- 締切済み
畳の下に乾燥シートが入っていますが・・・
床下の湿度が65%~70%ある為、乾燥シートを入れてありますが、新聞でも代用出きると聞きました。でも、新聞だと1年毎に交換しなければ?と思っています。乾燥シートだと5年ぐらいは交換しなくて済むと思うのですが、如何でしょうか? また、ワラ製以外の畳は下に何も敷かなくても構わないと聞きましたが、本当ですか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- tatamiyama
- ベストアンサー率58% (27/46)
またまた畳屋です。 ベタ基礎で、通風が良好であれば、心配する事は無いと思われます。 家屋にダメージを与える度合は、そういった状況でも、床下(床板・根太・大引き・・・つまり床下の木材全般)が湿っているという場合です。 これも無いんですよね? それと、回答へのお礼を読んでもう一つ理解したのは、高湿なのは、「室内」という事でしょうか? 室内は、「締めきる」「少し開ける」「完全開放」で全く別レベルの湿度を示します。 家の周りに多湿の状況があると、開放してものべつ幕なしに湿気が流れ込んで来ます。 こんな時は、「締め切って除湿」か、「扇風機などで風の流れを作り続ける」しかないですね。。。 多湿な状況に身をおいてしまった宿命とでも言いましょうか。。。 室内に実質的な損害(畳にカビ・虫が湧く・シロアリの予感などなど)はありますか? こういったものが発生していたら、事を急ぐ場合もありますが。 床下・室内共、通風が一番の手段です。 「周りの状況が多湿」で「家には何の損傷も無い」のなら、「そんな中でも、いかにして快適に過せるか」が当面の課題ですね。 多湿地帯でも、家に影響が無い(そういった優れた工法)のであれば、見方も違ってきますね。。。 昔の家は、仕切りに「土(壁)」「紙(障子・襖)」「草(畳)」でした。 どんなに多湿でも、調湿出来ていたり、開放する事で凌げました。 現在では、調湿手段をそれらとしなくなり、それぞれの素材も変わってしまいました。 風の流れを作って、入ってくる風の温度も下げる工夫をして、快適性はアップするものと思われます。 これから乾燥の季節になりますが、そういうことで状況は変わるはずですよね? お住まいの地域が全く分からないので、何とも言えませんが。。。
- tatamiyama
- ベストアンサー率58% (27/46)
回答ナンバー3の畳屋です。 質問から察して「一戸建て」と考えていますがいかがですか? そして「床下の湿度が65%~70%」は一階の間。 床下の多湿の原因は一つではありませんが、「通風」により滞らせないことがまず第一です。 床下の多湿の原因、まず基礎に空いている「風窓」。 ・大きさやより良く通風させる配置、数など。 ・それらを塞がないにする。 つぎの原因。土地柄(土質)。 水道(みずみち)の上に建つと、染み出てきた水分が蒸発出来ず、縁の下に停滞します。 山を切り崩した土地や、湿地帯を埋め立てた場所などがそうなる可能性高しです。 数ある現場で、「みずみち」に当たる家で、畳と床板が腐る現状を見てきました。 結論・・・床下(縁の下)の湿気をどうにかして逃がす。 強制的にでしたら、「床下扇風機」などもありますが、一箇所で良い訳ではなく、悪徳業者もいますので、騙されない努力も必要です。 「調湿剤(シリカゲル等)を撒く」ホームセンターなどで10kg単位で売っています。 \2500強位だったかな?これも平米辺りかなりの数を買うと思われますので、出費は覚悟ですかな。 現状見てみないと、最適で安く上げる方法が分かりませんが、重度でしたら、絶対取り組まないといけません。 床がブカブカし出して、その内抜けます。 畳を上げて、縁の下の土を触って(ベタ基礎だと高湿にならないのでね。)現状把握ですね。 床板も畳も何の変調を来たしていないのなら、高湿である事は気にしていて、徐々に手を加えて行く(調湿シートで良いという訳では無いですよ)事だと思います。 「実は重度だけども、何の変調も来ていないから・・・」と調湿シートでお茶を濁していたら、どうなるかは保障できません
お礼
何度もご回答を頂き、感謝します。 お察しの通り、一戸建てで一階の和室です。基礎にある風窓の前には物は置いてありませんので、風通りも確認しております。 土質に問題があります。私宅は竹やぶを開発したと聞いていますので、湿地帯です。しかし、基礎は土でなく、コンクリートですので手で触っても湿り気は感じられません。周りには池があり、これが原因かとも思っていますが・・・。晴れが続いた場合でも和室の湿度計は65~70%です。 何か良い方法をご伝授頂けませんか?
- tatamiyama
- ベストアンサー率58% (27/46)
畳屋です。 結論から言うと、ワラだろうが建材床だろうが、調湿シートは必要無いです。 何故言い切るか。 1クールごとに入れ替えるのなら、効果はアリと書きましょう。 そういう頻度で行われる事が難しい=もっと根本的な解決作に着手しましょうと言う事なのです。 床下の多湿状態をシートなんぞで解決できれば、大工は苦労しません。 畳だって50年以上持ちます。 新聞紙は、全く意味を持ちません。 畳やその他の室内内装品が、大工(というか、ハウスメーカー)の都合で負担増(調湿や防虫)で本来の素材などが「悪者」にされています。 根本的な解決策に目を向ける事はできませんか?
お礼
有難うございます。 プロの方からご回答頂き、感謝です。(実際、聞き難いです。) 根本的な解決とはどんな方法でしょうか? 是非、お教え下さい。
>ワラ製以外の畳は下に何も敷かなくても構わないと聞きましたが、本当ですか? おそらく『スタイロ畳』のこを言っておられると思います、 スタイロ畳とは、畳の芯が藁のかわりに発泡ウレタン素材の板を使っています、この場合ですと畳表だけが藁となりますので、いやな家ダニの発生もかなり減少できますし、発泡ウレタンですので水分を通しませんので私しくとも工務店としましては最近はこちらの商品をお勧めすることが多いですよ。 初期コストがお安いのと修繕も表替え費用だけですみますのでお得です もっとも純国産の中まで藁がぎっしり詰まっている畳は今はとてもお高くてなかなかお客様にお勧めできません。 ご参考まで。
お礼
有難うございます。 そうですね、スタイロ畳だと思います。 先日、ホームセンターに行って乾燥シートの価格を確認した際、その商品が埃だらけだったのです。いかに売れていないかと言うのがわかりました。 という事は、乾燥シートを利用いている方も少ないという事かなと思っているのですが、どうなんでしょうか?
- t-rac
- ベストアンサー率45% (623/1362)
新聞は確かに湿気を吸収しますが、吸収する=湿気を寄せ付けるもので、よくありません。 乾燥シート,防湿シートなどの方が無難です。
お礼
ご返事が遅れ、申し訳ございません。 年末にシルバーさんと畳を上げてみました。乾燥シートも確認。乾燥シートのメーカーに確認すると有効は1年だとか。 床下も全く湿気ている気配がなく、和室の湿気が高いのは近くに小川が流れている為、その関係だと思います。 つまり、乾燥シートは不要だという事がわかりました。畳店に騙されたのかもしれません。畳店も色々ありますし、色んな方がおられますからね。あなた様の様なプロ(心身共)のような方にして頂くのが一番なんでしょうけど、結構、畳店てたくさんあり、選ぶのが難しいです。