は少しましになったとはいえ、過去に比べれば、すいぶん値上がりし、その分、将来下落する可能性もあることを考えれば、手持ち資産の多くを、金、プラチナにするのは、勇気がいります。 また、田舎生活は望むところですが、家内の同意が得られそうも無く、これも無理っぽいです。 質問の内容から離れますが、極度のインフレにならない限りは、当面の日常生活は問題ないと思っていますが、体が動かなくなった時、子供等の世話にならず、どの様に暮らすかが問題です。 もし将来、ハイパーインフレになれば、皆さんも当然打撃が大きいですが、年金生活者は収入が限定されている為、打撃が一番大きいと思います。 そんな訳で、良い方法を探していますが、完全な方法は無いようですね。 金、プラチナも含め、外貨、不動産等に分散投資するしかないのでしょうか。 ご回答を参考に、もう一度考えてみます。 有難うございました。
- ka28mi
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ご質問の趣旨から逸れてしまうと思いますが、私は著者の意見が現実のものになった時には、先進国通貨へ投資していても無駄だと思っています。 まず、日本がハイパーインフレを起こすほどの時に、諸外国が影響を被らないと言えるのか、私は「言えない」と思うのです。 投資した国もハイパーインフレになってしまったり、財政破たんを起こしたりすれば、どうなるのでしょうね。 次に、外貨での資産管理ですが、ハイパーインフレが起こるほどのの財政破たんを起こした場合、国民の試算に手を付けないということがあるでしょうか。 一般的に考えて口座を凍結してしまい、資金の流出を防ぐでしょう。 そうなった時、保護対象ですらない外貨が保証されると、なぜ主張できるのか不思議ですらあります。 そして質問者さまのお考えですが、ハイパーインフレを心配なさいつつ、円高を心配なさっているんですよね。 矛盾していませんか? ハイパーインフレが起これば、その国の紙幣は紙くずですから、円安か円高かと言えば、驚異的な円安になるでしょう。 それに同意なさるのに、円高にも、同じ策で対応なさろうとするのですか? 「一つの籠に卵を盛るな」と言います。 相反するリスクに備えたい場合、一つの方法、一つのものでは、備えることはできません。 貨幣価値の暴落に備えたいのであれば金や土地でしょうし、円安に備えたいのであれば日本とは縁が薄いか利益が相反する国の通貨でしょう。 円高には、日本国内でのみ生活する場合は、あまり備える必要はないと思います。輸出産業が打撃を受けますから、日本向け輸出の多い外国企業の株くらいでしょうか。 藤巻氏は、確かに「伝説のトレーダー」とまで呼ばれた人物であり、大きな金を使って経済を動かすことに非常に長けておられるのは事実です。 しかし、その一方で、氏が2002年から3年の間アドバイザーを務めていらした三洋電機は、その後、経営が破たんしていきます。 もちろん、たかが2年間しかもアドバイザーでしかなかった氏が、すべてのリスクを回避できたはずはありませんが。 また氏は現在は、日本維新の会に所属する議員でもあります。 一議員でしかないとは言え、日本経済がそこまで破綻すると言うなら、国会議員として防ぐための行動をとるつもりはないのでしょうか。 勝手な感想ですが、氏の著書には、「それで私たちを動かして、どんな利益を得ようとしているのだろう?」という勘繰りをせずにはいられません。 何しろ、「伝説のトレーダー」ですからね。他者を動かして、その結果で、利益を得ることを生業としていた人物なのです。
お礼
貴重なご意見有難うございます。 藤巻氏は、三洋電機のアドバイザーだったのてすね。承知しませんでした。 その時期に、三洋電機の株を購入し、いまだに「赤」(バナソニック株に交換)を引きずっており、その意味では、好印象はありませんが、日本のほとんどの家電メーカーは、その後、大なり小なり経営が悪化していますね。 また、私は日本維新の会を支持したり、応援する者ではありませんが、国会議員といえども、一議員(まして、野党では)で、できるとは限られており、せいぜい国会で質問したり、今回の様に出版する等ぐらいしかできないのではないでしょうか。 かと言って、私は、藤巻氏の意見に全面的に賛成する者でもありません。 何故なら、残念ながら、私は対応する知識も持ち合わせていないし、勉強もしていないので、判断する能力を持ち合わせていません。 ただ、現在のような財政状況で、それに対する政府の姿勢を見ていると、この国は、いつかは財政破綻に陥るのではないかという、恐怖感に苛まれているしだいです。 であれば、その時(財政破綻に陥った時)、ハイパーインフレになるかもしれないと恐怖感があるのは無理もないと思っています。 さて、 「ハイパーインフレを心配なさいつつ、円高を心配なさっているんですよね。矛盾していませんか?ハイパーインフレが起これば、その国の紙幣は紙くずですから、円安か円高かと言えば、驚異的な円安になるでしょう。それに同意なさるのに、円高にも、同じ策で対応なさろうとするのですか?」 ⇒とのご指摘ですが、そのとおりです。 つまり、「同じ策で対応できない」と思ったので(つまり、藤巻氏の意見に100%は同意できないから?)、今回のような質問(投稿)をしたしだいです。 日本がハイパーインフレになった時、諸外国がどうなっているか、日本の国民の資産(口座)が凍結されるか等は、今の時点では、誰も、確定的なことは言えないと思います。 その上で、現在取りうる、可能な限り、安全で考えられる方策は何かを考えたく思っています。 例えば、事前に外貨MMFを購入しておれば、購入した日本の会社が倒産しても、それを運用している外国の金融機関が倒産しない限り、財産は保全される等々です。 それにしても、 「一つの籠に卵を盛るな」と、おっしゃるとおり、分散投資するのが第一かもしれませんね。 お教えいただいた内容も参考にして、いろいろ考えてみます。 有難うございました。 ※尚、「インフレから身を守る方法」のサイトがありましたご参考まで。 http://www.capital-tribune.com/archives/1225
お礼
回答有難うございます。 インフレに対する伝統的な資産として「コールド」があるのを、ご指摘を受け、あらためて思い出しました。 しかし「ゴールド」は、有事の時に強いとはいえ、結局は、需要と供給の関係によって、価格が決まるのしょうから、「ゴールと」といえども、万全とは言えないと思います。 最近は、少し値下がり気味とはいえ、昔に比べれは、大幅に値上がりしており、残念ながら、今、購入する勇気はありません。 昔、ゴールド(地金?)を小額ですが、積立購入をしていたことがありますが、まどろっこしいので、途中で止めてしまいました。止めずに継続しておればよかったと後悔しておりますが、現在再開するには遅すぎる気がしております。 ※<ご参考>金価格の推移と変動要因 http://www.dai-ichi.co.jp/gold/factor.asp 「海外移住」もおすすめとのことで、もともと興味はありますが、家内の同意を得るのが難しいこともあり、それこそ「ゴールド投資」以上に、勇気と決断力が必要になりそうです。 結局は、外貨にしろ、コールドにしろ、その他の投資先も含め、時間と対象を分散して投資する、最もありふれた解決方法しかないのかと思いはじめています。 いろいろアドバイス有難うございました。