- ベストアンサー
グラスウール使用について
家をリフォームすることを考えています。 主人共々いろいろ調べたのですが、 主人が読んだ本には、のきなみ グラスウールは、だめ!と書いてあり、その考えに完全に感化されています。 発砲ポリウレタンや、セルロースファイバーが良いのではと考えていますが、何せ高額になります。 本当に、グラスウールというのは、そんなに悪いものですか? だめですか? 教えてください。お願いします。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.2です。(再質問をいただいたので投稿させていただきます) >では、なぜ、今グラスウールはだめ!という内容の情報が >とても増えているのでしょうか? その様な情報が今になって増えているとは、とても思えませんが。。。(むしろエコ素材としてますます見直されていると思いますが) もし、グラスウールが非難されているとしたら原因は大きく2つあると思います。 1つめは外張り断熱と比べられるケースです。 住宅の断熱には大きく分けて外張り断熱(外断熱)と充填断熱(内断熱)があることはご承知でしょうか? 前者は比較的歴史の浅い工法で、内壁よりも外側を断熱層で覆うことにより、柱などとの干渉で断熱層の欠損が出来ることが無く、熱損失が少ないことを最大のメリットとしています。 断熱材としては主に発泡ポリウレタンフォーム(発泡スチロールのようなもの)を使い、高気密を唱う住宅では多く採り入れられる工法ですが、この様に断熱材に化学素材を使うことはエコ評価としてどうかと思いますし、万一の火災時にはその燃焼ガスの発生も気になります。 グラスウールは後者の充填断熱で主に用いられる代表的な断熱材ですので、外張りを薦めるビルダーやメーカーとしては、前記した外張り断熱のメリットと比較してグラスウールのマイナス部分が攻撃材料となる訳です。 お宅様の場合はリフォームですので、内壁の内側(柱と柱の間)に断熱材を詰め込む充填断熱となると思います。 そこでグラスウールが非難される原因の、2つめのケースとなるのですが。。。 そもそも一昔前の住宅では断熱材の重要性や正しい施工法が認知されておらず、現場の大工さん達も「とりあえず詰め込んでおけば良い」程度の考えしかありませんでしたので、その頃に建てられた住宅では間違った断熱工事によって十分な断熱効果が得られなかったり、酷い場合は壁体内がカビだらけになったりすることが良くありました。 長くなりますので正しい施工法についての記述は省略しますが、現在では現場に手抜きがない限り、断熱材に関する正しい知識は末端の工務店にまで浸透していると思います。 ですから、グラスウールによる充填断熱に問題があるとしたら、素材自体にではなく施工法です。 企画住宅の新築とは違い、リフォームこそ職人さんの腕次第で雲泥の差が出ます。 断熱工事においても、請け負う職人さん(工務店)が最も得意とする素材を選ばれるのが何よりだと思いますが。。。
その他の回答 (6)
- toraoyaji
- ベストアンサー率44% (22/49)
はじめまして。 グラスウールは決して悪いものではありません。他の方が言うようにコストパフォーマンスは最高だと思います。 よく、外断熱派から内部結露で非難されますが、隙間無くグラスウールを内壁に充填して、きちんと内壁側に防湿層(湿気がグラスウールの方に行かないようにする層)を設け(要はシートで隙間無く塞ぐ)、外壁側に通気層(万が一グラスウールに湿気が入った場合に湿気を逃がす層)を設ければ大丈夫です。 ですが、この作業は、大工さんはとても嫌がるそうです。本当にきちんとすると、大変めんどくさいそうです・・・ また、防湿層の必要性を理解してる大工さんは比較的温暖な地域にはあまりいないのが現状だそうです。 先日、テレビでやってました、”完成!ド○ー○ハウス”を観ていたところ、”なんじゃこりゃ!”っていう断熱材の施工をしていました。全く断熱材は連続して充填されてないし、隙間はたくさんあるし、防湿層の止め方はなってないし・・・素人の私でも歴然でした。 普通、テレビならきちんとすると思いますが、それがおかしいこととすら思わないのでしょう・・・。 話がそれましたが、グラスウールはきちんと施工すれば素晴らしい断熱材と思います。 可能ならご自分で施工されてみては?下手な大工に頼むなら自分でやったほうが良いものができますよ! 素人が施工した例のHPを貼ります。”断熱材”に入ってみてください。参考までに・・・
