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多数代表制と比例代表制について
多数代表制と比例代表制の特徴が文献によってまちまちなので、どなたか一番正しい?これらの特徴について教えてください。
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選挙制度の特徴には、「選挙区の考え方」の切り口と「代表の考え方」の切り口があります。 「選挙区の考え方」には大選挙区と小選挙区があります。大選挙区は1つの選挙区の定数が複数(2議席以上)あるもの、小選挙区は1つの選挙区の定数が1議席というものです。 一方、「代表の考え方」には、多数代表制、少数代表制、比例代表制の3種類があります。 多数代表制とは、最多得票者のみ当選というもので、「選挙区の考え方」でいうと小選挙区制が該当します。 少数代表制とは、候補者の得票順に複数の代表者が当選でき、定数の範囲内なら得票の少ない候補者も選ばれるもので、「選挙区の考え方」でいうと大選挙区制が該当します。 比例代表制とは、各政党の得票数に応じて議席を配分する制度であり、定数によっては、ミニ政党でも議席が持てます。 分類としては似通っていますが、切り口が微妙に違うんですよね。 詳しくは下記サイトをご覧ください。 http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/senkyo/kids/03_sikumi/index.htm
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- lequeos
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若干の補足を。 多数代表制というのは、当選に際して絶対多数の得票を条件とする、という考え方です。制度としては、フランスの2回投票制などが挙げられるでしょう。 これに対する少数代表制とは、要するに当選に際し過半数の得票を求めない、ということであり、イギリスや日本の小選挙区がこれに該当します。 比例代表制というのは、得票数に応じた議席を各政党に配分すべきだ、という考え方であり、小選挙区を前提とした上記2つの考え方とは理念を異にしています。
お礼
とっても役に立ちました。みなさんまた、機会があればよろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。だんだんわかってきました。