これは地域その他で予見出来ない、
対策も難しいです、
地電流被害は周りに池:田:川が多いと被害も多い経験が有ります
又電力の電柱の末端等、でも判断は難しいですね、
損害保険に入るのが最大の対策です。
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参考まで
落雷は,空にある積乱雲と地面の間の放電現象だ,積乱雲の下部にマイナスの電気が貯まり,そこから地上に向け放電が起こるのが
典型的な落雷だ。地上のどこかに落雷すれば,100マイクロ秒以下の間に1000~30万アンペア程度の電流が一気に流れ込む
大電流が周囲にまで影響を及ぼす。
落雷を受けると,その地点の電圧は瞬間的に上昇する,大きな落雷では100万ボルト以上に達することもある
(そして,落雷で到達した電気は四方八方に拡散する。地上を流れる雷の電流は落雷点から2kmの範囲に及ぶという。
地上を拡散した雷の電流は,直接または間接的に家庭に入り込む,電流として直接届くことも,
又磁力を引き起こし内部の配線に誘導電流を引き起こす場合もある、その結果,しばしば機器やケーブルを破壊する。
場合によっては,落雷が電力会社の配電設備に悪影響を与えて,停電を引き起こすこともある。
落雷は夏に多いがどんな季節でも,どこでも落雷の被害に遭う可能性はある
直撃による雷電流はほとんどない落雷で発生した、雷の電流は,通信ケーブルや
電力線などの電線を伝わってやってくる。このように,電線を伝わってくる雷の電流をサージ電流という。
雷サージ電流は通常の電流を超えて電気回路に瞬間的に流れる大電流のこと。
単純なのは,家庭につながる通信ケーブルや電力線に落雷したときの直撃雷サージ。
単純だが,雷のエネルギーが直接届くため被害は大きくなる。
直撃雷サージの電圧は数十万ボルト,電流は10万アンペアに達することもあるので家庭でとれる現実的な対策はない。
又雷サージは高い周波数の交流電流の特徴を持つ、電気的に直接つながっていなくても,誘導などによって入り込んでくる。
ただし幸いなことに,家庭にそのまま届く直撃雷サージはほとんどない。通信事業者や電力会社は,
雷の直撃を避けるためにケーブルを被覆している。また,電力線を伝わる直撃雷サージは,ユーザー宅近くの電柱:変圧器で地面に
逃がされるしくみになっている。このため,直撃雷サージが家庭内に入り込むのは,変圧器以後のごく近くに落ちたときに限られる。
雷の電流は誘導を起こしやすい雷サージ電流は直撃雷サージだけではないので、雷に直撃されなくても,通信ケーブルや電力線に雷サージ
電流を流れてしまうことがある。誘導雷サージと{逆流雷}サージだ。
誘導雷サージは,地面やビル,ほかの電線を流れる雷の電流から『誘導』を受けて発生する。やっかいなことに,
雷の電流は近くにある電線や導体に電流を発生させる誘導という現象を起こしやすい。雷の電流は「片方向に瞬間的に流れる」
という特徴を持っているためだ。
雷による電流は,片方向だけに流れ,打ち消し合う反対方向の電流は見えない,そのために,遠くまで影響を与えてしまう、
反対方向の電流は見えないが
地球規模で見ると反対方向の電流は存在していて、地面から大気を通って電離層に達し,そこから雷雲に戻っていく。
これをグローバル・サーキットと言います。
瞬間的に流れる片方向の大電流は,周囲に誘導電流を発生させやすい。強力な磁界を発生させたり,
電子を呼び寄せたりする作用が強くなり,その分誘導電流が大きくなる、 その誘導電流は,
雷による電流は,近くの電線を見つけ出して乗り移るかのように流れていく。
すぐ近くに落雷があるときだけでなく,ほかのケーブルを流れる雷サージ電流の影響を受けて誘導雷サージが発生することもある。
電線は雷サージを呼び集める
もう一つの逆流雷サージは,ケーブルが地面を流れる雷の電流を吸い上げてしまうことで発生する。地表を流れる雷の電流は,
銅線のような抵抗の少ない部分が途中にあると,そちらを伝って流れようとする。このため,住宅を挟む形で
2カ所が接地されていると雷の電流が近道を求める形で入り込んでしまう、故に集中接地が良い(同電位接地等が有る)。
通信ケーブルや電力線は,感電を防止したり,直撃雷や誘導雷のような異常電流を逃がすためにいろいろなところで接地している。
家庭の近くでは,電力線は変圧器のある電柱で,通信ケーブルは,建物の外壁に取り付けられた保安器で接地するのが
一般的である。この接地のそばの地表に電流が流れると,接地から入り込んで逆流雷サージになってしまうことがある。
例えば変圧器のある電柱で,高圧側の接地に逃がされた雷サージ電流が,低圧側の接地に吸い上げられてしまい,ユーザー宅に届く
ことがあるという。電線を伝って機器を破壊する
さまざまな種類がある雷サージ電流だが,大部分は家庭に電線を伝って侵入する。代表的なのは,電力線,
電話ケーブルやCATVケーブルなどの通信ケーブル,アンテナ線など。これらから入り込んだ雷サージ電流は,発生する熱で部材を
溶かしたり,機器の中の絶縁を破壊して回路を壊したり,内部の素子そのものを破壊したりする。場合によっては,侵入してきた
電線につながっている機器を破壊するだけでなく,ケーブルを伝わって別の機器にまで雷サージ電流が流れ込むことがある。
ただし,電線を伝わらない侵入もゼロではない、家庭のすぐそばに落雷すると,内部のケーブルが外部の大電流による
誘導を受けて,誘導雷サージが発生してしまうことがある。
前述のように直撃雷サージを防ぐのは難しいが、実際に直撃雷サージの被害を受けることはまれ。ほとんどの場合は,
誘導雷サージや逆流雷サージによる被害だ。誘導雷サージや逆流雷サージは,直撃雷サージに比べて電圧や電流は桁違いに小さい。
電圧が2万ボルトを超えることはまずなく,ほぼ9割は1万ボルト以下だという。1万ボルトであれば,きちんと対策をとれば被害を防げる。
抜け道があると被害に遭いやすい
雷サージは,ネットワーク機器やそれにつながるパソコンにとって回避しづらいやっかいな性質がある。電流である雷サージは,
出口があるところに流れ込みやすい。つまり抜け道に成る,ケーブルが2本以上つながっている装置で起こりやすいのだ
機器が壊れやすい最大の理由は,通信ケーブルと電源ケーブルの両方につながっていること」。
コモン・モードの雷サージ電流は,1本のケーブルしかつながっていない旧型の電話機,家電製品には被害を与えにくい
内部の電圧は一時的に上昇するものの,すべての部品の電圧が一斉に同じように上がるため,結果として電流は流れない
ADSLモデムと並行してつながっている電話機が無事だったのはそのためだ。
お礼
回答ありがとうございました。 うちのマンションも保険でまかなえましたが、度々断水になることが とても不便なので・・・