お礼
ありがとうございます。 グラスウールも使い方次第ということですね。 (他の素材も同じく) 確かにそうですよね。 どんな良い素材も施工がだめでは意味がない・・・。 これからもっと勉強します。
- hide650929
- ベストアンサー率36% (112/309)
No.2&5です。(再び質問をいただいたようなので) >ところで、発砲ポリウレタンは、私も最初単純に、化学物質だから、燃えたときに湯毒ガスが出るのでは? >溶けたりして、大変なことに??とか思ったのですが、HMの方に聞いたら、炭化してしまうので、 >それ以上燃えなくなる(延焼しない)し、有毒ガスも出ないといわれたのですが、では、それは間違っていたということでしょうか? メーカーさんがその様に仰有るのであれば、私はそれに異論を唱えるほどの知識を持ち合わせて持ち合わせていません。 確かに燃焼ガスの問題は素材として一番のウィークポイントですので、近年の商品には難燃化材の添加で着火し難く改良されていると思いますが、石油製品ですから元来は燃える性質ですし、燃えたときは不完全燃焼しますので木材などより大量の煤と刺激臭を発生するはずです。 私としてはどのような断熱材にもメリットとデメリットがあり、敢えてグラスウールだけを悪者扱いして選択肢から外す必要も無いということをお伝えしたかっただけですので、そのところは誤解の無いようお願いします。
お礼
丁寧にご回答ありがとうございました。 確かに、全てメリットデメリットありますよね。 施工する人を信用できるかどうか・・・・ というのが一番でしょうか。
- winngu11
- ベストアンサー率20% (169/810)
グラスウールがダメという情報が多いのは、本を書いてる著者本人がグラスウールを扱わない業者出身だからです。 扱わないのであれば、結局欠点をたくさんあげつらねれば素人は簡単にグラスウールはだめだと思うでしょう。 そういう本の著者はたいてい業者出身者、あるいは建築評論家とかある特定のハウスメーカーの工法が一番だと書くことで少しばかりキックバックしてもらってます。 だから自分と繋がってる工法しかいいと言いません。 こういう手合いの多くは独自の主観で現実とは違うことしか書いてませんのでどうかご安心を。 ただ、業者の中には本当に繊維系断熱材の施工がド下手なとこが実際にあります。 なぜかというと、断熱材の施工の基準は住宅金融公庫などの仕様書や保障会社の基準に詳しく書かれていないからです。 保障会社も見にもきません。 見に来ないんだからテキトーにつめる大工が後を絶ちません。 そのため、断熱材があちらこちら隙間だらけになり、繊維系の断熱材は水に弱いため結露してしまうのです。 その点、ファイバー系やウレタンはしけはません。 ただそれも隙間があれば寒いだけですが。 繊維系断熱材は繊維系の断熱協会で施工マニュアルが発行されており、素人がやっても丁寧になれば施工は全然難しくもありません。 いや、むしろ自分の家だから素人のほうが上手にやりますよ。 繊維系断熱材を使っておもに間違ってるのは、寸法をしっかはかって切らないで施工するとか、コンセントボックス、筋かいの部分を加工しないでただぶち込む例が多いですね。 およそプロともいえないお笑いぐさな仕事ですが、大手のメーカーでも間違ってるとこはしっかり間違うから予断を許しません。 欠陥を生むのは、結局業者が手抜きしてるか無知かどちらかです。 ただ、断熱材を多く仕込む場合は通気工法とセットにしないと結果的に結露しますね。あと、換気も十分でないと結露します。 リフォーム後は水蒸気の出るファンヒーターや石油系ストーブは使うと結露につながります。 結露するのはどの断熱材を使ってもよくはありません。 そこは考えたほうがいいですね。 断熱のうまい業者なら、どの断熱材を使っても同じ性能を出せますよ。 なお、グラスウールを扱う業者は「発砲系は燃えやすい」とか言いますねぇ・・・。 そんなこと言い出したらどれも使えませんよ。
- ultra1long
- ベストアンサー率49% (341/688)
