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磁力線と磁界に関する素朴な疑問です。
磁力線と磁界に関する素朴な疑問です。 磁力線と磁界も「向き」はあるが「流れ」はないということを 知りましたが全くイメージできません。 そもそも、磁力線と磁界の「向き」とは何なのでしょうか? 現象を説明するために 定義しているだけということでしょうか?
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磁界には「向き」はありますが「流れ」はありません。 「流れ」を付与するとそれはエネルギーになるからです。 磁界は「場」であってエネルギーではありません。 その場の上にN極のモノポールをおくと移動します。 すなわちそれが「流れ」になりエネルギーになりますね。
私は磁力線のことは次のようにイメージしています。 つまり a、棒磁石の両端から#2さんのURLのような細い針金が無数に出ていてこれに動きは無い。 b、動きが無いのに方向が有るとは矛盾していますがこれは便宜上そう決めただけである。方向を決めておけばフレミングの法則なども説明しやすく普遍性がある。 c、無数に出ている細い針金の中を銅線が移動すると銅線中の電子を針金が突っつくので起電力が発生する。 d、同極間に働く反発力は弾力の有る針金同士の相互作用、バネのような感じです。 e、残念ですが異極間の吸引力はちょっとイメージしにくくせいぜいゴムで引っ張る感じですかね。 >磁力線と磁界の「向き」とは何なのでしょうか? 結局人間が法則などの普遍性を持たせる為に勝手に決めた定義だと思います。
磁石のN極とS極とを向かい合わせた間に通した銅線に電流を流すと 銅線に力がはたらいて動かされるということはご存知ですよね。 そこで、N極とS極の位置を入れ替え、同じように銅線に電流を流すと 今度は銅線が逆の向きに動かされますよね。 つまり、N極-S極という置き方とS極-N極という置き方とでは違った現象が起きるということは N極とS極との間の磁界には方向性がある、磁力線には「向き」があるということを示しているのだ、 ということでいかがでしょうか。 その磁力線の「向き」がN極からS極へ向かっているというのは 定義というか取り決めですね。
- eroermine
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- sanori
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こんばんは。 >>>そもそも、磁力線と磁界の「向き」とは何なのでしょうか? 山の斜面にそっとボールを置けば、ボールは斜面に平行な方向に転がります。 これが、磁力線や磁界の向きに相当します。 電気力線、電界、重力なども、そうです。 一言で言えば、これらは皆、ベクトルだということです。 大きさ(絶対値)だけわかっても、向きもセットでなければ不自由します。 >>>現象を説明するために定義しているだけということでしょうか? そう考えることもできなくはないですが、 上記の説明からもわかるとおり、至って自然な考え方で導入された概念です。 以上、ご参考になりましたら。