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「あやうく」の用法
「野々市町で幼稚園児を乗せたバスがあやうく用水に転落する事故がありました。」 http://www.ishikawa-tv.com/news/main.php?id=8202 この「あやうく」の使い方は正しいのでしょうか? 何か違和感を覚えるのですが。
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質問者が選んだベストアンサー
「あやうく」は、はっきりと最悪の事態を避けることができたことがその直後に表現されていないと意味がありません。 今回の記事キャプションを例に取れば、 「「野々市町で幼稚園児を乗せたバスがあやうく用水に転落しそうになる事故がありました。」 が正しい用例です。 No.2さんのお示しになった 「―追突するところだった」でも、「するところだった」ですから、追突直前で事故は避けられたことが明確になっています。この用例では正しいのですが、ご質問のキャプションの「あやうく」の用例は明らかに間違いですね。
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- MockTurtle
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「危うく間に合う」‥ 間に合いました ( ^^;~♪ 「危うく逃れる」‥ これもセーフです ( ^^;~♪ 「危うく合格する」‥ 受かりました ( ^^;~♪ 「危うく転落する」‥ 落ちました (ノ_<。)。。 どうもその記事は、事実を伝えてはいないようですね (笑)
- enraku-5th
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正常な日本語感覚であれば 「あわや用水に転落、という事故がありました」 でしょうね。 #2さんの(2)は、 後ろに「ところだった」などの言葉がついて初めてその意味を持ちます。
- toko0503
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辞書には以下の意味が載っています。 (1)やっとのことで。かろうじて。 「―難をのがれる」 (2)まかりまちがえば。もう少しのところで。 「―追突するところだった」 実際は転落してないのですから、 (2)まかりまちがえば。もう少しのところで。 の使い方で、正しいのではないでしょうか?
- jess8255
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flattoさん、あなたの「違和感」は全く正常です。 「あやうく」は、辛くも危機的状況を避けた時に使われます。 「あやうく用水に転落」と書かれていたら、それは 「用水路に転落する直前だったが、それは避けられた」ことになります。 FNN石川テレビというメディアは今一度、社員の国語教育をやり直す必要がありますね。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
ああ、4番目の回答の方と同じ方なのですね。 #4と#1に良回答をつけようとしていました。 同じ方が2つ良回答をもらってもいいような気がしますけどね。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
「野々市町で幼稚園児を乗せたバスがあやうく用水に転落しそうになる事故がありました。」 という用例にも、実は違和感を覚えました。 (いま読んだらそんなに違和感は感じなかった。しかし、やっぱりじわじわとおかしさに気づいてくる・・・) “あやうく”は淡々と事実を述べることを求められる報道には向かない言葉なのかもしれないと思いました。主観的な判断が混じっている表現なのだと思います。 「あやうく落っこちるところだったよ」と日常会話で使ったり、 「あやうく斬り殺されるところであった」とか、小説などで使われたりするのは問題ないと思います。あやうかったか、あやうくなかったかは人それぞれの判断によると思います。 また、“あやうく~しそうになる”が、後に来る名詞にかかるのは、間違いとはいえないまでも、何か無理があるような気がします。 それに、“事故”という言葉にも引っかかります。転落しそうになったという事にとどまったのなら、それは事故なのでしょうか? “出来事”とか“トラブル”と表現すべきではないでしょうか? 私が添削するとどうなるかな? 「野々市町で、幼稚園児を乗せたバスが用水に転落しそうになるトラブルがありました。」