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バイオテクノロジーを使って、できること?

バイオテクノロジー・・・ という言葉自体、あまりよくわかっていないのですが、 遺伝子操作の世界のことだと思っています。 クローンを作ってみたり。 難病の治療が実現したり。 普通では考えられないような、「便利」な植物OR動物を生み出したり、 いろいろと、あるようですが、 これから10年~50年という単位で考えた場合、 他にどのような可能性がありうるでしょうか? どなたか、ご存知の方がいましたら、 よろしくお願い致します!  

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  • ベストアンサー
  • dipearl
  • ベストアンサー率38% (226/582)
回答No.1

バイオテクノロジーというのは遺伝子操作とイコールではありません。訳せば「生物工学」つまり遺伝子工学だけでなく非常に広い範囲をさすものです。ということで、ご質問のタイトルを「遺伝子工学を使って出来ること?」と変更しましょう。 遺伝子組み換えとは、例えば機械工学でいえば設計図を書き換える作業ですので、目的ではなく手段です。ですから出来る範囲は非常に広いので、「あらゆる可能性がある」 と言うのが答えでしょう。 例を一つ挙げれば 現在世界的に問題になっているものに、原油高騰による燃料不足、それに伴う食料不足がありますが、遺伝子組み換え技術によってこれらが解決に向かうでしょう。たとえば植物の光合成能力を上げる、窒素固定能力を持たせる、乾燥に耐える性質を持たせる、有用な成分を作らせる等。動物で言えば、飼育期間をより短く出来るようにする、資料を出来るだけ少なくてすむようにする等。微生物では、より機能性を高めた発酵食品を作らせる、現在治療できない病気の特効薬を開発する等。 最近盛んに研究されているのは「昆虫工場」「動物工場」「植物工場」です。これは、たとえば体内に抗がん剤を作るカイコ、飲めばインシュリン注射をしなくてもよい牛乳(ウシににヒトのインシュリンを含んだ牛乳を作らせる)、石油を作る植物などです。いままで抗生物質を作らせるには大腸菌などに遺伝子組み換えを施して作らせる研究が主流でしたが、手間や設備が大変でした。昆虫や牛乳などで作らせることが出来れば、生産スピードのアップや精製する必要がなくなる、特別な設備が必要なくなるなど、大きなメリットがあります。

penichi
質問者

お礼

バイオテクノロジーとはなんなのか、 遺伝子工学とはなんなのか、 それを使って何ができるのか。 ことごとく、非常に興味深く、そして分かりやすかったです。 この世界は、本当におもしろいのだなと、思いました。 ありがとうございました!

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