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腎臓でのクレアチニンに関して。

大学受験生です。 宜しくお願い致します。 腎臓ではクレアチニンが濃縮されて濃縮率が75倍になると書いてありますが、それほど有害なものなのでしょうか? 尿素より濃縮率が高くてどうしてかなとおもいました。 また腎臓でのクレアチニンに関することを教えてください。 ご多忙の中申し訳ありません。宜しくお願い致します。

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  • suiran2
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回答No.1

クレアチニンは、筋肉中でクレアチンがATPからリン酸を受け取りクリアチンリン酸となってエネルギーを一時貯蔵し、筋収縮の際にそのエネルギーを利用することは勉強済みと思います。そのクレアチンが代謝されたものがクレアチニンです。別に害はありません。 このクレアチニンが腎臓機能になぜ登場するかといいますと、クレアチニンは腎臓の糸球体で濾過されて、尿細管(細尿管)で再吸収も分泌もほとんどされません。ですから腎臓でのクレアチニンの濃縮率から糸球体での血漿(原尿)の濾過量等を求めることができます。(これを腎クリアランスといいますが、腎クリアランスを求める際には、本当はイヌリンが全く再吸収されず正確な数値が出せるのですが、高校生では必要ないでしょう。) 尿素は不必要な物質と思われがちですが、決して不必要なものではありません。サメの体液の浸透圧調節は、無害な尿素を体液中に含むことで浸透圧を海水に近づけていることは勉強済みと思います。ヒトもわずかですが同じに尿素を浸透圧調節に利用しています。ですから尿細管で尿素は少し再吸収されますのでクレアチニンより濃縮率が低い値になります。

rurukirua
質問者

お礼

詳しく説明してくださって分かりやすかったです。 ありがとうございました!

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