よくまぁこんなことを思いつかれましたね。敬意を表します(決して皮肉ではありません)。
あまりに突拍子もないご質問で楽しくなりましたので、計算してみました。
言うまでもありませんが、ごくごく大雑把に、見当を付けるくらいの簡単な計算でしかありません。
正確に計算するならANo.1のご回答のように相当難しいことです。
ここでは、世界中の建築物の容積を計算するなどとても手に負えないので、逆の考え方として、建築廃材で富士山の大きさの山を作るとしたら、霞ヶ関ビル何個分が必要かを計算してみました。
霞ヶ関ビルは高さ147m、体積が500,000立方m、総重量が100,000トンだそうです。
( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%9E%E3%83%B6%E9%96%A2%E3%83%93%E3%83%AB )
鉄(比重7.8)とコンクリート(比重3.0)の配分を約1:10と仮定して(根拠はありません)、全体の比重を4.0(=4.0×10^3[kg/m^3])としますと、霞ヶ関ビルの素材容積(=廃材の体積)は
10^8 ÷ 4.0×10^3 =25,000[m^3]
ところで富士山の体積=1397[km^3]=1.40×10^12[m^3]
(富士山NET http://www.fujisan-net.jp/data/article/1021.html より)
したがって霞ヶ関ビルの廃材に換算して
1.40×10^12 ÷ 2.5×10^4 = 5.6×10^7
すなわち5600万棟分と言うことになります。
霞ヶ関ビル1棟の床面積は
500,000 ÷ 147 ≒ 3,400[m^2]になりますから、
5600万棟をびっしり並べたとすると
3,400 ×5.6×10^7 ≒ 1.9×10^11[m^2] = 1.9×10^5[km^2]
すなわち19万平方キロということになります。
これは日本全土(38万平方キロ)の約半分ということになります。
私には、世界中の建築物を全部集めてもそこまでは及ばないように思えます(根拠はありません、直感です)が、質問者さんのイメージはいかがでしょうか。
私としては、ご質問の答えは「せいぜい富士山1個分かそれ以下くらい」と言えるのではないかと思いれます。
(もしかして計算の途中でケタを間違えているかも知れません。その場合はご愛敬ということでご勘弁ねがいます)
お礼
計算ありがとうございます。富士山ってそんなにも大きかったんですね。1000立方キロ以上とは! 同様に以前、人間を積み重ねたらどうなるか試算したことがあったのですが、60億人を積み重ねると、どうやら標高600メートルくらいの小山ひとつ分くらいになるだろうという感じでした。今回の試算でも、その1000倍単位くらいの規模かなと。 人一人にその1000倍重量の建物があるだろうか?と考えると、どうでしょうね。妥当な感じかもしれません。 富士山を世界建造物総質量の山と認識します。