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屋根の遮熱シートの効用の実際について
- 次世代省エネ基準改定に伴い、新築する家で断熱性能をアップさせることを考えています。アルミ遮熱断熱シートが効果的で、10万円で施工できるという話を見つけました。実際に取り入れた方に効果や経験を教えていただきたいです。
- 遮熱断熱シートのメーカーにはSEMCO、ウルトラコンクリートバリアー、ウルトラフォイル、リフレクティックス、プレイリーホームズ・アストロフォイルなどがあります。どのメーカーが良いかや質的な差についても教えていただきたいです。
- 遮熱シートは透湿性がないため、施工場所によって内部結露が生じる可能性があります。専門家や経験者に一番良い施工法や壁や床下などでの結露の問題について教えていただきたいです。
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No.1です (再質問をいただいたようなので。。。) >「野地板の表面に施工」とというのは、どのあたりになるのでしょうか? 屋根はガルバで通気工法との事ですので、お宅様の屋根は下記のような構造となると思います。 (外側から)(1)ガルバ > (2)ルーフィング > (3)バラ板 > (4)胴縁 > (5)タイベックスシルバー > (6)野地板 > (7)断熱材 > (8)防湿フィルム > (8)天井材(杉板..等々) >屋根はガルバで通気工法となります。なので、ガルバのすぐ下に張るのが効率的で、、、、 前述の構造から云えば(1)の直ぐ下という事になりますが、お宅様がご執心の"アルミ遮熱断熱シート"なるものには、メーカーからの説明にも「伝導熱を遮断する効果が無いと」書かれている以上、ここに施工しても無意味です。 >その下に通気層があって、その下がセルロースファイバーの断熱層なので、問題はないかな?と思ったのですが、 同じく前述の構造で(3)(4)が通気層となります。(簀の子をイメージすれば解りやすいでしょうか?) (1)(2)が熱源で(6)(7)(8)が断熱層です。 遮熱材とは空気を伝わる輻射熱を遮断するための物ですから、(5)に置くのが適当ということが、これでお解りいただけるでしょうか。 >あと「セルロースファイバーなら45K以上は欲しい」というのは、どういう意味でしょうか?一応屋根はSF15cmの予定なのですが・・・ 至極簡単に言えば断熱材自体の性能を表すもので、密度とも関係します。 SF15cmとは"15cm厚の空間にセルロースファイバーを充填する"という意味で、【断熱材の性能×厚み】で断熱層の熱抵抗値が計られます。 これ以上の詳細は省きますが、次世代省エネ基準を参照すればIII・IV・V地域の屋根断熱でセルロースファイバー45K/55Kなら必要な厚みは18.5cmとなっていると思いますが、この点は要確認です(工務店に訊ねてみてください) >タイベックスシルバーの遮熱効果は実感されますか?断熱材の仕様等と併せて、どんな感じか、炎天下の真夏でもクーラーをそれほど使わなくても、風通しがよければ過ごし易い・・・とか 拙宅の場合、2階の1部(約6畳のロフト部分)のみが勾配天井で、納戸代わりと、甥っ子専用(?)の客間として使用していますので、エアコンはつけていません。 真夏の日中には偶に入室する程度ですが、外気と比べて暑苦しいと感じたことはありませんし、天井に触れてもひんやりとしていますので、効果は充分だと思います。 >リフレテックスなどは結構安いようですが、タイベックスシルバーは、結構値が張るのでしょうか? セルロースファイバーの特徴として第一に調湿機能が挙げられる以上、遮熱材に透湿性があることが大前提ですので、リフテックスも"不適"と云うことになると思いますが、この商品自体を私が良く知らないので、いずれの遮熱材を選ぶにしても「透湿性に注目してください」とだけ書かせていただきます。 遮熱シートはあくまで断熱性をより高めるための補助的な部材です。 断熱層の中に湿気を籠もらせ、断熱材の性能を阻害するマイナス要素が少しでもあるならば、施工しない方が家にとって優しいと思います。 なお、費用については失念いたしました。
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- hide650929
