ビールは短期消費が前提で作られています。
ワインなど長期保存するアルコール類は酸化抑止の成分を入れてありますが、ビールには入れられていません。その結果、ビールの別の成分から酸素の供給を受けて、エタノール(=アルコール)がアセトアルデヒドという名の物質に変化します。アセトアルデヒドは人体に有害です。
ビールの場合は、味、臭い、色などでも判別は付くでしょうが、5年も経っていたらめちゃくちゃな状態になっているでしょう。開栓してみるまでもありません。
即、廃棄です。
味や臭いでの危険食品の判別は、万全ではありません。ビール以外に話を広げると、魚貝毒、一部のきのこ毒、多くの食中毒菌、その他有害物質、無味無臭のものが多くあります。
食品の安全についての知恵を使うべきです。その一つが消費期限です。
味、臭いによる判別は、最後の砦と考えるべきです。味、臭いだけに危険食品の判別を頼るなら、原始人と同じです。
お礼
皆様種々の回答有難うございます。ここでまとめてお礼&コメント述べさせて頂きます。 結論から言うと飲んでみました。味・香り共に製造後5年経過という予備知識がないと、味の違いは分からなかったかもしれません。プルタブを開けたときも、コップに注いだときも炭酸の度合いも普通でした。 それで飲んでいたのですが、半分くらい飲んだあたり(約10分後)から急激にまずく感じるようになり、残り半分は捨てました。気のせいか、本当に味に変化が起きたのかは分かりませんが、僕自身は明らかに違いを感じました。いずれにしろ「ビールは鮮度が命」ですね。ご参考まで。