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ライムライト、別称はカルシウムライト、石灰灯、灰光灯
ライムライト(別称はカルシウムライト、石灰灯、灰光灯) について調べています。でも、よく分りません。。。 Wikipediaに書いてある程度しかわかりません。 これに関する文献、特許、製造メーカ等教えて頂けると 幸いです。よろしくお願いします。
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- ICEKANN
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一昨年ぐらいから石灰灯を調べているものです。残念ながら資料はないようです。京都にあります 島津製作所創業記念資料館にありますドラムモンド氏の石灰灯も実際に係りの方から見せていただきましたが部品が一部欠品しており詳細は不明との事でした。映画会社 自衛隊の海軍資料館 国立図書館 灯りを扱う会社等当たってみましたが空振りでした。後大学関係で日大の芸術学部の映画関係の教授に電話してお尋ねしたのが去年の今頃でそれ以降なしのつぶて。後残っているのが、テレビ局とフイルム資料館だけです。もしだめなら、TV番組のナイトスクープにでも依頼しようかと真剣に考えております。 貴方様方では進展がありましたでしょうか?
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
カーバイドランプ(アセチレントーチ)は私も知っています。 夜店で使われなくなってからも夜釣りをやる人たちがよく使っていました。 アセチレンC2H2は普通に燃やすと猛烈なすすが出ます。うまく空気を混ぜると強い光を出して燃え高温になりますので今でも溶接に使われています。アセチレンは爆発限界の範囲が広いので普通の容器に大量に保存することが出来ません。特別なボンベで供給されています。 炭化カルシウムを用いているからカルシウムライトといってもいいと考えられるのは自由です。でもチャップリンの映画の題名になった、ヨーロッパの街灯に使われていたライムライトと同じものだというのは無理があります。これはwikiの記述にしたがって考えるより仕方がないのです。 wikiで紹介されているライムライトとアセチレントーチとには大きな違いがあります。ライムライトでは石灰石が発光体として利用されています。ガスの燃焼による加熱によって発光しています。アセチレントーチはアセチレンが燃えているだけです。アセチレンを発生させる材料としてカルシウム化合物を利用しています。 ライムというのは石灰、ライムストーンというのは石灰石の意味です。カルシウムの意味ではありません。 炭化カルシウムは自然界には存在しない物質です。石灰石とコークスを混ぜて加熱して作ります。以前はアセチレンを出発物質とした有機合成化学の分野がありましたが現在はほとんど使われていないと思います。したがってカーバイドをわざわざ作るということも少なくなっているはずです。 >なぜカーバイトと水だけで火がつくのか こういう疑問があるとは思いませんでした。火はつきません。燃えるものが生じるので火をつけるのです。「石」のようなものと水とから燃えるものが出来るというのが不思議なんでしょうね。それに乗っかってアセチレントーチを売ろうとしているように感じます。 コークスを材料にしていますから燃える成分は中に含まれているのです。 アセチレントーチはすすの問題もありますが臭いの問題もあります。野外でしか使われていなかった理由です。カーバイドを作る時に窒素の化合物が一緒に出来ていて中に含まれているからだというのをどこかで見た記憶があります。
お礼
ご丁寧に細かい説明ありがとうございました。
#3について >カーバイトに水をかける事で水酸化カルシウムと炭酸カルシウムが発生 発生するのは水酸化カルシウムとアセチレンです。 原文ではアセチレン(炭化カルシウム)となっていますが、これも誤りでカーバイトが炭化カルシウムです。 なお、カーバイトは俗称で正しくはカーバイドです。 それはともかく、ライムライトという名は、熱源のガスの発生源にカルシウム(ライム)が関係するからではなくて、 #2のお答えのように、強熱された石灰(ライム)の棒や球が白熱光を発しているのでつけられたものです。 つまり、石灰は白熱光を得るための物理的な手段であって、カルシウムの化学反応ではありません。
お礼
補足説明ありがとうございました。
- mozofunk
- ベストアンサー率39% (503/1279)
#1です しつこいようですがご紹介したHPの中の「なぜカーバイトと水だけで火がつくのか」というFAQまでお読みになりました? CaC2+2H2O=Ca(OH)2+C2H2 “カーバイトに水をかける事で水酸化カルシウムと炭酸カルシウムが発生”とありカルシウムライトと呼ばれて何ら不都合がないと思われます、いっぺん関連リンクに問い合わせてみたら如何ですか?
お礼
コメントありがとうございました。
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
ライムライトはwikiにあるものだと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88_(%E7%85%A7%E6%98%8E) チャップリンの映画で名前だけは知れ渡っています。当時のガス灯はこれだったようです。カーバイトランプはアセチレンランプですので違うと思います。 wikiによると酸水素炎を用いるということですから現在市販されていないでしょう。ランプがあっても実際に使うには酸素ガス、水素ガス の利用の構造も考えないといけません。 気体をただ燃焼させても照明として用いる場合は明るさが足りないという場合が多いです。台所のガスコンロは火の調節をして高温で燃えるようにしても本を読むような明るさにはなりません。ろうそくの方がましなぐらいです。 キャンプ用のランタンに燃料用のブタンガスを用いるものがあります。特別なマントルを燃焼部分にかぶせるとその部分が赤熱されて明るい照明になります。60Wの電球並みになるようです。石灰の棒を加熱してそこから出る光を照明として用いるというのは原理的には似ているものではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。仰る通りキャンプ用のランタンのマントル(触媒の熱放射)と似た原理だと思います。 やっぱり、昔の物なので今となっては、文献等もないのでしょうかねえ。 早速の回答ありがとうございました。
- mozofunk
- ベストアンサー率39% (503/1279)
昭和3~50年頃の夜店の明かりと云えばこいつが主流でした。 カーバイトランプ こいつのことでしょうか? http://item.rakuten.co.jp/tuzukiya/r-406297/
お礼
ライムライトとは、異なるようですが、こんな照明があったとは知りませんでした。興味深いです。参考になりました。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 ガス灯メーカさんに聞いてみましたがわかりませんでした。 特許を調べて見ました。かなり古いドイツの特許が 見つかりましたが、よく分かりませんでした。 という事で、ほぼ諦め状態です。