割り込みます。ハムスターのような小動物に限ってですが,
自然状態にやや近い環境(特に土が重要)に飼育しますと,
ガステックでさえ,例えばアンモニアは検知不能になり,
せいぜい,土の匂いしかしなくなります。
なにより小動物は,匂いでも身を隠す必要があります。
目立つ行動をもつDNAは,おいしく淘汰されます。
方法は違いますが,植食(食虫)の小動物は,盲腸に共生する
窒素同化・固定菌を上手に用い,タンパク質資源としているよ
うです。
他の動物がにおうのは,そこまでコストをかける必要が
無いからだと思います。無論ハムスターなども,きれいな
飼育ケージ等で飼育すると,件の刺激臭が鼻をつきます。
DNAが指示する無機窒素処理法が使えないからでしょう。
さて,質問者様がご指摘の
>人間なら数週間入らないければ相当においますが
>これは人間がきれい好きすぎるために体臭を抑える機能を
>なくしてしまったのでしょうか?
についてですが,海棲説や,選択認知についても調べられると
おもしろいでしょう。また,地域による皮膚病や風土病・
害虫(マラリアを含む)等の影響も考慮すべき?
皮脂を落とさないときつい地域もあります。たとえガンジスの
あの流れの中でも 落とした方が良い場合もあります。
また,同じホモサピエンスでもチベットの方や,東欧の
遊牧の民の方の匂いなど取材されればよいでしょう。