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リンギングノイズについて
ステップ関数の上側で出てくるリンギングノイズについてなのですが、これと似たようなものにリップルノイズというものがありますが、 リップルノイズはスイッチングノイズとほぼ等価なのに対し、 リンギングノイズの原因は1つではないものであると考えて良いのでしょうか? 検索してみると画像処理のところでもリンギングという単語が出てきていまいちこの用語の定義が分かりません。 どなたか教えて下さい。 よろしくお願い致します。
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リンギングノイズは、回路のサイズによる伝播時間の遅れで多重反射がおこるため起こります。見方を変えれば、ステップ関数の立ち上がりを抑えてやることでリンギングノイズを抑圧できます。ステップ関数の立ち上がりを急峻にするほどステップ波形に高周波成分が含まれますので、この高周波成分がリンギングとして現れます。 ステップ関数の無限大の周波数成分(フーリエ級数展開すると各周波数成分の大きさが計算できる)まで含めれば、完全なステップ関数が表せますが、実際の回路では、無限大の周波数まで位相遅れなく伝わりませんし、高い周波数ほどロスがでて減衰します。そのため、フーリエ級数展開のn倍高調波以上を取り除いた時の合成波のようなリンギング波形が現れます。 リンギングノイズは波形は急峻に不連続に変化する前後でより大きく発生します。 http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise062.html http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise6/fg14.gif http://blogs.yahoo.co.jp/taktak335/7050812.html http://www.miyazaki-gijutsu.com/series3/denso031.html http://w3.quake3.jp/sushi-k/goku/img/44/goku44-FIg1.GIF http://japan.maxim-ic.com/appnotes.cfm/an_pk/4168 リップルノイズは、交流を直流に変換する整流回路の後の平滑回路の直流出力波形に含まれる波打つ波形の変化分(リップル、さざ波の最大値-最小値の範囲)をリップル波形またはリップルノイズといいます。 http://www.nc-net.or.jp/morilog/m94532.html http://www.fe-technica.co.jp/html/shohin/34/pdf/tebiki/4.pdf