片や原発廃止の流れがあって,でも片や電力需要の増大があり,
ダム建設反対,火力は地球温暖化を危惧,と言っても風力や太陽光は
採算性に課題がまだありますのでもう少し先...
こういう中では,「消極的」に現在の核分裂エネルギーの原子力に
「頼らざるを得ない」と言う苦渋の判断が,電力各社や国の判断だと思います.
ただ,作るなからもっとちゃんと最悪ケースで設計されるべきものでなければなりません,
いろいろなゴマカシがある点について,私も怒っています.
「もんじゅ」の判決は,単に「危険なものは廃止すべき」と言うだけでなく,
この国のエネルギー事情が窮地に追い込まれつつあることもまた認識する
きっかけとなるべきだと受け止めました.
ここはひとつ全国民が,今一度「省エネ」を声高に認識すべきだと思います.
しかし省エネって,難しいものでもあります.
課程では,長時間点灯する部屋は白熱電球は使わない,ACアダプターを
差しっぱなしにしない,電子レンジも今や時計がついていて常時電力を
使用しています,
街ですと,夜の新宿界隈だけでも,ネオン管非常に多いです,本当に全て必要でしょうか,
そういった身近なことは,全体を総計すると,かなりの省エネに貢献できると思うのですが.
22世紀ですと,課題はありつつも,暴走・爆発はしない,と言う観点から,
核融合が議題に上って来るでしょう.
材料の放射化の問題はありますが,その頃はもう石油には頼れないでしょうから,
その材料の処分方法を「採算性」を以って成立させる方法が必要となります.
#4さまの原子力電池ですが,これは暴走の危険はありません.
ただ,これらを集めてテロリストが核爆弾を製造する,なんて危険はあるとは思います.
放射線について,微量なら逆に皮膚などの殺菌を行い,病気を防ぐ,と言う報告もありますから,
放射線=毒,と画一的に捉えるのではなく,毒物が薬となるように,人類は上手に,
しかも賢く理性的に原子力を利用する道は選択肢として残すべきであると,私は考えています.
お礼
みなさんいろいろなご意見ありがとうございました。これからのエネルギーの使い方などに気をつけて生きたいと考えさせられました。また何かあったときにはよろしくお願いします。