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同じ南米でも何故ブラジルにはアジア系が多いの?

そのままなんですが、他の南米の大きな国に比べてブラジルはアジア系、もしくはアジアに近い顔だちの人が多いような気がします。それはなぜですか? 歴史的な背景があるのですか?たとえば黒人奴隷のように、アジア系も奴隷のようにしてブラジルに連れてこられたとか、、、 教えてください

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  • nidonen
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回答No.3

 お2人の回答でほぼ語りつくされていますが、もう少し補足すると、 日本からも移民していたころの南米は、現在の水準よりも豊かだった のです。コーヒー農園など農業が成功していましたし、旧宗主国の ポルトガルや、新興工業国の米国から大量の投資を集めていました。  そのため20世紀はじめには、日本人のみならずイタリアやドイツ などヨーロッパからも大量の移民が流入しています。そのころの ヨーロッパには貧農が多く、米国に移住したように南米にも移住 していたのです。 ※余談ですが、いま40代後半の知り合いは幼少時に商社マンの  親とともにブラジルに住んでいました。そのころのブラジルは  当時の日本よりも確実に豊かだったそうです。  同じころ、日本は明治後期の不景気だったので、帝国政府も海外 移民を奨励していました。そういった背景があって、日本から大量の 移民がブラジルに渡ったわけです。  またブラジルは移民が多かったことなどから混血化が進み、他の 南米諸国に比べると白人が支配階級というわかりやすい棲み分けが 成立しませんでした。たとえばサッカーの世界でも黒人のペレが神 様で、ジーコが「 白いペレ 」なんて呼ばれていましたよね。他の国で そんな表現が成り立つ国はおそらく皆無でしょう。  そのことからアジア系でもとくに排斥されることもなく、社会に 溶け込むことができたのです。それが他国よりもアジア系が目立つ ように見える理由として大きいと思います。

その他の回答 (2)

  • nacam
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回答No.2

ブラジルで、特にアジア系が極端に多いわけではありません。 ブラジルでアジア系が多いのは、サンパウロ州になります。 これは、アジアからの移民が多かった時期が、サンパウロ州でコーヒー栽培が急成長していた時期にあたるためです。 日本を含めたアジア系の7割位が、サンパウロ州への移民になります。 日本人がブラジルに行く場合、まずサンパウロに行くため、必然的にアジア系が覆いと感じる事になります。 北部のベレンなどに行きますと、黒人系が圧倒的に多くなります。 これは、北部で砂糖キビの栽培が盛んになっていたころ、労働力として黒人奴隷を大量に必要としたためです。 そのほかに、ブラジル原住民は、日本などと同じモンゴロイドであるため、必然的にアジア系と似ている顔つきの人も多くいます。 さらに、日本に働きに来ているブラジル人は、日系のブラジル人であるため、日本でブラジル人といえば、日系ブラジル人を指すため、必然的にアジア系が多くなります。

noname#118466
noname#118466
回答No.1

日本が未だ貧しかったころ多くの人がハワイ、米国西海岸、メキシコ ペルー、アルゼンチン、そしてブラジルへ出稼ぎ或いは移民として移住しています。多くの国ではいろいろな事情で移民は長続きしませんでしたが、ブラジルへは継続して移民が渡航しました。  その結果、100年後の今日、ブラジルの日系人は150万と言われます。 ペルーのフジモリ元大統領のように政治家を志したものもいますが、1世は農園の労働者として苦労しました。自分の土地を入手して農業で成功するまで奴隷に近い身分で働きました。 現在、日本にはブラジルの日系人が30万人以上働いています。彼らの祖父が豊かな生活を夢見て貧しい日本を後にしたように2世~3世たちが日本の豊かさを求めて出稼ぎに来たわけです。 短期の出稼ぎの筈が10年以上日本に留まり、中には日本永住を決意している人もたくさんいます。 戦後はこれらの国に韓国人が増えています。 韓国人の場合、南米を足がかりに米国への移民のチャンスを伺う人が多いと聞きます。 http://www.j-cast.com/mono/2008/01/03014878.html http://members3.jcom.home.ne.jp/iminshi/iminshikou/iminshikou_03.htm http://www.mucha-suerte.com/merumaga/2004.04.14.html

参考URL:
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/area/brazil/jb2008/index.html