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世間 世の中 社会の意味の違い

「世間」「世の中」「社会」この三つの意味はどのように違うのでしょうか。 大まかな意味は同じだと思いますが、表現したいものによってのそれぞれの意味の違いが出てくると思うのですが、分かりません。

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  • kitasan2
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回答No.1

 専門家ではありませんので、私の感覚で考えてみます。  「世間体」とか、「世間の目」とか、「世間知らず」とか、「渡る世間に鬼はない」とか言いますね。「世間」は、自分の行動する範囲の外側に取り巻いている、空間的な広がりを持つ世界を意味するように思います。しかも、そこには常に他人の視線があります。  それに対して、「世の中」は、「いやな世の中になったものだ」とか、「平和な世の中」とか、「この世の中に生きている限り」とか言いますね。時間的な概念が意識された自分の生きているその時の空間であって、「世間」と比較したら、もっと広い漠然とした空間のように思います。しかも、他人の視線というよりも、自分の視線に立った世界のようです。  「社会」はsocietyまたはpublicの訳語として明治の頃に作られた言葉だと聞いた気がします。純粋な日本語としての「世の中」と意味する範囲は重なるように思いますが語彙に微妙なずれがあって、時間的な概念は意識されず、もっと公共性のある概念が含まれるのではないでしょうか。  以上、私見です。いかがでしょうか。参考にしてください。専門家の方の解説を期待したいですね。

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質問者

お礼

すばらしい ありがとうございます。