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第三次世界大戦・・・・

先のグルジアによる南オセチアへの軍事行動における問題で、ロシア軍がグルジアに侵攻し空爆等を行い、死者数が2000人を超えました。 これに対し主にアメリカ・EU等が、早期停戦を勧告し紆余曲折を経て 渋々ロシア軍がグルジアからの撤退を開始しました。 私もこれで何とか収まったかなと、思っていました。 しかし先日友人が、「その問題は当分収まらない。かなり長引く上に もし変に深刻化すると、冗談抜きで第三次世界大戦勃発するよ」と の事でした。 何故そんなに危険なのかと尋ねると、(1)グルジアの大統領が親欧米派で 南オセチア自治州側が親ロシア派である事(2)グルジアには石油のパイプ ラインが通っていて、グルジアは産油国ではないが通っているパイプラインそのものが重要な位置である事(3)枯渇しつつある化石燃料の利権が 絡んでいる事(4)グルジアのすぐ近くにチェチェンがあり、チェチェンは すでに10年以上もロシアと紛争をしており、グルジアがチェチェンを 支援している事(5)独立等でロシアのメンツがかかっている事等を理由に 挙げました。 確かに言われて見れば、今回のグルジアの問題だけで無くあの辺りは すぐ近くに(とは言っても離れていますが)今は睨み合いですがイスラエル・パレスチナという紛争を続けている所もありますし更には、イラク ・イラン・シリアといった国もあります。 もしかしたら、かなり危険な状況なのではないでしょうか? 私は世界史はあまり得意ではないので、これ以上の詳細は分かりませんが、もしその辺りに詳しい方や興味のある方、意見がある方がおられましたら是非教えて下さい。またうろ覚えや自分なりに調べた事ですので 間違いがあれば、ご指摘・ご指導よろしくお願いします。 長々と稚拙な文章、すいませんでした。

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  • tyr134
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回答No.4

長引くのは、確かでしょうね。 現に、いったんは撤退で合意したロシア軍ですが、グルジア国内かもしくは南オセチアに「平和維持軍」という名目で残るだろうことが予測されています。 一部報道では、すでに居座ってると言い切るモノもありましたね。(海外メディア) もともと、ここは中央ユーラシアの火薬庫でした。 いつ火が噴いてもおかしくない状態でした。 今回は南オセチアがしかけたのがグルジアがしかけたのか、ロシアがしかけたかは、情報が錯綜してるので私には判断できませんが、(というかすべてが複雑にからんででしょうけど)兎に角、いつかはこうなるだろうと予想はされてました。 というより、ソ連崩壊以後のコーカサス地方(カフカース地方とも)のロシア離れの一環です。 この地方は、多様な民族がひしめき合っており、ロシア帝国に併合されていった歴史があります。 また、ロシアの政策で入植した人々も居ます。 つまり、反ロシアと親ロシアとがひしめき合い、さらにお互いに反目しあってるのです。 そして、ソ連崩壊で一部の国々が独立を果たしました。 ロシアとしては、ソ連崩壊で一部の地域の独立を許したものの、なんとしてもこれ以上の離脱は阻止したいのが本音でしょう。 中国の政策に「一つの中国」というのがありますが、さながら「一つのロシア」政策とも言うべき政策です。 そんなロシアに抵抗するために、ソ連から独立した国々は、親欧米路線を取り始めています。 グルジア然り、ウクライナ然り、アゼルバイジャン然りです。(脱ロシアを掲げてGUAMなんて結成してたりします) そして、NATOやEUへの加盟を希望するなど、あからさまな反露親欧米路線に舵を切っています。 蛇足ですが、ウクライナの「オレンジ革命」なんかも同じ文脈上で起こってる出来事です。 そういえば、ロシア軍のグルジア進軍にあわてたのか、ポーランドが米軍のミサイル基地受け入れを合意しましたね。 米国の説明ではイランのミサイル対策だそうですが、ロシアは反発してますね。 確かに、このまま米露の対立が長引けば、第三次世界大戦もあり得そうですけど、、、。 まぁ、もうすぐブッシュ政権は終わりますし、政権交代でなんとか緊張緩和を模索すれば、さけられそうですけど。 予断を許さない状況なのは、確かでしょうね。 悲しいかな、日本ではほとんど報道されませんけどね。 (来月の今頃には、グルジアのグの字も出ない気がする、、、。)

orumih
質問者

お礼

こんばんは、回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。 第二次世界大戦後の、所謂冷戦の構造は危うい軍事バランス でありながらも、二極化の均衡を保てましたよね。 しかしながら、9・11以降に見る今日までの現状は 国家対テロ(民族・宗教)の対立の構造になるとより複雑化 していて、そこに更に追い討ちをかけるようにエネルギー資源に 絡む利権、世界的規模での食糧の減少の影響も手伝って 状況は少しづつですが、芳しくない方に向いているのかも しれませんね。 tyr134様をはじめ他の皆さんの回答を見て思ったのですが、 第三次世界大戦勃発の可能性は捨てきれないものの、 かなり低いであろうと結論付けました。 ただ、暗闘といいますか言い換えれば「第二次冷戦」が 始まるのではないかとも思ったりもします。 今回は貴重で丁寧なご意見本当にありがとうございました。 また、機会があればご指導の程よろしくお願いします。

