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【ブラジル】南米ブラジルは鉱物資源が豊富で無いもの
【ブラジル】南米ブラジルは鉱物資源が豊富で無いものはないと言われるほど資源が豊富な国なのに貧困国なのはなぜですか? なぜブラジルは中東アラブ諸国のように原油もレアアースも手に入るのに豊かな国ではないのか理由を教えてください。
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その資源がある場所が著しく偏っていたからです。 初期に発見されたのは、ゴイアス・ミナスジェライス・マットグロッソドスルなどの州、その量が豊富だったので、資金と人手の関係もあってそこで探査がいったん打ち切られました。だから豊かになったのはその3州をはじめとする南東部だけ、そこだけみればとても裕福な国です。 一方で先住民が多いアマゾナスなど北部は未開発、北東部は旱魃が多くて生活に不便なので資源がそれなりにあるのに放置。そんなとこを新たに開発しなくとも、今のところ南東部だけで「国全体として」は十分潤っているからです。 結局、鉱物資源の恩恵を受けられない州の人、人口にして60%の所得は、「国民平均所得の2分の1以下」という貧困層になっていて、それがいろんな「貧困国ランキング」に影響するんでしょう。 中東との最大の違いは「人口」と「政治制度」ですね。 資源頼りの場合、小さめの国で人口と人種の違いが少なめ、民主主義よりは君主制、という国が旨くいきます。政治的混乱が少ない、民族対立が少ない、汚職・政治腐敗が少ないですから。 ブラジルの人口は軽く2億越え。ところがサウジアラビアはたったの3300万、UAEで1000万。なので本当の意味での義務教育無償化が実現できています。中東の国では優秀であれば義務教育どころか大学院で欧米に留学する費用まで国が全部だしているところもありますね。ブラジルでは義務教育さえうけられない子どもが2000万もいます。 民主主義国家じゃないので、政治的混乱は少なく安定しているし、
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