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メキシコのボクシング事情について
亀田和毅さんが「年間20試合」を今年の目標に掲げ遠征先のメキシコに出発したという記事がヤフーにありました。 批判的なコメントが多かったのですが、亀田家の好き嫌いは別としてご回答して頂ければと思います。 (1)メキシコのボクシング事情は日本と比べてレベルが高いのでしょうか? 日本人がメキシコというホームではない国でやるのは大変だと思いますが実際はどうなのでしょうか。私自身は防衛回数の多いチャンピオンはメキシコ人が多いので日本よりメキシコのほうがレベルは高いような気がします。 (2)日本では年間20試合は多い気もしますが、メキシコでは普通なのでしょうか?強いチャンピオンなら試合数も多くなるとは思いますが、ノーランカーでも試合が出来る内は結構な試合数をこなすのでしょうか。
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- dr_hulk
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「年間20試合やる」というのは「手頃な相手を選ぶ」と言っていることに等しいです。 毎試合打ちあっていたら、年間20試合は不可能です。本場アメリカでは強いチャンピオンは強い選手とやることが義務だという風潮があるので、世界戦は激しいダメージを負うことが多いため年間2~3試合が普通です。このように、年間20試合はまともにやっていては絶対に無理なことです。 他の国の選手でもキャリアの前半に大変な年間試合数をこなすことがありますが、キャリア前半は試合のラウンド数も少ないですし、手頃な相手を選んで大切に育てているからこうなります。まあボクシングもビジネスなので、期待の新人に賭けるマッチメイカーの思惑があり、こうなるのでしょう。 先日メキシコで試合をしていましたが、お客もまだ全然入ってないくらいの前座でした。亀田選手はメキシコでは無名で、あのレベルのボクサーはあっちにはゴロゴロいるので、どうがんばっても前座です。質問者さんのおっしゃる通り、メキシコのほうがアマも断然しっかりしていて、プロのレベルも日本よりかなり高いので、ラスベガスにもコンスタントに選手を輩出しています。それでもメキシコでやるのは、手頃な相手をぶつけ、戦績に箔をつけるためです。 弱い選手ばかりとやる亀田流のマッチメイクは日本ではバッシングを受けますが、メキシコで試合していれば、メディアに取り上げられることもほとんどないので、弱い選手を倒して白星を稼いでも、ボクシングに疎い世間の人たちからの文句はないので、日本に帰ってきたら戦績だけは一人前なので、商品価値がグッと上がります。世間に見放された亀田家が、今日本で試合してもお金にならないですから、今のファイトマネーを無視してメキシコで白星を稼ぎ、将来に投資しているのです。