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あの星空は何だったのか
小学校5年の時、自宅のベランダから見えた星空が、テラ(ものすごく)見えた事があります。 あれから20数年、何度も星空を気にして覗いていますが、一度もあそこまでテラ見えたことはありません。 どういう状態かというと、普段は黒い空間の中に星がいくつか点在していて素朴に星座が見える程度なのが、空一面びっしりと宝石のような色とりどりの大小さまざまな星々が、きらびやかに“たれこめている”のです。 天の川もはっきり見えました。 私が見とれていたら、西がぴかっと光ったと思ったら、波動砲みたいなすさまじい巨大な閃光が、西から東に飛んで行きました。それはとんでもない流れ星でした。普段見えるつまようじみたいなのとは別物です。 もっともそれは偶然なのかも知れないですが。 時間は真冬の午前4時ごろでした。 あれに匹敵する映像はハッブル宇宙望遠鏡のくらいじゃないでしょうか。 何でそんなすごいのが地上から見えたんでしょうか? 20年来の謎です。
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質問者様は都会から遠く離れた田舎の夜空や、山頂の星空を眺めた経験はございますか。 >大小さまざまな星々が、きらびやかに“たれこめている” この私も都市の住人ですが、二度ほどそのような星空↑に遭遇し驚いた記憶があります。 その時の天空は、まさに言われるような表現がピッタリで、覚えていたはずの星座も これほどまでに星の数が多くては、どこにあるのか皆目見当もつきませんでした。 聞いた話ですが、都会の寂しい星空しか眺めたことのない子供の中には、 このような絢爛豪華な星々を見て気持ちが悪くなり「じんましん」が出る者もいるそうですよ。 でも、町中では普段お目にかかれない見事な星空が、何故、見えたのでしょうね。 これは「大気が非常に澄んでいたから」と考える他ないような気がします。 秋から冬にかけて、時折、異常視程(異常透明)という現象が起こることがあります。 この言葉、気象用語としては既に死語ですが、遠方にある物が異常にはっきりと見えるのです。 異常視程は、低気圧に伴う寒冷前線、 もしくは閉塞前線通過後の、風のやや強い時に起こることが多いようです。 視程がよくなる理由は、前線通過時の雨と、その後面に存在する下降気流とで 大気中の細かなチリがとれ、ホコリが立ちにくくなるためです。 さて、午前4時は人々の生産活動も極小となり、町中の明かりも少なく夜空は最も暗い状態です。 そして、異常視程(異常透明)は水平視程のみならず、 宇宙からやってくる星たちの弱々しい光をも倍加させてくれることでしょう。 一年に数日しかないそんな夜更け、運がよければ質問者様のように、 銀の砂をまいたような星空や、閃光のごとき巨大な流れ星と対面できるのかも知れません。
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- tanayama
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アメリカの人工衛星のミダス4号から撒かれた物体が二十数年語に地球に突入した事件のことではないですか 質問とは関係ないですがソ連の人工衛星のときは夕方で空が赤い帯が幾重にもできました。
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ありがとうございます。 でもどっちかっていうと流れ星よりテラ見えた星々のことが知りたいんです。 大気のせいは大気のせいなんでしょうけど、いやまさか蜃気楼的な何かでハッブル的な見え方をしたのか、とか。
お礼
異常視程ですか! 確かに台風通過後に周りの山々や空がくっきり見えます。 それくらいなら私も知っていて“もしや”と思って空を見ることはあります。 今度は異常視程の起こる条件をもっと調べてみます。 逆に1年に数日もあるんですか。それは期待できそうです。 今度こそ見るぞ~! ありがとうございました。