- ベストアンサー
男女平等の必要性とは?
- 男女平等の必要性について、社会進出意欲のある人たちに平等な機会を与えることが重要です。
- 男女平等の法律上の権利は普及しているものの、まだまだ目に見えない壁が存在しています。
- 女性社会人として、営業職の中で女性としての有利・不利な場面を経験してきました。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
欧米での男女同権の流れを見てみると、奴隷制の廃止など、人間の尊厳に関わる「権利」獲得の歴史があり、人種や宗教での差別が無くなった後に、最後の不平等として注目されたものである、という点があります。 では欧米ではどのように男女が不平等だったのかというと、職業選択の自由など現代に通じる問題だけでなく、女性には財産権が無かったり、相続権が無かった時代もあったのです。 その後、第二次世界大戦の戦中に女性の社会進出(男性は兵隊に行ってしまうため)が結果として果たされたものの、制度や文化の中には色濃く女性蔑視が残り、戦中から戦後にかけて働く女性がすでに多数いて、社会もそれを前提として動いているのにも関わらず、女性の地位があまりにも低いとして起きたのが1960年代のウーマンリブ運動なのです。 欧米での男女差別には根本的な差別があり、現在でも家庭の財布を握るのはほぼ100%夫である点も留意が必要です。 それを踏まえたうえで、そもそもそれほど日本に男女差別あったのかという点を考えるべきでしょう。 確かに「就職」と「社会進出・出世」だけを捉えてみれば、女性にはかなりのハンデがありましたし、現在でも「在る」といえます。 その一方で、日本独自の現象として女性だけ「家事手伝い」が許されるとか、いわゆる「腰掛」OLが許されるとか、主婦になっても財布を握っているがゆえに、優雅に「ランチタイム」を取れるなどの利点も数々存在します。 もし本当に女性が「社会進出における平等」を望むなら、実は「社会進出における義務・不利益」も平等に負担する覚悟が必要です。 その点で実はむしろ男性のほうが不平等になっている部分もあります。男性はちょっとしょげようが、この義務から逃げられないのに、彼氏中心の腰掛OLは結婚すればこの義務から逃れることができるからです。 欧米では男女平等の社会進出を果たした結果、不利益もほぼ平等で、たとえば日本の派遣問題ようなことが起こった場合、派遣村のほぼ半数近くは女性の派遣労働者が占めることになりますし、経済的な理由による自殺者もほぼ同数になっているのです。 しかし、日本ではそのようなことなかなか起こりません。 男女平等な社会進出は必要ですが、チャンスそのものが(男女だけでなく)不平等なものですし、男性が有利なこと、女性が有利なこと両方が沢山あるのが日本のいいところなのです。 女性の利点を生かせば、これほど女性が住みやすい国は他には無いぐらいです。 そのメリットを捨ててまで、「社会進出における平等(義務・不利益」を選択したくない女性が沢山いるのが現状なのではないでしょうか。
その他の回答 (5)
今時、学歴社会はよくない、という人がいないように、 男女平等・同権、なんていう人もいないのではないでしょうか。 公務員は置いておいて、 民間企業が誰を採用しようが自由ですから。 産休などで休まれても困りますしね。
- papabeatles
- ベストアンサー率15% (316/2083)
私は社会は男女平等はかなり進んでいると思います。 でも家庭の中は家族の中心は父親であり母親はご主人と子供の健康をささえるもでないといけないと思います。 父親は家族のために必死で働いて仕事をして母親は家庭を支えるべきだと思います。父親も母親も必死で働いたら大切な家庭はいったいどうなるのでしょう? 古い考え方のようですが女性はしっかり家庭を守ることを第一に考えてほしいと思います。
- dai-ym
- ベストアンサー率22% (848/3824)
誰でも雇用のチャンス、出世のチャンス、社会進出のチャンスはあると思います。 だって1円で会社を作れるんですよ。 自分で起業すればそれで社長です。 自分で自分を雇用すればいいんです。 実際に自分の仲間で会社員になれないからと起業してちゃんと利益を出して、数名の社員を雇用している人間もいます。 そんな人間一人じゃないです。 男性も女性も居ます。 そうでなく誰かに雇用されようと思ったら、どうしてもその人の価値観に左右されてしまいます。 価値観が人それぞれ違う以上、その価値観に左右されることは仕方ないことです。 これは人間それぞれの固体に差がある以上どうすることも出来ないことです。 これをなくしてしまったら、自分と他人の違う意味がなくなってしまいます。 はっきり言います。 平等なんて絵に書いた餅。 実現することなどない夢物語。 人間生まれた時点でさまざまな差があるのだから、その時点で平等などありえません。 平等なんかよりも大事なのは、それぞれの差を認めること。各自の区別を認めること。そして自分というものをどうしたら生かせるのかをしっかりと考えること。さらに他人はどうしたら活かせるのかも考えること。 平等というフラットにするのでなく凸凹あることを認め、ジグソーパズルのピースのようにお互いの凸凹をいかに埋め合わせていけるかを考えることだと思いますよ。 スタートラインもさまざま。 ゴールもさまざま。 その最中のコースの条件もさまざま。 こんな状態で平等のようにフラットになれるわけがないんです。
- 10ken16
- ベストアンサー率27% (475/1721)
必要ですし、実際に平等になっています。 挙げられた女性の例は、本人の優先順位がどこにあるかの問題で、 価値観と言うほどのものではありません。 男性の例は個人的な性格の問題です。 社会に於いては、越えなくてはならないハードルが男女で違います。 若い女性に対しては男性の側が(本能的に)優しくしてしまいます。 そのため、援助を得られる機会も多く、成果を上げやすいです。 男性だったら「自分で考えろ」「自力で何とかしろ」 で突き放されるケースでも、女性の場合は援助されたり 露骨に言えば『ケツを持ってもらえる』ことが多いです。 この、ゲタなり踏み台なりが与えられてしまうことは、 結果として同じ成果を男性よりも得やすいと同時に、 スキルを得る機会を奪われるということを意味します。 これがずっと続くなら良いのですが、若さを失うとゲタも失われます。 そうなると、相対的に自分の能力が下がります。 つまり、女性固有のハードルとして、上記の踏み台を降りる、 あるいはゲタを自分で脱ぐということが発生します。 また、責任を負わなくてもよい換わりに、責任を与えられないこともあります。 卑近な例で言えば、設計を行っていても、 男性は、ボルトの選定1つでも、6mmでも10mmでもなく なぜ8mmかの根拠を求められます。(実際私も求めます) 「ただ書くだけなら、女の子でも出来る」なんて、差別的な叱責もあります。 女性は、設計の根拠や責任を求められないのです。 (絵として成立してればよいという程度の扱いです) それは楽であると同時に、機会を失うことでもあります。 でも、あえて試行錯誤をやらせて下さい、って女性は、ほとんどいません。 いても、なかなか長続きしません。 この辺りの差が、30代半ば頃に一気に表面化します。 同じ成果を上げているのに、立場が違う。 以前よりがんばっているのに、以前程には評価されない。 環境は平等でありながら(スタートラインだけなら少し前にありながら) 起業できる女性が少ない原因は、この辺ではないかと思います。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
社会進出意欲のある人たちに、雇用チャンスや出世チャンスが男女問わずに平等に機会を与えられることなんじゃないかと思うんです。 おっしゃるとおりです。 法の目的そのものです。