その他の回答 (4)

  • nourider
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回答No.5

現在では大国の正規軍同士が正面衝突する「大戦」というのは起こしようがありません、それは防御力を上回るパンチをお互いが持ってしまっているために、「パンチが打てない」という状況なのです。 地域紛争や小競り合い(といってもたくさんの人が死にますが)と、「大戦」ではカテゴリーがまったく違います。 近年では戦術核兵器の発達や高高度核爆発によるEMP攻撃という新たな攻撃法も出てきていますので、別の意味での危機は無くなっていませんけどね。

orumih
質問者

お礼

こんばんは、回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。 言われてみれば、そうですね。核兵器によって バランスが保たれているのも、被曝国の日本から 見れば、物凄く皮肉な事ですけどね^^;。 確か、戦争を始める=外交が失敗してどうにもならなくなった 状態って、軍事評論家の方が仰っていました。 今はまだ、話し合いで済むのかもしれませんが これがどうにもならなくなった時は・・・・ 考えると怖いので、程ほどにしておきます。 ありがとうございました。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.3

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2008/03/post_545b.html このサイトをご覧ください。 イラク戦争の長期的費用見積額として3兆ドル(約306兆5,240億円)の試算があります。 しかもサブプライムショックでアメリカ経済は疲弊しています。 今はアメリカに戦争をする余力はありません。 従って第3次大戦に突入する危険性はありません。 アメリカ大統領は必死に交渉するでしょう。

orumih
質問者

お礼

こんばんは。回答ありがとうございます。 言われて見れば、成る程!と頷けます。 驚いたんですが、ベトナム戦争時の戦費とか軽く超えているんですね。 通称「世界の警察」と呼ばれるアメリカですが、確かに時期的に無理ですね。アメリカ国内の経済の疲弊、ブッシュ政権の交代間近、イラク 情勢のベトナム戦争以上の泥沼化、悪の枢軸と名指ししたイラン・ 北朝鮮の問題等、mat983様の言われる通り全くと言っていいほど余裕無いですね。 わざわざサイトまで教えて頂き、感謝です。勉強になりました。 ありがとうございました。

  • bbb-dog
  • ベストアンサー率28% (2/7)
回答No.2

よく、経済が停滞したとき、戦争をします。 だからです。

orumih
質問者

お礼

こんばんは、回答ありがとうございます。 結構昔のドキュメンタリー映画で、マイケル・ムーア監督の 作品「ボーリング・フォー・コロンバイン」。 作中で同監督が、ロックアーティストのマリリン・マンソン氏に インタビューした際、マンソン氏が「恐怖の生産法」というもの を言っていたのを、bbb-dog様の回答を拝見し思い出しました。 恐怖を煽る事で、経済を動かそうとする手法と言えば2000年 問題の時も、酷似したやり方でしたね。 ありがとうございました。

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.1

ご友人の発言の中に誤りがあります。 >4)グルジアのすぐ近くにチェチェンがあり、チェチェンは すでに10年以上もロシアと紛争をしており、グルジアがチェチェンを 支援している事 チェチェンは、反ロシアであり、反グルジアです。 グルジアは、反ロシアであり反チェチェンです。 当然ロシアは、反グルジアであり反チェチェンです。 現在チェチェンの独立を支持している国はありませんし、周辺の諸民族、反ロシアの武装勢力も、全て反チェチェンになっています。 これは、チェチェン人自らが招いた事なのです。

orumih
質問者

お礼

こんばんは、夜遅くに回答して頂いてありがとうございます。 そして、誤りのご指摘もありがとうございます。 そんなにもややこしいんですか!? 全ていがみあっているんですね。う~ん、難しい問題だな~^^;。 勉強しておけば良かったなとつくづく思います。 こうしてみると、不謹慎な言い方かもしれませんが中国が抱えているウイグルやチベットの問題が可愛く見えますね(←まあでも、こっちはこっちで難しいのでしょうけど)。 もう少し、中央アジアや中東の事も暇な時勉強したいと思います。 ありがとうございました。

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