結露するのは、水蒸気は冷やされると水になるためと、グラスウールが透湿するためですが、詳しくは次を読んでください。 http://www.sotodan-souken.com/lecture/wooden_structure/page010.html http://www.sotodan-souken.com/lecture/wooden_structure/page005.html グラスウールがダメという情報は、独自の何とか工法を売り込みたい、別の断熱材を売りたいというセールス上の理由や正しい施工が面倒という理由でしょう。 全てにおいて、優れているといる断熱材は存在せず、適材適所で、断熱材と構造に合った設計施工が重要です。 正しい設計施工(防湿気密シート)が行われれば、冬の結露は問題ありません。 夏の逆転結露に対しては、結露条件を満たす場合がありますが、短時間であり問題ないとされています(防湿層の位置を1/3くらいずらせば改善できますが)。 一番の問題は、温暖地では、正しい施工が出来る業者が少ないことだと思います。 コスト以外にも、火災に強い、生産エネルギーが少なめ、廃棄時の問題が少ないなどの長所があります。 一方、セルロースファイバーも限りある吸湿性はあっても透湿しますから、温暖な地域であっても、外側の透湿抵抗が高いと吸湿量を上回り結露します。 正しい使い方が必要です。また、短所も調べれば他にもあることが分かることでしょう。 発砲ポリウレタンは、火災時の爆燃がどうか、廃棄時の問題といった短所もやはりあります。 また、防湿気密シートを施工しないと十分な気密性能がとれないということもあるようです。 リフォームを考えておられるなら、次の全てを十分理解されることをお勧めします。 http://blog.smatch.jp/dannetu/category_7/ http://www.shinjukyo.gr.jp/content/shinzairai/shinzairai.htm
- hide650929
- ベストアンサー率36% (112/309)
断熱材にも用途、素材、工法(構造)別に様々な種類がありますが、価格、性能、汎用性の高さなのど総合力でグラスウールに勝るものはないと断言出来ます。 お宅様の場合はリフォームとの事ですので、最初からグラスウールを否定しては、大きく選択肢を狭める事になるでしょう。 施工業者にも部材扱いの得手不得手があると思いますが、「ウチではグラスウールを扱いません」という業者はおそらく皆無だと思います。 業者から「ウチではグラスウールもやりますが、敢えてこちらの断熱材をお薦めします」という話があって、それから耳を傾ける程度に思っておかれた方が良いでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 一つお聞きしたいのですが、 では、なぜ、今グラスウールはだめ!という内容の情報が とても増えているのでしょうか?
「なぜだめなのか」がわかればどうすればよいのかわかるでしょう。 物が悪いということではありません。 安易な施工では壁内結露や断熱の隙間が発生しやすいのです。 雑な工事か正確な知識のもとに行われている工事かでもずいぶん違います。グラスウールがダメということは施工に信頼がおけないということでしょうから材料の性能が上がっても完全に解決する問題ではありません。 コストでいえば、性能対コストならパフォーマンスは大きいと思いますよ。http://www.afgc.co.jp/dk/glass_wool/7_economic.htmlグラスウールの会社のデータなので手前味噌かもしれませんが、使用していてこういう感覚はあります。運搬のかさも少なければエコであるとも言えますね。 もちろんもっと性能が良い材料をということなら変更してもいいでしょう。本来は、安くて良い品質、適材適所で、正しい施工品質の管理が必要なのです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、なぜだめか・・という点に注目するのですね。なるほど。 主人にもこのHPを見てもらいます。
お礼
ありがとうございます。 私も少し勉強しているのですが・・・ とてもためになります。 ところで、発砲ポリウレタンは、私も最初単純に、化学物質だから、燃えたときに湯毒ガスが出るのでは?溶けたりして、大変なことに??とか思ったのですが、HMの方に聞いたら、炭化してしまうので、それ以上燃えなくなる(延焼しない)し、有毒ガスも出ないといわれたのですが、では、それは間違っていたということでしょうか?