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国民金融公庫の返済ができない
中小企業経営者です 2年ほど前に公庫から運転資金として1000万円を借りたのですが急速な景気の悪化で来月以降の返済(月額20万)のめどがたたなくなりました。引き落とし口座が資金ショートで事故扱いとなった場合、公庫側はどのような対処にでてくるのでしょうか。現状のままでは仕事内容が上向く要素はなにもなく途方に暮れる毎日です。なにか良い方法があれば教えて頂けないでしょうか
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私も経営者です。 お気持ち、お察しします。(本当に、世界的大不況の影響は計り知れないです・・・) まず、現状のキャッシュフローを説明しに行ってください。 その上で、返済計画を見直す方向で話し合いの場を持ってください。 ※言いにくくても、話し合いによって打開策が見える場合もあるので(“だんまり”は、絶対にだめですよ!) ちなみに、一度目の引き落とし不能(残高不足など)程度では 「引き落としができなかったのですが、本日、お振り込みは可能ですか?」 といった、やわらかい物言いで様子を確認しにくる程度でしょう。 ※もちろん、『自己扱い(滞納)』とはなってしまいます ただ、事前に相談があるのとないのとでは、その後の手続きに違いが出てきます。 基本的に、公的機関は回収が緩いと聞きますが、ゆるい理由は至極簡単、我々の税金を投入しているだけだからですね。 さらに、彼らは債権回収機構(いわゆる回収専門業)に債権譲渡するだけです。 よって、督促など、うるさく言ってくるのは、およそ専門業者になります。 これが、事前に相談をよくし、方策をともに考える方向であれば、自己扱いはまぬかれませんが、厳しい取り立ては防げるでしょう。 もし、御社の業態が小売業、製造業であれば、ネット販売のビジネスモデルを描く等、打開策の提示により、運転資金再投入(といっても、返済分の80(いや、60?)%くらいでしょうが)の可能性も見えてきます。 (SPAなんてやれば、なかなかおもしろいですし) サービス業(私はこれです)、卸、商社であれば、消費が冷え込んでいる分、かなり苦戦を強いられます。 (実際、いま、かなり大変です・・・) とにかく、ご飯をしっかり食べて、日中は、まさに読んで字の如く“必至!”に駆け回り、夜はしっかりと休養されることです。 ※考えても、個人の力でどうこうできる経済状態ではありませんから また、考えたくはないですが、個人連帯保証をされていないのであれば、すっぱりと“清算手続きに入る”というのもありです。 (私は個人連帯保証しているので、最後まであがくつもりです) 個人含め、再生法などの法的保護制度(・・・と、言えるのかどうかわかりませんが)もありますので、月並みですが、ぎりぎりの、本当に最後まで、誠実に、がんばりましょう! 苦しい時は、みんなおなじに苦しいんです!! まちがっても、変な金融業者に借入してまで返済してはいけませんよ? 家族や友人まで巻き込んで、まさに人生終了しますから。。。 ※私の場合、それくらいなら、いさぎよく清算します! とにかく、先行きが暗いのであれば、なおさら相談に行ってください! (私も、来月には銀行(メインバンク)へ相談に行く予定です --;)) いきなり「根こそぎ持っていかれる」ことは“絶対に”ありません!!(映画やドラマのヤクザじゃあるまいし) 最低水準生活は‘法的に’守られるのが日本なのですから。 自暴自棄にならないよう、心を強く持って、不況に打ち勝ちましょう!! ※少なくとも、人生は投げないでいきましょう! 経営者って、つらいですよね。。。(スタッフの家族も守っているのですから・・・)
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- ftogsr1974
