• ベストアンサー

9月18日以降のダウ平均はなぜさがったの?

9月18日に米危機対応策として6中銀協調で約19兆円の供給が決まった際、一時上昇したものの伸び悩んだ末22日23日と急落していますが、これは対応策の成果云々ではなく、金融市場の不安心理がいまだ強く働いての結果なのでしょうか? もし上記内容どおりなら、その不安要素とは具体的に何が考えられますか? どなたか、わかりやすく教えていただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tom900
  • ベストアンサー率48% (1239/2534)
回答No.3

ファンダメンタルの部分はあまり得意では無いですが・・・。 75兆円のFRBの金融対策はリーマン破綻に繋がる金融不安を一旦は落ち着かせる意味では好感されたのでしょう。それで急落したNYダウが回復しましたが、金融不安の根本はサブプライムに代表される住宅ローン関連の債権を証券化して色んなファンドに組み込んで世界中に出回っていることで、金融関連企業のリスクが増大することにあります。 これらのローンはまだまだ沢山あって今後もそのローンの返済が滞るリスクは解消されていません。 また、75兆円とは言え、不良債権の買い取り価格も入札方式と発表されているので、債権が低い価格で買い取られれば、金融業界にはそれ程のメリットは無くなる可能性もあり、体質改善には直接繋がらない可能性もあります。 更に、75兆円の財政出動ですが、イラク戦争での莫大な支出でただでさえ財政難のアメリカに更なる財政赤字が膨らむのは否定できません。 結局、金融不安解消のために様々な手段を講じてはいますが、根本的なリスクが解消したわけではなく、財政出動によって将来的にアメリカの景気後退が予測されるためだと思います。

nyoking
質問者

お礼

すごくしっくりきた回答で、助かりました。 今回、この状況の根本が知りたいというのが第一にあったので、非常に丁寧でありがたい回答でした。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.5

不安要素などたくさんあります。 ・公的資金による救済策で本当に救済できるのか不明 ・発表した救済策の原資の確保できるかが不明 ・すでに統合、破綻となった金融機関以外のCiti, GS, MS, UBS, クレディ・スイス、バークレーズ, バンカメ他の金融機関の破綻の可能性 ・さらなる追加損失の可能性 ・今後の実体経済の減速 結局、まだまだ酷い事になる可能性があるのでそう簡単にリスクを取れないということでしょう。

nyoking
質問者

お礼

具体的に提示していただいて、わかりやすく助かりました。 ありがとうございました。

  • masuling21
  • ベストアンサー率34% (2491/7233)
回答No.4

19兆円の供給の話ではなくて、73兆円の公的資金で不良債権処理機構を作る法案の話です。 最初は好感されて上がったのですが、具体的中身がはっきりしていないのと、行なわれた場合、米国の財政赤字が拡大するということで嫌気され下落しています。議会を通るかどうかも分かっていません。 株価が上下するのは、これだけの理由ではないでしょう。だから、すべてを説明することはできません。 >金融市場の不安心理がいまだ強く働いて 「リーマン、AIG、次はどこか???」というのはあると思います。

nyoking
質問者

お礼

確かに自分も >「リーマン、AIG、次はどこか???」 は考えてました。 この上記の説明を見る限り、やはりまだまだ不安定な状況が続いていくような気がしてきました。しばらく傍観しながら今後を自分なりに見極めていこうと思います。 ありがとうございました。

  • HAL007
  • ベストアンサー率29% (1751/5869)
回答No.2

チャートを見ていて22日は下げると予測してました。 18日の安値から19日の高値まで1000ドル上げました。 目先筋ならこれで十分な利益が上がったでしょうから利益確定売り。 19兆円ですか?誰の発言かわ忘れましたが、政府の高官が、病人へ栄養剤を与えた様なもと評してました。 今のアメリカをガンに掛った病人だとすれば、薬学療法で治そうとしていたが、病巣は悪化するだけ 薬学療法では限界となり緊急手術したということです。 病人は体力が落ちている上に大きな手術をした後です。 人間なら、暫く絶対安静が必要なところ。 取りあえず、命は取り留めて安堵の気持ちが株価を上げたというところです。 これだけ、大きく下げると下げるに要した日数の倍から3倍の日数を 費やさないと元に戻らないと言います。 今回はバブルでしからね!戻りえるのか?

参考URL:
http://stockcharts.com/charts/gallery.html?$INDU
nyoking
質問者

お礼

本当に親切な回答で表現もわかりやすく非常に参考になりました。 これからも今までの経緯など考え、冷静に対応したいと思います。 ありがとうございました。

  • mituru_01
  • ベストアンサー率41% (5/12)
回答No.1

市場の考え方はいろいろあるので一概には言えませんが、私が個人的意見は、 チャート(日足)を見ればわかるのだが、大きな谷があったあとに小さな谷があるその二つの谷の間の山のてっぺんと小さな谷の終わりのてっぺんをトレンドラインで結ぶと急上昇の後、その少し手前でとまっているのトレンドラインにぶつかったから伸び悩んだと推測される。 急落したのは急上昇したときの反動であるため急落したものと思う。 上記の理由が急落した理由と私は思う そして不安心理が働いているのも間違いないその理由は 過去日本にもあったように政府が資金を供給した場合センチ面とはよくなるが、長期的に見ると、政府の財政の圧迫を招くため、もともとあまりよくないアメリカの景気に影響が出るのもこれだけで急落とまではいかなくても大幅下落ぐらいの理由にはなると思う 以上です

nyoking
質問者

お礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

関連するQ&A