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斉唱というのはオクターヴ違いの同音でのみなの?

 ウィキペディアによると、オクターヴ違う声同士で行うのも斉唱ということですが、競技場で観衆が国歌斉唱するときには、それぞれが自分のキーで歌っているのだろうと思います。すると、オクターブ違う声同士だけではなく、各キーの声同士で同一旋律を歌うのも斉唱と言えるのではないですか? それとも、競技場の国歌斉唱は、厳密には斉唱ではないのでしょうか? そのときは何唱でしょうか?

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  • dxdydzdw
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回答No.1

楽典的には、Wikipediaが正しいです。「斉唱」というのは「合唱」の一形態であると捉えた場合には、「全体として聴いた場合にひとつの楽曲をなす」のが前提ですから。 たとえばヘ長調(F)の国歌があり、流れる伴奏もヘ長調であった場合に、自分の出しやすいキーが嬰ヘ長調(F#)だったからといってそれで歌ったとしますと、全ての音がまわりより半音高いことになり、全部不協和音になってしまいます。それをしも「斉唱」というべきかというと、それは音楽的には違う、と言わざるをえません。 他方、競技の国歌斉唱はもちろん一種のセレモニーで、あれに音楽的な意義を求めるのは無理でしょう。君が代を伴奏に合わせて歌っている人はごく少数だと思います。音楽的にはあまり意味が無く、自己満足といってしまえばそれまでの歌い方だと思いますが、それを「国歌斉唱」と称しているのは事実です。「自分は普通に歌っている」と皆、思っているわけですから、一応本人達は斉唱のつもりでしょう。ただ、これと、音楽論的な意味での「斉唱」を同列に論ずるのに無理がある、ということです。

elegantia
質問者

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ありがとうございます。競技場では伴奏があるということを失念していました。それでしたら、基準のキーが当然ありますから、各自が自分のキーで歌うということにはなりませんね。

その他の回答 (2)

noname#83750
noname#83750
回答No.3

楽譜に表せば同じ音(同じ音で歌っているつもり)なので斉唱です。 キーや音程が外れているだけです。 楽譜に表せば違う音が入るなら合唱です。それは、はじめから意図された違う音です。 参考に、こんなものもあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E8%AA%BF これは意図されたものなので、競技場のケースとは違います。

elegantia
質問者

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ありがとうございます。競技場では伴奏があるということを失念していました。それでしたら、基準のキーが当然ありますから、各自が自分のキーで歌うということにはなりませんね。

  • dipearl
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回答No.2

>競技場で観衆が国歌斉唱するときには、それぞれが自分のキーで歌っているのだろうと思います。 それは、よほどの音痴でない限り、あり得ないのでは? 普通は、キーが違えば「間違った音だ」と気づいて、音を合わすか、歌うのをやめるでしょうね。 もし出来ない(気づかない)のなら、それは単に、斉唱したいけれど出来ないというだけの話です。

elegantia
質問者

お礼

ありがとうございます。競技場では伴奏があるということを失念していました。それでしたら、基準のキーが当然ありますから、各自が自分のキーで歌うということにはなりませんね。

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