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食品会社がなぜ汚染米を購入できるのか

農薬やカビなどで汚染された米は、政府が工業用として入札により売却していると聞いたのですが、 なぜ食品会社である「三笠フーズ」は、食品でもないものを政府から直接買うことができたのでしょうか? 食べられないものを売却するわけですから、そもそも食品会社が入札に参加する時点で「おかしい」と思うのが普通なのでは・・・

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  • hukuponlog
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回答No.6

異論があることは承知で述べれば,やはり「規制緩和」の影響は大きいと思いますね。 米の場合は,たしか95年代か96年だかに,米の卸と販売が許可制から届け出制に「規制緩和」され,誰でも参入できる(だからコンビニでも米を売っている)ようになりました。その結果,異業種が入ってくるだけならまだしも,卸と流通段階でダミー会社が雨後のタケノコのように生まれたわけです。今回の場合も,流通にダミー会社を経由させることで,工業用米を食用に「転用」したわけです。 で,問題なのは,流通が「規制緩和」されたけれども,検査体制は「許認可制」の時のままだったという点でしょう。許認可制の時代・食管制の時代は,そもそも主食を扱う業界に,「怪しげな」業者は参入自体ができない仕組みだったといっても良い。だから,検査体制は「性善説」でも十分機能していたわけです。 じゃ,検査体制を強化すれば良いじゃないか,という話になるわけですが,それはできません。何故なら,体制を強化するためには予算が必要で,「規制緩和」の趣旨とは真っ向から対立する。「規制緩和した結果,予算がかかるようになりました」では,世間が納得しませんからね。 ここでも農水省を批判する声は大きいですし,それ自体はその通りだと思いますが,彼らに言わせれば「規制緩和というのは,そういうリスクも自己負担。今更騒ぐなよ,後は司法が決着をつける問題」というのが本音なのではないでしょうかね。耐震偽装でも全く同じ事が起こりました。 つまり,規制緩和・自由競争とは,こういう事態を未然に防ぐことはしない制度です。そして,法を犯すような事態が起きた場合は行政の責任ではなく司法が裁けばいい,とする発想です。そりゃそうです,だって行政の介入をさせないというのが,規制緩和の趣旨なんですから。 まぁその結果,規制緩和しても米は安くはならず,安くなったのは毒入り米だけ,という笑えない喜劇が進行中ということです。

その他の回答 (7)

  • fusem23
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回答No.8

気持ちは分かりますが、問題はそこじゃないと思います。 質問の主旨は、食用と工業用の米の流通が分かれていないことだと思います。 では、工業用の米とは、どこで作られるのでしょうか? 工業用の米として栽培されていて、それが流通するのですか? 工業用の米は、安すぎて、どんなに収量が多くても赤字でしょう。 そうではなくて、食用の米のうち、食用として問題があるものが、工業用として流通していくのではありませんか? だとすれば、食品会社が工業用の米を売却することも起こります。 食品会社が、工業用の米を入札してまで、その流通に加わる必要はなかったと思いますが、本来それほど厳密に分かれてるものではないと思います。(工業用の米は流通量が少ないので、独立して利益を上げるのは難しいのかもしれません) それよりも、食用の米の保管状態が悪くて、食用にならない場合、ちゃんと工業用という分類になっていた(あるいは廃棄した)のかが気になります。 米は元々偽装が多いので、トレーサビリティの確保が重要だと思います。

  • password
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回答No.7

米関係の会社が、工業用の米の販売ルートも(昔は)確保しているので 売る事自体は違法でも何でもありませんよ? 官公庁を責めるのは、そんな所では無く 現代になって、工業用米を用いた製品は日本では皆無だと言う事を知っていたハズ と言う点ですよ? ※中小企業では残っている可能性は否定できないが・・・・

