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PAのイコライジングについて
はじめまして。PAのイコライジングに関する質問です。 自前のサウンドシステムを用いて、ハコの中や野外でDJパーティを催しています。 現在の装備はエレボイのエリミi×4(フルレンジ) i-sub×4(100Hz以下)をパラで接続して音を出しています。 エリミの特徴かもしれませんが、EQフラットですと高音がきつく、また、ハコの中だと低い周波数の音(ベースの音)が唸るような音を出しています。 そこで、イコライジングにて補正をしたいのですが、具体的にこうすれば良いよというアドバイスを御指導願いたく存じます。 素人の質問で大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い致します。
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- kenta58e2
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素人PA屋です。 普段は、質問者の方のELIMINATOR-Iよりも遙かに安物のメイン出しを使ってますので、あんまり偉そうには言えませんが… DJサウンドですから、そうでなければ…だとは思いますが、ELIMINATOR-IとELIMINATOR I SUBがパラで各4組となると、使用アンプやハコの特性にもよりますが、ハコだとかなり低音の勝った音質になるだろうな…と思います。 野外でEQフラットだと高域がキツイのは、野外では低音が散るのと、全般的にスピーカをハコより大きな出力でドライブする事になるので、もしかしたら高域にやや歪みが来ているのかもしれません。ELIMINATOR-Iの高域ドライバは、歪み気味になると結構耳に痛い音がしますので… 以下は、素人ならでは?の逃げワザなので、専門家からは「あほかっ!」「だから素人は!」と言われること必定ですが… 1)機材に頼る方法… 私とこでは、 http://bbesound.jp/product_smax882i/ と言いたいですが(^^ゞ 実はこれの一種のコピーモデルの http://www.behringer.com/EX3200/index.cfm?lang=JPN http://www.behringer.com/DSP1424P/?lang=JPN をパワーアンプ前に噛ませています。 説明書きを読む分には、機種によって、いろいろもっともらしい効能書きが書いてますが、実用上はどれも「サウンドをドンシャリ化して音圧を上げるエフェクト」と言い切って過言ではないです。 こういうのは、PAのサウンドメイクとしては、邪道も良いところですが、ただ、ドンシャリ化して高域(あるいは低域)の音圧を上げるという事は、この手の機材を使えば、逆に高域(あるいは低域)の音圧を下げる事もできるわけです。 そしてまた、ドンシャリ化マシンとして、そこはそれ相応に「美味しい周波数特性カープ」で音圧の上げ下げができますので、「高域が耳に痛く出る」「低域が唸る」なんて時には、やばい方の帯域を下げる方向に操作すると、下手にイコライザを弄るよりは自然(っぽく)痛さや唸りが軽減できます。 素人現場では、プロより要領が悪いのにプロよりセッティング時間が取れない事すらザラですから、下手が下手にイコライザでパニくるよりはよっぽどマシなので、私なんぞは困った時には結構多用しています。 2)EQでなんとかしたい場合… 一応は、昔プロのエンジニアに習ったワザではあるんですが(^^ゞ 31ポイントEQで、まず上と下の各8ポイント(上は4KHz以上、下は100Hz以下)を『カマボコ型』に下げます、20Hzと20KHzは目一杯下げて、なめらかなカマボコ型カーブになるようにフェーダー位置を整えるわけです。 この状態でテスト音源を鳴らすと、下はスカスカ感、上は詰まった音にはなってるはずですが、この状態でスカスカなり詰まったなりに、ボーカルやメインリードを取る楽器音等とバックのバランスが取れるよう、フラットにしてある帯域をちょこちょこと調整します。 例えば、女声ボーカルやギター音なんかでしたら、EQを上下カマボコにすると、音色がくすんで引っ込んだ感じになるので、2~4KHzあたりを少し上げて、若干なりとも音が前に出るようにします。 ベースやバスドラなんかも、量感ががっくり落ちますが、それはそれである程度音量感を戻すように、200~500Hzあたりを少し持ち上げてみます。 ただ、やりすぎは厳禁で、6dBも上げるのは上げすぎ。上げても3dB程度までで押さえて、1つの帯域では効果が十分でないなら、その左右の帯域を2dB程度上げるくらいで押さえます。「まだちょっと不満」くらいで辛抱。 これくらいの操作なら、慣れれば1~2分でできます。 上の予備調整が終わったら、上下のカマボコカーブを、カーブ感を保ったまま、全体的にじわっと上げていきます。だいたいは、20Hzと20KHzが-6dBくらいの浅いカーブになるまでに、キツさや唸りが出ない程度の音色になるはず。その段階で、高域で前に出した音が「出過ぎ」になったら、予備調整で上げた帯域を下げ、低域で量感過多になったら、これも予備調整で上げた帯域を下げる事でバランスを取ります。 慣れれば、これも1~2分でできます。 このようにすると、良い音とは言わないまでも、高域のキツさや低域の唸りだけは排除した上で、まぁなんとか聞ける音色にまとめる事はできます。 本来は、ここからしっかり煮詰めていくべきなんですが…そんな時間が到底取れないが、とりあえず主催者から苦情が来ない程度にすばやくEQセッティングをまとめてしまう(というか、まとまったことにしてしまう)、邪道ワザです。 ちなみに、ステージPAの場合では、グラフィックEQはこれでまとめてしまって、なおかつ出過ぎや引っ込みすぎのパートがあった場合には、もう下手にグラフィックEQは触らずに、ミキサーチャンネルのトーンコントロールで誤魔化しにかかります。 ということで、あまりにも邪道なのでお薦めとは言えませんが、実験的にやってみる機会があったら、騙されたと思って少し試してみて下さい。 「俺は、やっぱりこんな邪道ワザはゴメンだ」という結論に達して差し支えないんですが、すくなくとも、「ELIMINATOR-IとELIMINATOR I SUBの組み合わせでは、どの辺の帯域が悪さをしているか」…ということを探るくらいの収穫は、有ると思います。
- monday0862
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こんにちはmondayと申します PA会社に勤めています。 ご存知と思いますが、イコライジングは、そのときによって全て違います。 同じホール内でも、SPの向きを変えたり、高さを変えたりするだけで、ぜんぜん違う音になるのはご存知ですよね? 私たちは、次のようにしています。 最低でも31バンドのEQで操作します。(1/3オクターブで操作できるものです) いつも決まったマイクを使ってチェックします。(シュアー SM-57,58など) EQは、増幅用には使いません。減衰用に使うだけです。 自分の声をSPから出しながら、EQで「強い音」だけをCUTしていき、自分の声に近づけていきます。 とまあ、実に簡単に書きましたが、実際にすると大変むずかしいのです。 何度かやって、経験を重ねるしかないでしょう。 >高音がきつく この高い音が、何khzかわかれば調整は速く済みますが、わからない場合は、一つづつ、EQのフェーダーを動かすことになり時間がかかりますよ。 時間があるとき、何度かEQをいじって、どこを触ればどんな音になるか、練習しておくと、本番が早くできます。 ごめんなさい、抜本的な解決になっていませんね。 でも、「習うより、慣れろ」です。