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考察って?
宿題で、夏目 漱石「こころ」の考察を書いてこいと言われました。 考察とはどういうものなのでしょうか? あと、考察を書く上でのアドバイスがあれば教えてください。
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簡単にいえば『感想文』のことでしょう。 感想文はある作品を読んで読後感を書くだけですが、高学年になれば単に感想を述べるだけではなく作者や作品についてもう少しよく調べ、作者がその作品で訴えているのは何か、時代背景は、他の作品でも同じような考え方が述べられているか、世間ではどのような評価を与えているかなどを調べて書く必要があります。 そのためには *作品をよく読むこと。 *作者の訴えようとしているポイントをメモすること。 *作品の後書きに誰かの批評文が掲載されているケースもあり参考に出来る。 *最後に自分の考えを述べる。 宿題の長さ(原稿用紙2枚とか)に応じて、作品からの引用や他人の意見だけにならないよう自分の考えをしっかりまとめる事です。考察とはよく調べて考え方を明らかにすることです。数学のように答えが決まっているわけではないので(結論ではない)自信をもって調べた結果や自分の読後感を書くべきです。
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- fushigichan
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thunksさん、こんにちは。 夏目漱石の「こころ」を読んで、その考察を書くように言われたんですね。 考察とは、ずばり、読んだ感想、主人公の感情を理解しながら 「このくだりは、どういう気持ちだったのだろうか・・」などを中心に 考えて書かれたらいいと思います。 夏目漱石は、素晴らしいと思います。 私が最も尊敬する小説家です。大概の作品は読みました。 特に、前期3部作、後期3部作とされている 「三四郎」「それから」「門」 「彼岸過ぎまで」「行人」「こころ」 は一読の価値ありです。 こころを取り上げるとは、素晴らしい授業だと思います。 考察を書く上で、大切なことは ☆ そのシーンで、登場人物の気持ち。 ☆ 登場人物同士の、気持ちのやりとり、感情の流れ。 ☆ それを書く事で、漱石は、なにを言いたかったのか。 などです。 また、漱石が、当時の自然主義文学からはずれて、森鴎外とともに 「孤高派」と呼ばれたゆえんなどを理解しておくと、 さらに作品への理解度が高まると思われます。 日本人ならば、是非一度は読んでほしい「こころ」 これを宿題にされた先生は、素晴らしいと思います。 じっくり時間をかけて、味わいながら読んで、あなたなりの感想文を かいてみてくださいね!!がんばってください。