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>タイベックスシルバーにするとなると、透湿防水シートの変わりに使うことになるのでしょうか? そのとおりです。(というよりタイベックスシルバーは遮熱効果のある透湿防水シートです) お宅様の設計図では455mmピッチで配した垂木の内側から、透湿防水シートをタッカー留めし、そこにSF断熱材を充填することになっていますが、SFは吹き込み式ですので、多少は透湿防水シートが外側に膨らむのかと思います。 この場合でも、垂木間に十分な通気層が確保されるのかは施工業者に訊ねてみてください。 拙宅の場合はNO.2の回答で前述の通り、野地板上に貼り付けで施工されています。(断熱材はGW)
お礼
ありがとうございました。うちの場合は野地板というのがない?というこでしょうか??など、お尋ねしたいのですが、エンドレスになってしまいそうなので、このあたりで留め、建築家の先生に確認してみようと思います。ありがとうございました。また同じような質問を立てるかとは思いますが、ご寛恕のほどを、また今後ともよろしくお願致します。
- hide650929
- ベストアンサー率36% (112/309)
いろいろと商品名が書かれてあって、ご質問の主旨が今ひとつ判りかねるのですが。。。"タイベックスシルバーの代用品としてアルミ遮熱断熱シートが使えるのか?" ということで宜しいのでしょうか? だとしたら、お宅様の場合は小屋裏を設けない勾配天井ですので ”NO" という事になりますね。 ※野地板の表面に施工しますので、透湿性が無いと野地板より内側の断熱層に湿気がこもり腐食します。 尚、拙宅も一部が勾配天井で、タイベックスを施工していますが(築7年目)炎天下の真夏でも今のところ特に不具合を感じたことはありません。 施工上のポイントとしては、断熱材の仕様(セルロースファイバーなら45K以上は欲しいですね)と35mm以上の胴縁で充分な通気層を確保してやることでしょうか。 屋根材を何になさるか判りませんが、通気層を設けるため屋根工事には多少の技術を要します。
お礼
早速ご回答ありがとうございます。 全然素人なので、よく解っていないのですが、屋根はガルバで通気工法となります。なので、ガルバのすぐ下に張るのが効率的で、ガルバとアルミ遮熱シート(透湿性なし)を張っても、その間に結露したとしても問題ないかな・・・(でも静止空気層を設けないと効果がないとか見たりしたので、その空気層ってどうやってつくるのかな?)・・・、その下に通気層があって、その下がセルロースファイバーの断熱層なので、問題はないかな?と思ったのですが、「野地板の表面に施工」とというのは、どのあたりになるのでしょうか? あと「セルロースファイバーなら45K以上は欲しい」というのは、どういう意味でしょうか?一応屋根はSF15cmの予定なのですが・・・^^;;) あと、タイベックスシルバーの遮熱効果は実感されますか?断熱材の仕様等と併せて、どんな感じか、炎天下の真夏でもクーラーをそれほど使わなくても、風通しがよければ過ごし易い・・・とかお教え頂ければ幸いです。 ちなみに、りフレテックスなどは結構安いようですが、タイベックスシルバーは、結構値が張るのでしょうか?何坪の家でいくらぐらいの費用・・・といった目安が万一判ればお教え頂けると有難いです。 よろしくお願い致します。 ありがとうございました。
お礼
度々申し訳ございませんでした。本当にありがとうございます。 設計図を見ると、うちの場合は、(1)ガルバリウム鋼板t0.4mm立てはぜ葺、(2)アスファルトルーフィング(3)耐水合板t12mm(4)通気桟30×45@400(5)垂木45×60@455(5)透湿防水シート(6)セロースファイバーt150mm(7)透湿気密シートとなっています。 これならば、耐水合板の下にアルミ遮熱断熱シートを敷けば、内部結露の問題はないかと思いますが、考えれば静止空気層をどう作れるかという話になり、通気桟の下に設ければ、静止空気層が出来ず効果がなくなるか・・・と迷うところです。タイベックスシルバーにするとなると、透湿防水シートの変わりに使うことになるのでしょうか? この再質問を最後に、質問を締め切って、改めて立て直そうと思いますので、申し訳ございませんが、ご回答頂ければ幸いです。 もちろん、最良回答です!(^^)!