私は広告制作会社でライターをやってます。
仕事は、営業さんがとってきた広告の記事を作ること。
クライアントの商品の内容だけでなく、付加価値を与えうる資料を複数探し、そこから必要なものを見つけ出し、組み合わせ、人に「ほしい」と思わせるように書く仕事です。いきなり、まったく新規のクライアントさんがもちこまれ「今日校了だから全面広告のテキストとレイアウトを午前中に作って」という注文もしばしばあります。なのでスピードも要求されます。
もちろん媒体の種類、内容、発行期間、人数によって異なります^.^。
新人ライターがフリースペースを任されるということはまずなく、人の手書き原稿のリライトから始まり、決まったコーナーを書く・・・という「自分の創作性が発揮されない」と感じる仕事から受け持つ場合が大半だと思います。でもその時点で締め切りを守り、頭がまわり、常識があるところを見せておけば、自然にいい仕事がまわってきます。ただ、ライターに限らず編集、制作というのはテレビドラマみたいにかっこいい仕事ではなく、雑然ときつく、夜中でも仕事ありありで給料は死ぬほど安い仕事だと覚悟してください・・・^.^:
私は大学は史学科でしたが、ゼミでやった「1冊の学術書を400字にまとめる」という課題が今大きく役立っています。まず一冊の本を読み、200~400字に本の内容&テーマをまとめる練習はどうかな? 友達に「やってみたい」と思わせるためと想定して、ひとつの美容法を400字程度にまとめてみてはいかがですか?絶対役に立ちますよ。
ライターの就職には作品審査があるはずですから、学歴に不安があっても、しっかりとした作品と時間や約束を守る責任感、そして礼儀と常識があれば道は開けるはずです。
雑誌関係よりも、広告関係の方が働き口はあるかな。No.4さんのおっしゃるとおり怖い会社や嘘の多い会社もあるので、簡単に入れるところには気をつけてください。
本屋に売ってる雑誌だけではなく、地方の広告会社、ミニコミ誌、またメーカーやサービス業で媒体を発行しているところもあります。その媒体をこまめにチェックすると、「ライター募集」がひょんと出てる時がありますよ。小さなところで実績をつめば、「経験者」として希望の媒体にスキルアップもできます。
今はエステや化粧品、健康食品が広告も強い業種ですので、質問者さんなら「美容関係に自信がある」とアピールできるから有利かも。
質問者さんはまだまだ若いので、焦らずいろんな仕事をしながら人生経験を重ね、「まとめる」「書く」練習を積んでいかれてはいかがでしょう^.^絶対チャンスはありますよ^.^
補足
小さな会社でも自分の意見が書けなくても構いません。 「文章を書ける」ことに意味があるんじゃないかなぁと漠然と考えてます。 こんな曖昧な気持ちで入れるほど甘い世界ではないということはわかるのですが…。美容についての知識が役に立てるのであれば嬉しいです! 給料や時間帯についても厳しい意見が聞けて参考になりました。 為になる回答ありがとうございました!