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カタカナの「ヒ」の一画目の筆の動きは?
カタカナの「ヒ」の一画目、私(五十代)は小学生の頃、右から左に払うように書くと習いましたが、最近の子は左から右にほぼ水平に書きます。 因みに、漢字の「邦」の一画目は、楷書の場合は左から右に筆を運びますが、行書になると右から左に払うように書きますよね。 このカタカナの「ヒ」の字の一画目の筆の動きも楷書と行書で使い分けるという整理の仕方でいいのでしょうか。
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カタカナのヒは「比」という漢字の右側が簡略化されたものですから、 右側から左に払うように書くというのが字の由来からすると正しいことになります。右から書き始めると書きづらいと思う人が増えてきたせいか、最近では子供向けの知育本などでも左から右に書くような解説がなされています。 以下のURLを参考にしてみてください。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211239167 ひらがな、カタカナの筆順に関して、通達などによる模範はないようです。漢字については、文部省が 1958年 (昭和33年) 3月に「筆順指導の手引き」というものを出していますが、あくまで筆順の一例を示しただけであってそれ以外の筆順が否定されるわけではないとされています。 したがって、カタカナの「ヒ」についても、絶対にこれでなければいけないというものはないことになります。字を書く手段が、筆書き(毛筆)が、鉛筆書き(硬筆)に変わっていますので、その辺も影響しているものと思われます。 右から書き始めると書きづらいと思う人が増えてきたせいか、
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- cattrack
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「ヒ」の書き順は習った年代によって異なるものではないみたいです。 私は左から右へ、一つ下の妹は右から左へ書くように習いました。 ネットで調べてみても、両方が混在しているし、楷書と行書の違いというわけでもなさそうなんです。 ちなみに印刷などのフォントで見ると、明朝体やは右から左へ、行書体やポップ体では左から右へ止めるように書いてあるようにみえます。 個人的には、行書体で左から右へ止めるように書いてあったのがちょっと意外に感じました。 回答になってなくてすみません。
お礼
そうですよね。行書体で止めるように書くのは不自然だと私も思います。「邦」の場合、一画目を右から左に払うように書いた方が二画目の横棒に繋がり易いので、ごく自然に思えるのですが、「ヒ」の場合、その方法だと二画目に繋がりにくいですよね。繋がり易さを考えるとむしろ左から右に書いて、そのままその勢いでくるっと筆を反転させて二画目に向かう方がごく自然に私は感じてしまいます。 それとも、カタカナ自体が、ひらがなに比べても、流れるような書体ではないので、行書では書かない字体なんですかね。 どうでもいいっちゃ言えば、どうでもいいようなことなんですが、考えれば考える程、だんだんと深みにはまっていくようです。 でも書き順を無視する人の書く字はきたないというのは間違いないようです。 話が横道に逸れてしまいましたが、ご回答ありがとうございます。習った年代によって違ってるんじゃないということが分かっただけでも大変参考になりました。
お礼
由来から最近の事情までよく分かる解説で大変参考になりました。ありがとうございました。「言葉」程ではないにしろ、「文字」も生き物だと思えば、絶対にこうでなければいけないというものでもないということがすんなりと受け入れられます。