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今は無き映画会社株式会社新東宝について確認です。

今は無き映画会社株式会社新東宝について確認です。 1.1961年に経営危機で倒産するまで、撮影所と本社はそれぞれどこにあったのでしょう? 東京都世田谷区にある東宝株式会社の撮影所内に撮影所と本社があったとの話は聞きましたが---。 2.「明治天皇と日露大戦争」のような際モノの作品の印象がありますが、いい映画はどういうのがありますか? 以上、

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回答No.2

>1.1961年に経営危機で倒産するまで、撮影所と本社はそれぞれどこにあったのでしょう?    新東宝は東宝から枝分かれしたいきさつから、撮影所も共用していた関係ではっきりしない点があるようですね。↓の情報は参考になると思いますが。 members.jcom.home.ne.jp/0948503001/oku.htm >2.「明治天皇と日露大戦争」のような際モノの作品の印象がありますが、いい映画はどういうのがありますか?  「明治天皇と日露大戦争」はキワモノというより、手抜きのない正々堂々とした大作です。じっくりご覧になればわかると思いますが決して好戦的な映画ではないことは確かです。  新東宝のいい映画というと、やはり大蔵体制以前のモノクロ映画に光るものが多いですね。監督も一流の方々が参加されていましたから。溝口健二監督の「西鶴一代女」や内田吐夢監督「たそがれ酒場」佐分利信・阿部豊監督「叛乱」など邦画を代表する名画だと思います。  大蔵時代でも石井輝男監督(後年「網走番外地」シリーズで有名)の「女体渦巻島」や「黄線地帯」「女王蜂の怒り」などは、理屈ぬきに楽しめるいかにも新東宝らしいアクション作品です。若き日の渡辺宙明が音楽を担当しているのも興味深いものがあります。天知茂、宇津井健、菅原文太の粋の良い姿や池内淳子、大空真弓、久保菜穂子、三ツ矢歌子さんらの新鮮さも拝めます。新東宝で培った経験が後まで息の長い女優さんとして活躍したのでした。わたしはなんといっても三原葉子さんが一押しですが‥

imperialho
質問者

お礼

三原葉子ですか---。 私は「うーん---」ですが、参考になる意見どうもです。

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回答No.3

ワイズ出版から出されている「新東宝総集版」のポスター集の 巻末に、1947年より倒産した1961年までの公開順の 作品リスト一覧があります。 キネマ旬報などのリストと違って、公開作品すべてが掲載 されています。外国映画や短篇映画も書いてあります。 特筆すべきは、観客を裏切るような、自社公開作品を 再映や改題新版として、題名を変えて公開したことです。 およそ百本以上も、旧作に、新しい題名付けて観客を 騙したような印象を受けました。

imperialho
質問者

お礼

それはひどいな---。 よほど経営難だったのかもしれないですね。

noname#101787
noname#101787
回答No.1

①はわかりませんが、②は、「のんき裁判」なる珍品がありまして、大河内伝次郎などの裁判官が、当時の新東宝の役者さん達に、あらゆる罪名を付けていくというもので、役者さん達は本人役で裁判に望み、高島忠夫は女性をメロメロにさせた罪、若山富三郎などは撮影現場まで足を運び、時代劇の扮装をしている若山に今まで何人ぐらい斬ったなどと尋問するなど、他社では見られないような不思議な作品があるかと思えば、黒澤明監督の、「野良犬」や中川信夫監督の、「東海道四谷怪談」などの名作などがオススメですね。

imperialho
質問者

お礼

面白いですね、「のんき裁判」という映画の趣向は。

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