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通貨供給量が増加すると金利が上昇するのはなぜですか?

経済に詳しい方、教えてください。 リーマンショックを受けて各国の中央銀行が通貨供給を増やしていますが、それに伴って金利が上昇していると聞きます。 そこで、経済に不慣れな私に教えてください!! どうして通貨供給量が増加すれば金利が上昇するのでしょうか?

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  • ass559
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回答No.1

元の文面は正確にわかりますか? 「Aに伴ってB」は、AとBの現象が同時に起きているという意味で、AがBの原因という意味ではないのでしょう。 「通貨供給量を増やしているのに、金利が上がっている」のです。 金融当局が通貨供給量を増やせば、他の条件が同じなら、金利は低下します。 資金需要が変わらないのに供給が増えれば、だぶついて下落するわけです。 これは金融の絶対のセオリーです。 いま米国は、金利が上がってるか下がってるか簡単に言えません。 ひとことで言えば、「質への逃避(安全な国債に資金が集まる)」です。リスクプレミアムがめちゃくちゃ高くなっていると言っても同じです。 Federal funds (effective) は、年利換算で9月15日 2.64%、16日 1.98%、17日なんと2.80%。 一方で国債3ヶ月ものは、17日には0.03%。ほぼゼロ金利になりました。 危ないところに貸したくないという機関投資家の不安から、国債に資金が集中し、「金利ただでもいいから国債がいい!」 (彼らは資金をキャッシュにしておけないのです。債券か貸金かなにかにするしかないのです。) その裏側で、インターバンク市場といわれる銀行間で短資をやりとりする市場が、機能しなくなってしまったため、各国の中央銀行が流動性を市場に供給しなければならないわけです。

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