• ベストアンサー

統計的推計

会計検査院の検査で12の道府県で不正経理が見つかりました。これは母集団47のうち、12のサンプル調査を行ったらその全てで不正が発覚した、ということです。 では統計的推計を用いて、47都道府県で不正が行われている可能性は何%であるのか、を95%の信頼区間で推定すると、いくらになるのでしょうか?また99%の信頼区間で推定するとどうでしょうか? 考え方と計算結果を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.1

安直な方法としては、2項分布を用い、5%が12/12となるような帰無仮説を逆算します。そのときの答は78%です(0.78^12=0.05)。つまり、日本中では78%(36都道府県)以上が不正をやっている、ということが95%の確信で言えます。信頼区間を99%とすれば、少なくとも68%(32都道府県)では不正をやっていると言えます。検定とは、非常に用心深い結論を出すものであって、常識から判断すれば、私は「全部クロ」のほうに賭けますが‥‥ しかし、上記の方法は略式なもので、数学的な厳密性を欠いています。帰無仮説のパラメータを検定・推定しなければならない場合については「尤度」でお調べください。

massaur
質問者

お礼

なるほど、確率pで表が出るコインを12回投げて全部表が出る確率が5%になるようなpを求めればいいということですか。 それにしても、95%の信頼区間でも32都道府県になっちゃうのですね。僕も47全部やばいと思っていますが。 ありがとうございました。

関連するQ&A