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臨界ミセル濃度(cmc)
ミセルが出来始める活性剤の濃度を臨界ミセル濃度といいますが、塩(NaClやNaBr)を加えると、一般的にCMCは下がるようです。 この理由が、よくわかりません。 どなた様か、詳しく教えていただけませんか? よろしくお願いします。
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noname#53364
回答No.1
親水条件で、cmcは大きく、疎水条件でcmcは小さくなることが基本にあると思ってください。 電解質が入るため、イオンが水和水を奪い、親水基から水がうばわれることと同じ状態になりますので、より低濃度で、親水基のための水不足になり、はやくミセル形成がおきることになります。要は疎水側に条件を振ったことと同じです。 参考で答えた、親水基、疎水基の関係と同じ方法で説明できるわけです。 ミセル形成自体はご存じだから、こんな説明で大丈夫ですよね(たぶん私よりも専門家でしょう)。 界面活性剤のラボに所属とのことですので、界面活性剤ハンドブックという本があると思うので、詳しくはそちらをご覧ください。cmcに影響を与える条件がいろいろ出ています。
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ありがとうございました。