日本国の借金
国と地方を合わせた債務は現在約1,000兆円。このままいけば10年後にはGDPの約1.6倍にも達するという試算が先日発表されました。しかもこれ、消費税が15%になっているという前提での試算だそうです。
さらに、今後少子高齢化により人口構成が変化するため、経済成長力が落ちることはもはや必至。今の子供達、あるいはこれから生まれてくる子供達は、膨れ上がった日本国の借金を返済することを「宿命」として背負っているような気がします。
小泉首相は2010年にはプライマリー・バランス(過去の借金の元利払いを除いた支出額と国債などの発行によって得る分を除いた収入額の差額)の均衡を行うことを首相就任当初は公約し、初年度こそ国債新規発行30億円以内を達成しましたが、その後この公約はどこへやら。毎年この額を上回る国債が新規に発行され、本当にプライマリー・バランスの均衡化なんて実現するのか怪しくなっている気がします。しかも最近は国債の札割れ(未達)まで起こる状況…。
これに対して、政治の不在だとか政治家の無策ぶりを批判するのは簡単です。しかし、憲法は国民主権をうたい、間接民主主義によって代表者を国会に送り込んでいるのですから、それはある意味無能な人間を選んだ主権者たる国民の責任でもあるわけです。
この問題を将来に向かってどう解決していったらいいのか、分からなくなってきました。また、この問題の行方、つまり未来図というかビジョンが見えないのです。果たしてこの国の借金は、そしてこの国は、一体どこに向かおうとしているのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございマス☆ 年金についての記述が一番印象的でした★ 年金が詐欺というのは言い得て妙☆ いや、的を射ていると言うべきでしょうか★ 望みをもてるだけ恵まれた地位? いえいえ、失業中の20代後半の若輩者です☆ 障害者にもつらいですね、乱世で生きるのは・・・。