回答No.5

皆様のご意見 同感です 次から次へと同じ様な事件が 日本中モラルの欠如なんでしょう。米業界は昔からそのような業界なんです 毒米までいかなくても 精米業者などは安い米と高い米を混ぜたりしますよね 表示 たとえば 富山コシヒカリ50% 長野コシヒカリ50% という表示 信じられますか 新潟こしひかり100% も同じことです。まず玄米で30k袋で買わない限り 99%嘘表示だと思います。役人はわかっていて知らないふりしているのです。国産大豆100% とか遺伝子組み換え使用していません など 日本は嘘社会なのです 利益さえ出たらなにをしてもよいと考える企業 役人 政治家 全部が同罪だと思います正直者が馬鹿をみる こんな日本誰がした 

noname#70326
質問者

お礼

かつての日本人が皆持っていたとされる「正直」「勤勉」の精神が薄れてきているのでしょうか。 米業界全てがそのような業界だとは思いたくないですが・・・ 残念です。 ご回答ありがとうございました。

  • Sasakik
  • ベストアンサー率34% (1695/4881)
回答No.4

>そもそも食品会社が入札に参加する時点で「おかしい」と思うのが普通なのでは・・・ 失礼ながら、その様な発想は時代遅れかと・・・ 異業種参入は当たり前の時代です。 たばこ屋が食品や医薬品分野に参入して久しいですし、最近では富士フイルムが基本研究を生かし、化粧品分野に参入していますね。 杜仲茶飲料を市場に投入した日立造船の例もあります。 むしろ、生き残りをかけた市場開拓として考えると当然の展開かもしれません。 制度上も、誰でも届け出るだけで米を扱えますから問題ありません。食品卸が工業原料を扱っていけないという法もありません。 考えてみると、小泉政権がブチ上げた構造改革などに通じる「時代の要請」と言えるのかもしれません。 以上、一般論で見ると特に不自然なことはありません。 しかし、96回も入って判らないような監査など、基本的な制度に問題があるのは明白ですねぇ。

noname#70326
質問者

お礼

おっしゃること良くわかりました。 何事にも「光と影」があるといいますが、 小泉改革が行った、構造改革・規制緩和という光が、一方でこのような影を生み出してしまったのでしょうか・・・。 社会がグローバル化した現在、消費者の自己責任には限界があると思います。 政府は、安心して生活できる社会の大切さの意味を今一度考えてもらいたいと思います。 ご回答ありがとうございました。 (勝手な意見をつけてしまってすいません)

回答No.3

まさしくあなたのおっしゃるとおりと思います。 ですが現実に工業用を売っているので、そこに利権が絡んだり等農水省の思惑があると思います。 本当に国民が怒り役人に責任を取らせるようなシステムでないと又同じ様なことがおこりだめだと思います。 選挙で一度政権交代しなければだめだと思います。

noname#70326
質問者

お礼

自民党政治が続いたため、社会システムに利権が深く入り込んでしまっているのですね。 私はどちらかとうと保守派なのですが、今回の件で、政権交代の必要性を感じるようになりました。 ご回答ありがとうございました。

回答No.2

  >入札に参加する時点で「おかしい」と思うのが普通 そんな事を考えないのが農林水産省です だいたい96回も監査して問題を発見できない人たちの集まりだから、書類が揃っているかは調べますが、書類の中身は調べないので誰でもOKになる。  

noname#70326
質問者

お礼

96回も監査して問題を発見できないというのは、もはや監査とは言えないですね。 何のために農水省が存在しているのか分からなくなりました。 ご回答ありがとうございました。

  • bodyshot
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回答No.1

政府と企業が癒着しているからです この場合、政府というのは「あの」農水省なので今さら驚く事ではないと思います 大臣自ら「毒餃子に比べれば大した事は無い」と公表しているぐらいです

noname#70326
質問者

お礼

政府と企業との癒着というのは、やはり相当根が深いのですね。 大臣の発言には怒りを感じました。 ご回答ありがとうございました。

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