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個人事業主です。 マル経で公庫は借り換えを2回しました。 地銀にも、住宅ローン事業性ローンを含め複数借り入れがあります。 まず公庫は、口座から引き落とされなかった場合は、近くの支店まで出向かなければならないと聞きましたので(隣町ですが距離があり)、 ここだけは必ず資金を入れています。 地銀は、少々引き落とし日が遅れても(月を跨いでも2ヶ月まで位)、延滞金は取られなかったと思いますが。 それより、税金の延滞の方がキツイですね。 年利15%ですので、サラ金並で延滞分日割りですから。 で、本題はこれからなのですが。 20万返済で1000万の借り入れであるならば、返済期間は5年だと思われます。 1000万の借り入れを2年終えているのなら、利子分差引いても元金400万は返していますよね。 多分出来ると思うのですが、それ位返済していれば、600万をもう一度公庫より借り入れで前の分を返済し、この600万をもう一度借り直し、ローンを組みなおして(20万は無理でも10万位なら返済可能)月々の返済金額を減らす、という手もあるはずです。 貸し渋りの無いよう、年末に向けて政府も金融機関に公的資金の注入を始めていますし、逆にチャンスとまでは言いませんが、何とか凌げませんか。 ここからは余談になりますが。 実は父も個人の土建業をしていました。 景気の良かった頃、他人におだてられ複数連帯保証人になり、当然その全部の会社は倒産、負債を背負う羽目になりました。 当座のお金は無く、高利のノンバンクからの借り入れで凌ぎましたが、手形決済で利子分しか回らず、何とか入金のあった時に元金分に回るという感じで事業を続けました。 当然元金はいきなりは減りません。 私の退職金や、親戚から恩赦を500万位出してもらい元金を減らしました。 公庫には商工会議所の方と父と私と一緒に出向きました。 担当の方も、一度目は高利の返済に公的資金が使われている事を承知の上で資金繰りをしてもらいましたが、2度目は駄目でした。 今自分の仕事が何とか回っていますので、もう廃業した父の借金(弁護士が介入した債権回収業者分)も先が見えてきました。 でも親戚の恩赦はまだ返していません。 余計な回答と言う事でお許し下さい。
お礼
有難うございます。実は私の親父も10年ほど前に事業失敗し大きな負債(約5億)を抱え、80歳もとうに超えた現在も少しづつですが返済しています。お人よしで他人の借金まで背負い込んでしまった点など、回答者様と境遇がにていて少しびっくりしています。 ご推察の通り5年返済で約600万の残債があります。 的確な意見と回答を戴きました。感謝の気持ちでいっぱいです。
>なにか良い方法があれば教えて頂けないでしょうか 規模や業態がわからないのですが、 信用保証協会からこの急激な景気悪化に対応すべく さまざまな緊急融資枠が広げられています。 確か無担保のものもあったはずです。 該当しそうなものがあれば、決算書や試算表、資金繰り表などを 作って相談にいくのもいいかもしれません。 国金対策についてはNO2の方が言われるとおり、 事前の相談と事後の誠実な対応がなによりです。 とりあえず、1年間は元金返済をとめてしまうなど、 ハナからできないと考えずにお願いできるところはお願いするところです。 間違っても返済のために高い金利のところには手を出さないことです。 普通の銀行や公的機関からの借入だけなら、手の打ちようは残ります。 変なところが絡むとひくも進むも周りの手助けもできなくなります。 前の会社で財務担当者としてその手の担当をしましたが、 某都銀の返済を停止、減額の繰り返しで10年ほどひっぱって、 最後は債権回収業者に叩き売られましたが、残債1500万円ほどが 120万円の2年払いで話がつきました。 ちょうどバブル後の失われた10年の頃の話です。 余計なお世話ですが、仕入先への支払や従業員の給与は営業継続のために 事前に相談して値切るのは構いませんが、停めてはいけません。 銀行の借り入れは営業が継続していてこそ返せるので、こちらは 停めてもかまいません。将来的にはそのほうがたくさん返済できるのだ。 という客観的な資料と意気込みをもって当たればそれなりに道は拓けるはずです。
お礼
現在の事業が起業時より比較的順調であったため、今回のような状況に陥ったのは初めての経験です。 回答者様の経験を踏まえた意見で非常に参考になりました。 週明けにも相談に出向こうと思います。 有難うございました。
- adobe_san
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それ「引き落とし口座が資金ショートで事故扱い」2回続くと倒産です。 従って債権の回収に回るでしょうね。 根こそぎ何もかも持って行かれますよ。
補足
的確なアドバイスと心温まる励ましのお言葉を戴き感謝の気持ちでいっぱいです。 おかげさまで勇気と希望を戴きました。おっしゃる通り自暴自棄にならないよう、心を強く持って頑張ってみようと思います。 有難うございました。